TOHATSU SPRINGS / SWIFT Swift ID60mm  

これはイイですよ！

CST ZERO-1 ダンパーの標準バネから交換しました（F:12k・9インチ R:10k・8インチ）。街乗りと峠を流す程度で走ってみての感想です。

まず街乗りでは、サスの動き始めが、吊るしの元の同レート標準バネより明らかに柔らかいです。

たとえばフロントサスですが、これまでだとハンドルきっても、街乗りや峠を軽く流す程度ではロールする感じがほとんどありませんでした。

それが、同じ12kのはずなのに、Swiftバネだときちんとロールするようになりました。

こんなに柔らかいフィーリングだと、本当に12kあるのか、という疑問が出てきそうですが、きちんと12kの仕事はしているようです。

というのも、8kのバネをフロントに着けていたときの話ですが、ハンドル切り始めから奥までずーっとレスポンスがダルくなって、ハンドルに対する車の反応が遅くなっていました。

しかし、Swiftバネだと、初期に一瞬ロールし、間髪入れずすぐに（多分本当の）12kのレートなりのレスポンスがあります。全然ダルな感じがありません。しなやかに素早くロールし、スパッスパッとハンドルにダイレクトに車が反応します。すごくいい感じです＾＾

これが元の標準バネの12kだと、この一瞬のロールがなく（本当は僅かにロールしていると思いますが、全然感じれません><）、グリップに余裕がある限りダイレクトに車の動きがついてくるのですが、その分ハンドルから伝わる細かいハーシュネスも半端ないです。

Swiftバネは、元の標準バネよりも、ハンドリングの初期スポンスがほんの一瞬だけ遅れますが、その分、その一瞬できちんとロールするので、私はこちらの方がいい感じです。

そして街乗りしていても明らかにハーシュネスが減少し、小さな段差などではカドのとれた柔らかいフィーリングです。

Swiftスプリングは、街乗りに重要な衝撃の吸収性と、ハイレート特有の好ハンドルレスポンスをより高次元で両立する、素晴らしいバネだと思います。同レートのスプリング交換のみで、ここまで変わるとは思いませんでした。

17インチ（40偏平）化によって固く感じるようになったフィーリングは、すっかり元の16インチ（50偏平）の時位にまで戻りました。バネレート維持したままでこれって、結構凄いことだと思います。

以上、ちょっと褒めすぎな気がしますが、感じたことまんまを書きました。

一応、注意書きを入れるとするならば、元の標準バネは前後とも10mm位のプリロードがかけられていたので、そのせいもあって、Swiftバネ（プリロードゼロ）がより乗り心地良く感じたのかもしれません。

そういえば、このプリロードを無くした効果なのか、タイトコーナーなどでリアのイン側グリップが厳しくなった時でも、タイヤが空転しずらくなったみたいです。この感じからすると、リアのトラクションが上がっっているのかもしれません。

またサーキット走行が楽しみになりました＾＾