ホンダ(純正) スポーツ・グリップヒーター　08T50-MGE-000  

【総評】

2輪用グリップヒーターの最新・最高峰モデルと呼んで良いでしょう。

こいつを装着する為に、せっせせっせとLED化を進めてきた訳です。

これが必要な時期は11月半ばから3月半ば迄の実質4ヶ月程度でしょうが、それ以外の8ヶ月間、何のネガも無いというのが一番の美点。

グロムへの装着事例が全く無いので少々不安でしたが、問題無く装着出来たし、オールLED化の甲斐あって充放電も今のところ問題無しです。

バッテリー電圧が下がると自動的にシャットダウンしてくれるとはいえ、電圧計はあった方が精神安定上良さそうですね。
アイドリング時の電圧計の数値は「強」モードでも12V附近で安定してますが、これが12Vを切ってカウントダウンし始めると、充電が間に合わず放電し始めてるって事でしょうから目安にはなります。

今までグロムに装着してきた数々のパーツの中で、一番のオススメと言って良い位、大満足の一品。


【満足している点】

◇スロットルパイプと内部のヒーターの一体化により、グリップ部分を車両標準装着グリップ同等にまで小径化し、統一感のあるスタイリングを実現。
交換前後で操作感が全く変わらない自然さ。

◇スイッチのON/OFFや温度調整（3段階）を左グリップに内蔵したシンプルな構造で、後付け感無し。

◇走行時特に冷えやすい指先部を重点的に暖める最適ヒーター配置との事で、暖かさは文句なし。

◇バッテリーの電圧が低下した場合、 グリップヒーターへの電源供給を自動的に中止する安心設計は当然として、それが2輪メーカーの技術スペックで出来ている安心感。


【不満な点】

◇暖めるだけの用品としては少々高価すぎるかな？

◇市販品の様に、最初だけ強運転で急速に暖めた後、自動的に中運転に切り替わる仕組みがあるとモアベター。

関連情報URL：http://www.honda.co.jp/bike-accessories/gripheater/02_s/index.html