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2024年11月12日 イイね!

レジェンドKB2からKC2に箱替えしてみての雑感(4:インフォテインメント他編)

レジェンドKB2からKC2に箱替えしてみての雑感(4:インフォテインメント他編)KB2レジェンドからKC2レジェンドへ箱替えしてみての雑感まとめその4。(最終編)

インフォテインメントの領域は時代進化が最も速い領域という事で、KC2についてもほぼほぼ10年分の時代進化を反映したという感じ。

攻めてきたのは全く新しいオーディオブランド「Krell」の採用と、ワイヤレス充電器を前後席に全適採用、更に日本仕向け専用でリア席専用コントロールパネルを搭載してきた所か。

・Krellオーディオシステム
・LUF(リンクアップフリー)
・ETC2.0(DSRC車載器)
・Bluetoothオーディオ
・HDMI
・ワイヤレス充電器(フロント・リア)
・リアアームレスト内蔵コントロールパネル


■Krellオーディオシステム

スピーカーはフォスター電機、アンプはパイオニアが設計製造、
これにアルパイン製のH/Uと組み合わせてKrellのバッヂを付けているという代物との事。

スピーカーは先代のBOSEから4つ増えて14スピーカーとなり、
素材にザイロンやマグネシウムといった高級素材を奢る。

キチンとしたケースに収められたクロスオーバーネットワーク付きという本格派。

アンプに至ってはパイオニア渾身のフル・ディスクリート構成で、
車載オーディオの常軌を逸したえらくコストのかかったシステム。

物量ではBOSEを圧倒する構成だが、実際にいろいろ聴いてみると、ジャンルを問わず上手に聴かせるという点では先代のBOSEシステムの方が一枚上手化だった分野も散見され、この辺りがオーディオの難しい所。

Krellはジャンルによって得意不得意がある感じで、ハマると先代KB1/2のBOSEより遥かに生々しく気持ち良いサウンドを聴かせてくれる印象で、特にアコースティックな演奏をバックに歌う女性ボーカルが素晴らしい。

先代BOSEの疑似サラウンド「CenterPoint」はそもそもCDソースでしかONに出来なかった上に、定位が曖昧になるのであまり出番が無かったのに対し、KC2の疑似サラウンド「Neural」はなかなかいい仕事をしており、常時ONで全然オッケーな感じ。



■リンクアップフリー、ETC2.0、Bluetoothオーディオ対応のナビ

CarPlay/AndroidAutoのスマートフォン連携機能搭載が間に合わなかったのがつくづく残念。

ただ、レジェンドにもようやくリンクアップフリーが搭載され、真の常時接続通信ナビとなったのは嬉しいところ。
今年3月のソフトバンク3G停波のせいで通信不能の危機にあったものの、このKC2はギリ無償アップグレード対象となったおかげで命拾い✌️

センター側で導き出されるインターナビルートの品位は流石のレベルにあるし、ETC2.0の双方向通信で得られる交通情報もなかなか濃密な印象。

ただ、「現在地」ボタンが無くなり「NAVI」マークのボタンを押しても瞬時に現在地図画面に遷移しないのは地味にストレス。



■Qi充電器、HDMIジャック搭載コンソール

Qi充電器、HDMI/USB/AUXジャック、ACCソケットを備えたスリーアクセスコンソールは10年分の時代進化を全部取り込んだ感じ。

USB接続してもCarPlay/AndroidAutoが起動しない点を除けば、9年経った今でも十分現役として戦える。

今後はAI技術が入ってくる流れの様だが、CarPlay/AndroidAutoさえあればその辺りの進化は享受可能であり、そういった意味ではこの分野も概ね行きつく所まで行った感がある。



■後席用オーディオ/エアコン操作パネル


ショーファードリブンなクルマでも無いのにどうして日本仕様だけこんな所にコストを掛けたんだか摩訶不思議w

息子たちが後席に乗車した際にUSB充電ポートはありがたいけど、1つじゃ足りないし、Qi充電器があっても後席の人は充電しながらスマホいじりたいだろうからUSBポートがもう1ポートあった方がよっぽど嬉しいと思う。




【快適便利装備/上質高級装備/時代進化・法規対応】

最後に、フラッグシップモデルとしてのホスピタリティ装備関連と、時代進化分の取り込み関連での変化点を。

・リアルステッチソフトパッド
・ウエルカムランプ機能付きスマートキー
・電気式ロックリリースグローブボックス
・ダイレクトフューエルシステム
・助手席シートリモートコントロールスイッチ
・電動スモークドガラス・サンルーフ
・ヘッドライト&フォグLED化(ジュエルアイ)
・ドアロック連動格納機能付きドアミラー
・ワンプッシュスタート
・プラズマクラスター
・後席シートベルト締め忘れ警告表示
・トランク内コンビニフック
・シャークフィンアンテナ
・ホイールサイズUP:18→19インチ化
・タイヤサイズ高扁平・大径化:245/45R18→40R19
・車両接近通報装置
・スペアタイヤレス(応急パンク修理キット)


■リアル手縫いステッチ入りソフトパッド

歴代レジェンドのアイディンティティでもあった天童木工本杢目パネルが無くなってしまったのは残念ですが、、、

水転写木目調パネルのクオリティも上がっているし、その分リアル手縫いステッチで手込み感を出した方が良いという判断かな。



■ウエルカムランプ機能付きスマートキー

KB1/2ではスマートキーからリモート操作でアンロックした時だけドアノブのウエルカムランプが点灯したが、KC2ではスマートキーを所持してクルマに近付くだけでウエルカムランプが点灯する様に進化。

ちょっとした事だが、おもてなし感が大幅にアップ。
待機電力増えてそうですが。。。^^;



■電気式ロックリリースグローブボックス

地味な進化だが、軽くワンタッチするだけでグローブボックスが開くのはなかなか画期的で使い易い。

使う機会はまず無いけど、ホテルにクルマを預ける際のバレットモードをODMDの画面上からパスワード設定出来る機能も夢があるw



■ダイレクトフューエルシステム

キャップレスで給油できるのは本当に便利。

継ぎ足し給油が出来ないので、給油ノズルを一旦奥まで挿入した後、気持ち手前に引き抜いてから給油するのがミソらしいが、あまり引き過ぎるとこぼれるので要注意。



【まとめ】

以上、KB1/2からの進化ポイント洗い出しでした。

10年分の進化は結構な項目に上りましたが、このKC2が登場してから既に9年が経過している訳で。。。

今、レジェンドがフルモデルチェンジするとなると、大きな変化は
・ADASがHonda Sensing 360+へと進化
・センターディスプレイサイズが12.3インチに大型化
・メーターがフル液晶化
・インフォテインメントにワイヤレスCarPlay/AndroidAuto採用
・ビルトインAIアシスタント採用
…といった所でしょうか。

そう思うと9年遅れのKC2レジェンドもまだまだHondaフラッグシップとして戦える内容を備えていそう。

遅ればせながらこれからじっくりとしゃぶり尽くしていきます。
Posted at 2024/11/13 00:22:21 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2024年11月10日 イイね!

レジェンドKB2からKC2に箱替えしてみての雑感(3:安心安全・HMI編)

レジェンドKB2からKC2に箱替えしてみての雑感(3:安心安全・HMI編)KB2レジェンドからKC2レジェンドへ箱替えしてみての雑感まとめその3。

ADAS、走る・曲る・止るの次に進化を感じたのが安心安全・HMIの進化。

もはや目新しいものは無いものの、KB1/2が時代的に取り込めなかったアイテムの数々がもれなく採用されている感じ。


【安心安全・HMI】


■TPMS(タイヤ空気圧警報システム)

KB1/2では社外品TPMSのお世話になっていましたが、標準装備になった事で桁違いに信頼性が上がり(笑)、メーター内のディスプレイで空気圧をチェック出来る様になったのは嬉しい。




■HUD(ヘッドアップディスプレイ)

遠焦点表示のHUD搭載により、視線移動を最小にして各種情報を得られる様に。
これは老眼には非常にありがたい。

今の所ほぼ、この写真にある「SH-AWD作動状態+信号認識+速度」表示モードで使っています。

従来はメーター内表示のみだった為、コーナリングでステアリングを転舵している最中はSH-AWDのトルクベクタリングの様子がほぼ視認不可だった訳ですが、HUDに表示出来る様になった事で常時視認できて便利。

立体的かつカラーで表示される為、その内容も直感的に認識可能。




■ニーエアバッグ

ドライバー席の膝回りを保護するエアバッグを追加搭載。
サイドカーテンエアバッグで取敢えず行きつくところまで行った感があったけど、まだ追加すべきエアバッグがあったのですね。

確かに下肢は大事で、万が一の際のドライバーの保護性能が高まりました。



■超音波センサー付きセキュリティアラーム

単なるキーレスエントリーを使ったセキュリティから一歩進化し、超音波センサーで窓破壊等による侵入に対してもセキュリティが作動する様になりました。

尤も、レジェンドは幸か不幸か窃盗団の眼中に無いクルマだったりする訳ですが…(笑)



■ODMD(オンデマンド・マルチユース・ディスプレイ)

これはちょっとアカンですね。。。

KB1/2で手元操作・遠方視認のプログレッシブコマンダーを採用したのに、KC2でタッチパネルスイッチを追加して手元を見ながらの操作が加わった。

要するに両者のいいとこ取りをしたかったのだろうが、その結果HMIトータルとしてどっちつかずの煩雑なものになってしまった。

そして何よりプロセッサーのパフォーマンスが全く追い付いていない為、操作していて気持ち良さが感じられないという所がそもそもHMIとして駄目だと思うのですよ。

多くの操作が1アクション多いのも気になるし、退化した部分がどうしても目立ってしまうと言わざるを得ない。

文字入力等一部の操作に煩雑さはあったとは言え、手元操作・遠方視認に徹していた先代KB1/2の方が筋が通っていた様に思う。

その後の採用車種があまり広がらなかったのも、Hondaとして失敗だったと判断したのでしょうネ。

ショートカット機能なんて、使ってる人いるのかしら。。。



■ヘルプネット(緊急通報ボタン)

万が一の事故の際、緊急通報を行う為の備えとして、今では当たり前装備となりました。
衝突時のGやエアバッグの展開状況等の情報をも同時に送信される為、より適切な初動に繋げられるし、煽り運転にあった場合の通報にも使えるらしい。

使う機会が訪れないに越したことはありませんが。



■エレクトリックギアセレクター


デザインの為のHMI変更の様に思えなくもなかったが、実際に使ってみると意外に悪くない。

ちゃんとブラインド操作出来るし、迷う様なところはほとんど無いという印象。

迷い戸惑うのは”P”がパーキングポジションとパーキングブレーキの2か所にあり、似て非なる両者を使い分ける所位かな。

ただ、前期型はどの中古車もそうでしたがパーキングのPの文字が消えてしまってるのは如何なものでしょう?
ここに関しては後期型は割と大丈夫の様なので、対策が入ったと思われます。



■ESS(エマージェンシーストップシグナル)

我が家の2013年式N-ONEでホンダ車初搭載された安全装備。
急ブレーキを踏んだ際にストップランプを点滅表示して追突される危険性を低減するというもの。

レジェンドとしては初採用というだけで、イマドキは当たり前装備ですね。


■ワンタッチウインカー

この機能を搭載したクルマを初めて所有したが、思いのほか便利。

欧州車では昔からありましたが、つい最近まで日本車で殆ど採用されていなかったのが不思議。



【まとめ】

安心安全・HMI領域で最も嬉しい変化点はやはりヘッドアップディスプレイの存在と、地味だけど利用頻度の高いワンタッチウインカーかな。

TPMSが車体に組み込まれているのも嬉しい。
Posted at 2024/11/12 00:52:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年11月10日 イイね!

レジェンドKB2からKC2に箱替えしてみての雑感(2:走る曲る止る編)

レジェンドKB2からKC2に箱替えしてみての雑感(2:走る曲る止る編)KB2レジェンドからKC2レジェンドへ箱替えしてみての雑感まとめその2。

ADASの次に大きく変わったのが、走る・曲がる・止まる技術の部分。

SOHC V-Tech採用のV6エンジンは気筒休止が追加され、巡行時の燃費が大幅に向上。

一般公道で巡行していると、タコメーターが0を指すモーター走行と、気筒休止走行をキメ細かに行ったり来たりするのがわかって面白い。


■スポーツハイブリッドSH-AWD(3モーター)

いわゆるNSX同等のハイブリッドシステム。
システム最大出力はKB2の309馬力に対しKC2では382馬力へと大幅向上。
燃費面でもKB2の8.6km/ℓに対しKC2では16.8km/ℓへと大幅向上。

今の所、自分の日常移動パターンにおける実燃費でも50%近く改善しています。
パワーアップしていながらこの燃費改善ぶりは凄い!


シチュエーションに応じてモーター、エンジン、両者併用を自動的に切り替えるので、どうしても人工的なフィールは否めないものの、パワーと燃費の両立という観点でよく出来ているし、踏めば恐ろしいほどのパワーで加速し爽快。



■EPB(電動パーキングブレーキ)

渋滞追従ACC実現の為に必須の電動パーキングブレーキ。
慣れるまではその独特の作法に戸惑いがあり、ついついKB1/2時代の癖で無いハズのフットブレーキを空踏みしてしまいます(笑)

Dレンジに入れてアクセルを踏めば自動的にEPB解除されるのは便利だけど、やっぱりフットブレーキの方がアフォーダンス的には正しいと思われ、いつまで経っても慣れません。



■オートブレーキホールド機能

信号待ちの際に「BRAKE HOLD」スイッチを押せば、ブレーキから足を離してもOKというもの。

信号待ち時の負荷が大幅に軽減されてありがたい。



■リアクティブフォースペダル

シーンや速度域に応じて最適なアクセル開度のところで踏み応えが感じられ、無駄にアクセルを開けない様に促す事で実燃費を良くするというアクセルペダル機構。

「ペダルが伝えてくれる、熟練の踏み加減」なのだそうで、その範囲内を忠実に守って運転すると確かに燃費がみるみる向上していくのが面白い。

カスタマイズ画面でペダル反力を「強」にして自分を戒めています(笑)



■電動サーボブレーキ

アクセルペダルから足を離した瞬間から電気の回収が始まり、ブレーキペダルを踏むとモーターによる減速を強めることでさらに多くの電気を作り出し充電するという、高効率な回生ブレーキシステム。

これによって回収し貯めた電気をモーター巡行で有効活用し低燃費につなげると共に、アジャイルハンドリングアシストで前輪内側ブレーキをチョイチョイ掛けるのに使われている様ですが、言われなかったら意識する事のない縁の下の力持ち的機能ですね。



■ヒルスタートアシスト機能

坂道発進を支援するブレーキ機能。AT車であっても坂道発進時には一瞬後ろへ下がってしまう事がありますが、この機能は坂道発進時にフットブレーキから足を離しても1秒間停止状態を保持してくれるというもの。

KB2の6ATでも坂道発進で後ろに下がる心配をしたことは無かったけど、ヒルスタートアシストの場合、下り坂で一旦停止してバック駐車する様なシチュエーションでも前方へ進むのを抑制してくれるのはありがたい。



■AHH(アジャイルハンドリングアシスト)

カーブでハンドルを操作するとき、必要に応じてカーブ内側の前輪に軽くブレーキをかけることでスムーズで狙い通りの走行ラインをトレースしやすくするというもの。

そこそこ攻めた走りをしないと機能しない様ですが、ワインディングを走ってもそのありがたみがよくわからず。
相当攻めないと動作しないのかな?



■VGR(可変ステアリングギアレシオ)

センター付近は通常レシオ、大舵角時はクイックなレシオへと変化させる事で、低速走行時のキビキビ感や車庫入れ時の取り回し性向上を図っているとの事。

これも言われなかったらまず気付かない機能でしょうね。



■SPORTモード

レスポンス優先のエンジン/モーター制御とし、DCTのシフトスケジュールも普段は使わない1速ギア発進&高回転域を積極的に使うスポーティなマップに切り替え、電動サーボブレーキはレスポンスを早めるセッティングに。

さらに、ダウンシフト時のブリッピングやASCの加速サウンドによる演出で高揚感を高めるとの事。

パフォーマンスに全振りした能天気モードは痛快!
箱根のワインディングではSPORTモード一択でゴキゲンな走りを堪能しました。



【まとめ】

パワーと燃費性能の双方がとびきり向上し、
NSX同等のSH-AWD機構によるわかりやすいスーパーハンドリングに乾杯。

EPBとリアクティブフォースペダルは特に旧型KB1/2に対する違いを日常的に感じられる部分。

10年分の技術進化って凄い。
Posted at 2024/11/10 21:47:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2024年11月08日 イイね!

レジェンドKB2からKC2に箱替えしてみての雑感(1:ADAS編)

レジェンドKB2からKC2に箱替えしてみての雑感(1:ADAS編)KB2レジェンドからKC2レジェンドへ箱替えしてみての雑感まとめその1。

KB1の登場から実に10年後のフルモデルチェンジだっただけあり、10年分の時代進化が取り込まれている訳だから、進化ポイントが盛り沢山なのはまぁ当然。

後期型のKB2登場からカウントしても6年ある訳で。

そんな中でもまず、最も進化が大きいと感じるのが、ADAS(運転支援機能)の進化。



■渋滞追従機能付ACC

ACCをセットしておけば、115km/hから停止状態までの全速度域を自動化できる様になり、特に渋滞時の負荷軽減効果は絶大。

これが今回の買い替えで最も嬉しい機能進化ですが、現行モデルが各社とも設定速度上限135km/hなのを鑑みると、上限115km/hの仕様がつくづく惜しい。



■BSI(死角支援)

ブラインドスポットにいる他車を知らせてくれるBSIはドアミラー鏡面に表示されるクルマが多いけど、この車はミラーベースの三角パッチ部分に表示されるタイプ。

車線変更時のヒヤリハットを軽減出来るのはとてもありがたいが、点灯開始タイミングはもう少し早めでも良い様な気がする。



■MVC(全方位カメラ)+ パーキングセンサー

解像度が低めであまり精度高く視認できないものの、あればやっぱりありがたい。

「カメラ」ボタンがセンターダイヤル附近の他、ウインカーレバー先端部にも付いているのは便利だが、ウインカー操作時についつい押してしまいがちなので、もう少し操作荷重を高めに設定し誤操作防止を図って欲しかった。



■先行車発進お知らせ


信号待ちで先行車発進に気付かないシーンは案外多いので、この機能欲しかった!

既に何回かお世話になりましたw



■標識認識

現在の制限速度が何キロなのか、いつでもメーターやヘッドアップディスプレイで確認できるのは思いのほか便利で、ゴールド免許維持の助けになってくれそう。



■歩行者事故低減ステアリング(世界初)

KB1/2にOP設定されていたナイトビジョンは超高価な遠赤外線カメラで歩行者を知らせてくれるシステムでしたが、このシステムはADAS用カメラとミリ波レーダーで歩行者を検出すると警報+ステアリングアシストで回避まで支援してくれる様に進化。

ここまでやらないと意味が無いですね。
ナイトビジョンは技術としては優れていたけどあまり役には立たなかったので。



■後退出庫サポート


コンビニに多い前進駐車・後退出庫のシチュエーションで、出庫時の他車接近をレーダーで検知しアクセルペダルの振動で知らせてくれるというもの。

リアカメラだけでは見落としがちなシーンでアシストしてくれるのはありがたい。



■HUW(ヘッドアップワーニング)

ADASの各種警報を、前方で赤いフラッシュでいち早くドライバーに知らせてくれる機能。オーディオの音量を上げていても視覚情報で瞬間認知できるのは安心。

最初は「何事か!?」と思ったけどw



■AHS(オートハイビーム)

ロジックが賢く無いせいで対向車からパッシングを受ける様な話もよく耳にしていたのであまり期待していなかったが、実際に使ってみると十分な精度で非常に役に立つ事を実感。

なかなかどうして夜間の安全運転に寄与してくれてます。



■LDW(路外逸脱抑制機能)

この機能自体は前モデルのKB1/2にも搭載されていたものの軽い警報レベルでしたが、KC2のそれは車線逸脱間際でステアリングをガッツリ振動させ、しまいにはブレーキ+ステアリング支援まで行ってくれるので安心感が段違い。

KB1/2のHiDSは50万円クラスのメーカーOP設定だった極々初期のADASという事で、そこから10年分の進化を感じます。



■誤発進抑制機能

まだまだこの機能のお世話になる事は無い自信がありますが、、、

自分も着実に歳を重ねていくのも間違いないので、将来に備えてこの様な支援機能が搭載されているのは心強い。



【まとめ】

2004年登場のKB1も当時としては最先端のADASをオプション設定していた訳ですが、こうしてみるとイマドキ(と言っても9年前登場ですが…)のADASは相当進化している事がわかります。

自主規制緩和タッチの差で(?)ACCの設定速度上限115km/hなのが残念ですが。

来年登場するというHonda Sensing 360+で更に進化し、より自動運転レベル3に近づいていくのでしょうネ。

とにかく、このADASの凄まじい進化ぶりだけでも買い替えて良かったとしみじみ思わされます。
Posted at 2024/11/08 02:19:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年10月28日 イイね!

ハイテク旗艦伝説最終章

ハイテク旗艦伝説最終章ハイパワーと省燃費を絶妙にバランスさせ、現代のフラッグシップに相応しいハイテク装備を詰め込んだHondaのビックリ箱。

人車一体感のスポーティ感覚が心地良かった先代KB1/2に対し、様々な電子デバイスが介在するKC2はやや”乗せられている感”は否めない。

とはいえ基本設計が10年新しい事によるアップデート量は凄まじく、フラッグシップモデルとしての完成度・満足度は非常に高い。

中古車市場に於いて、この様な大排気量で燃費そこそこ、しかも大柄なボディとなるとどうしても敬遠されがち。
知名度の低さも相まって、同等年式・走行距離のコンパクトエコカーと比べて驚くほど価格がこなれています。

18万キロ走行のKB2を下取りに出し、17万キロ走行のKC2への箱替に要した支払額はコミコミ70万円。
それで3年若返り、最新ADASやハイブリッドSH-AWDやコネクテッドといった盛り沢山のアップデートが手に入ったのだからありがたい。

KRELL謹製プレミアムオーディオシステムが織りなす「走るオーディオルーム」としての価値も高く、全福1890ミリの巨体を取り回す事さえ受け入れられれば、こんなにもお買い得なサルーンはそうそう無いでしょう。
Posted at 2024/10/28 23:20:25 | コメント(1) | クルマレビュー

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「[整備] #NC750X サブ用ヘルメットに中華インカムを装着 https://minkara.carview.co.jp/userid/14113/car/2732992/8228679/note.aspx
何シテル?   05/12 03:30
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2025/06/15 15:02:08
ウッディテイスト・ステアリング&シフトノブへの交換【前編】 
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2025/03/04 00:19:35
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