
フューエルメーターの針が4分の3を切ったらガソリンを補給しようと思うが,たまに入れそびれることがある。
「この次のGSで」なんて思っていたら,ぱったりGSが現れず,山間部に突入してしまうことがある。
「狭い日本」という言葉があるが,そんなときはとても広かったりもするわけだ。
北海道の日高地方で,70kmの間GSはおろか食事をすることが出来なかった経験がある。
このときはガソリンの余裕はあったが自身は空腹で,やっとみつけたラーメン屋に入った。
どう見ても民家の玄関で,靴を脱いで上がらされたのは,どう見てもその家の居間。
その家の爺さんが寛いでテレビを観ている。爺さんは営業活動はしていない。
「いらっしゃいませ」くらい言えんか?
調理人のおばさんにラーメンを注文したら,ソーメンならすぐ出来ると言う。
あんたは親戚のおばちゃんか? 頑なにラーメンを発注。
卓袱台でラーメンを食べたが,居心地ワルッ! 他人の家で喰ってるようだ。
閑話休題。
給油の話。
何度もヒヤヒヤしたことはあるが,幸い今までガス欠でエンコしたことは無い。
赤ランプ点灯が続いた状態で給油しても,5~10リッター程度残っているようだ。
ちょうど去年の今頃だった。
車を買い換えることになり,それまで乗っていたコロナとの決別&ガソリン消費ツアーに出かけた。
目的地は富士五湖周辺だ。
その日は家で寝てて,明け方前に目が覚めたので,急に思い立ちそのまま走り出した。
富士山の朝焼けが撮れるかもしれない。
夜が明ける前に中央高速を降りた。
が,あいにくの曇り空。朝焼けは無い。
一般道は至る所で路面が凍結していた。履いていたのはノーマルタイヤ。
走っていると,凍結路面のせいでときおりエンジンの回転が跳ね上がる。
道の駅で仮眠を取り,路面凍結が溶けるのを待った。
陽が昇り,何台もの車が通れば凍結もなくなるだろう。
忍野八海を目的地としていたのだが,路面は凍結してるし,忍野八海の駐車場は一面の雪。
駐車場に入るためだけにチェーンを巻くのは面倒だ。
かといって,他に駐車スペースはない。
帰る。
と,帰宅するまでにガソリンが足りそうもない。
ガソリンを消費する旅に出たのに,ガソリンを補充しなければならなくなった。
仕方なく10リットルだけ補充した。リッター15km以上の燃費の車だし,富士五湖から川崎まで充分な量だ。
しかしガソリンをリッター買いなんて久しぶりだ。
せこいおやぢみたいで,ちょっと恥ずかしい。
「えっ!10リッターですか?」って訊いてくれりゃあ,「車,もう手放すんで」って答えられるのに。
ガソリンリッター買いの,以前の話を思い出した。
コロナの前のカリーナを乗り始めた時期だ。
ガソリンが減ってきたので,GSを探していると,現金の持ち合わせが少ないことを思い出した。
銀行でおろすのを怠っていたから。
当時は何故か,ガソリンは現金清算しかしない主義だった。
しかしクレジットカードはあるし,実は小銭入れには「まさか」のために万札が畳んで入れてある。
そんな金銭的、精神的な余裕もあったが,やはり「手持ち」の金額内で収めようと思った。
GSで何気なく10リットルだけを頼んだ。帰宅するには充分な量だ。
するとボックスティッシュ5個セットをくれる。
何だろうと思ってGSを見渡すと,『現金で10リットル以上のお客様にティッシュプレゼント』キャンペーンをやっていたらしい。
なんかティッシュ欲しさに,ぎりぎりの10リットルを入れに来たみたいに思われてないか?
ティッシュを渡す店員の顔に,嘲笑が浮かんでいなかったか?
ティッシュなんてべつに欲しくないんだぞ!
ナンバー見てくれよ,地元じゃないから。そんなキャンペーン,知らなかったんだ。
ホントだってば!
Posted at 2006/02/14 21:12:45 | |
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