カーナビ依存症の私だが,久々にペーパーの地図を買った。
地元をバイクで走るために,文庫本サイズの地図を探していたのだが,書店に並んではいなかったよ。
田舎だからラインナップが無いのか,田舎だから補充が無いのか。
で,名残惜しく書棚を舐めるように見ていたさ。
そしてツーリングマップルを見つけたよ。
バイク乗りの私だが,ツーリングマップルは愛用したことが無かった。
何故だろうな?
最初に持った地図を使い続けたから,かな。
走ったコースをペンでなぞって,その線が縦横無尽に走るのが征服欲を満足させていたのか,な。
その地図は,転居の際に捨ててしまったけど。
ツーリングマップルはその名が示す通り,バイク乗り向けに編集されている。
発売当初には,かなり細かい内容が書き込まれていて,結構評判になっていたようだ。
今は他のマップも追随していて,これはユーザにとってはありがたいことだと思う。
カリーナに乗っていたころ,このツーリングマップルを車用に使えないかと考えた。
もちろん使えるのだが,極々希にバイクしか走れない道が載っていたりするので,それは車にとって危険だろうと採用は取りやめにした。
今回,このマップを手にし,パラパラと捲っていて感じたこと。
サイズが嬉しいね。
A5サイズは地図としては小さいと思われるかも知れないが,ハンドリングはとても良い。
しかも写真のように,完全に折り返しても大丈夫なPUR製本だという。
バイクのタンクバックに,そのまま入れて使うことが出来るように配慮されている。
タンクバックに収めるために,通常サイズのマップをバラバラにしたライダーは数多く居た。
(それも効果的な方法だ。マップを後生大事に労る必要は無いのだし)
ツーリングマップルは,その昔は水に強く破れにくいユポ紙を使っていた筈だが,最近のは普通紙のようだ。
ちょっと残念。ライダーは突然の豪雨の中でも,マップを拡げる必要があるのだから。
車の運転席で,たま~にマップを広げることがあるのだが,A4サイズのものはやはりハンドリングが悪いな,と思う。
収納にも嵩張るし。
そしてツーリングマップルの本領は,やはりコースガイドであろう。
例えば。
「フラットで走りやすく直線・コーナー・アップダウンと多岐に楽しめる ただし湖の眺めはほとんどない ダート7km」
「とても走りやすく所々眺めのいい場所もある 分岐が多いので本線を見失わないように ダート27.5km」
「キャンプサイトへのバイクの乗り入れはできないが草原の気持ちいいサイトはおすすめ 夜は星空がすごい 1700円」
「トンネルを抜けると3000m級の白き峰々が眼前に広がる」
などのフレーズが地図上に鏤められている。
くそぅ,ツーリングに行きたくなるぜぇ!
Posted at 2006/09/26 00:33:34 | |
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