生まれて初めて,マンガ喫茶に行ってみた。
薄暗いイメージを抱いていたのだが,明るくて清潔感で溢れていた。
ちょっと意外。
「インターネットの席は満席でございます」とのこと。
ふーん。
インターネットの普及率はかなりのものだと思うが,こういう場所を利用する人も多いのだな。
でも利用したいのは,インターネットではなくてマンガなのだ。
しばらくマンガは読んでいなかった。
以前はヤングマガジンを毎週買っていたこともあったが,電車の中でしか読まないし,背広でマンガを読む歳じゃないと思い,やめた。
電車でマンガを読んでるオトナって,格好悪いと感じたのだ。
他人はどうでもいいんだが,自分の格好はさぞみっともなかろうと,自意識過剰に思いこんだ。
数週間前から通っていた歯医者の待合室で,あだち充の『H2』を見つけ読んだのがきっかけだった。
あだち充は好きで,王道の『タッチ』、『みゆき』、『陽当たり良好』など読んでいた。
なんだろう,年甲斐もなくあの甘酸っぱい感じの,思春期から青春期に突入する頃のママゴトみたいな恋愛物語が好きなのだ。
思春期だった頃の自分に戻りたいとは思わないが,別の人格であの時期をもう一度味わってみたいと思う。
『H2』はあだち充が得意とする高校野球モノだ。
タイトルの意味はなんだろう?と思っていたのだが,どうやら主人公とその幼なじみであり最大のライバルになる男のイニシャルがHなので,H2らしい。
歯医者には数回通い,その都度『H2』を楽しみにしていたのだが,先日治療も終わってしまった。
もう読めないのは残念だ。
全巻揃えようか,とも思ったが今さらナンだし,マンガの単行本って結構高い。
1冊700円もする。全34巻を揃えると23800円。
『H2』を揃えると,まだ読んでいない『ラフ』も揃えたくなるだろう。
そして『タッチ』、『みゆき』までも。
で,マン喫へ初登場とあいなりました。
直ぐに読み終わるだろうと思っていたのに,結構時間を喰うモンだ。
結局,歯医者で読み終えた4巻以降から18巻まで読み進み,気がつくと4時間を超えていた。
今日のところはこれくらいでカンベンしてやろうと,引き上げた。
入会金も合わせて2000円ちょっと。
うむ。結構ハマリそうだ。
Posted at 2007/02/24 18:11:25 | |
トラックバック(0) |
散文 | 日記