hornet：浮遊する青のブログ一覧

静浜基地航空祭に行ってきた。
今回は電車とバスを乗り継いで，だ。
一昨年までは車で行っていたのだけれど，道が混むし基地の駐車場は事前抽選になっちゃうしで，去年はバイクで行ったのだ。
しかし片道80kmの道程は結構ツラいものだった。100ccのスクータでは，バイパスでの車の流れに乗れないので，大変怖い思いをしたものだ。高速道路じゃないのに、皆時速100キロ超で私を追い抜いてゆく。
で，電車とバスを乗り継いで行ったのだが，まず自宅付近のバスが日曜の朝は走っていないのを前日の夜に突き止めてガッカリした。マジっすか？富士急さん。主要駅まで20分程で行くバスが無いのだ。
仕方がないので，最寄り駅まで30分かけて歩いて行ったのだ。そこから主要駅までは一駅だ。しかしこの一駅分の踏破が大きい。
TOICAサービスが始まったJR東海だが，この路線は自動改札は無い。前日，知らずにSuicaで乗ってしまい，出札が完了していない有様だ。
このローカル過ぎる最寄り駅には，早朝は駅員はまだ居ないし券売機も「準備中」だと。もうすぐ電車が到着するんですけど。
切符が買えないまま電車に乗るしかない。
主要駅に着いて駅員に切符が無いことを訴えると，乗り換えた電車で車内精算するか，降車駅で乗車駅を告げて精算すればいいとのこと。
なんか簡単にキセルが出来そうなシステムだな。どこから乗ってきたか、確認するつもりが無いらしい。

車内で車掌が来なかったので，降車駅の藤枝で無事精算した。乗車駅を口頭で伝えるのだが，嘘をついていないのに緊張した。信じてもらえなかったら証明する術はないのだから。

藤枝駅から静浜基地まで臨時バスが出ている。そしてその数のスゴいこと！
見てると，イスが埋まった時点で発車していたので，そんな悠長なことでいいのかと思ったけど，次のバスが何台も連なって待っているではないか。
バスには番号が振ってあって，中には3桁の数字のものもあった。つまり100数十台以上のバスを投入しているらしいのだ。
静岡中のバスをかき集めたのだろうな，静鉄。駅の他に駐車場との往復も担っているとはいえ，凄い気の入れようだ。

しかし静岡はそれほど不便な地方では無いハズだから，もっと交通事情の悪い地方に住む方は大変だろうな，と今さらながらしみじみ思う。

ぁぁ東京に戻りたい。。。

タイミングが一週間遅れてしまったのだが，五稜郭の桜はまだまだ見頃だ。
近づくと新芽の緑がちらほら混ざりだしているが，それもまたヨシ。

五稜郭タワーには鯉のぼりが泳いでいて，あの高さに登った鯉も珍しいだろう。

いよいよ明日の朝，北海道を離れる。
函館から始まった北海道の旅は，小樽、稚内、北見、旭川、札幌と宿泊してきて，今日の函館が最後だ。
連休だと曜日を気にしなくなるのだが，今日は金曜日だったのだね。
出発したのが先週の金曜日の午後だった。

いよいよユーターンラッシュに参加することになるのだと思うと，帰りたくなくなるよ。
みんなそうなんだろうね。
中国の諺に「百里の道を行く者は九十九里をもって半ばとせよ」ってのがある。
「あと少し」って油断が危険なのだね。
みなさーん，家に着くまでが遠足ですよー！

北海道に来ると美瑛に寄るのは，その北海道らしい牧歌的な風景が魅力であるのと同時に，いや，それ以上に夕張メロンソフトを食べるのが目的だ。
以前にも書いたが，普段はバニラ一辺倒の私でも，夕張メロンソフトを選んでしまう。
これは是非食べて欲しい逸品だ。

しかしGWの北海道はまだ「冬」を脱し切れていなくて，夏に来れば一面花が咲き乱れているのに，まだまだ開花の数は少ない。
道内の山間部では残雪を見ることが多いし，天気予報でも山間部の路面凍結注意を促していた。
一部のホテルチェーンでは，まだ「冬期割引期間中」だし。

美瑛から富良野に向かう国道２３７号の脇にフラノーブルというドライブインがある。
いつもここに寄って食事をするのだが，以前あったメニューが消えていた。
ジンギスカンラーメン。
車だし一人ではジンギスカン鍋は盛り上がらないから，でもそれでもラム肉（マトンかな？）を食べたくて期待していたのだが。
それでも別のメニューがあった。ピリ辛ジンギスカン丼。キムチとジンギスカンのコラボレーションだ。

ぁぁ，ビールが欲しくなる辛さじゃないか！

しかしGWの北海道は空いている。それが良い場合が多いのだが，人混みは観光地の醍醐味だと思えばなんだか物足りない。
見所も少ないし，とにかく寒いよこの時期の北海道。
今日は夏日で暖かかったけど，札幌の街中ではまだコートを着た女性を何人もみかけた。