
チェスは弱いんです。
将棋も全然ダメ。
センス,皆無。
ダニッシュギャンビットが好きでした。
自らのポーンを犠牲にし,相手の重要拠点を攻め入る速攻作戦。
が,将軍の私のもと,犠牲にしたポーンは犬死にでした。
ご存じのように,チェスと将棋はそのルーツを同じくします。
たしかインドが発祥の地だった筈。
好戦的な領主が居て,隣近所を占領しても飽きたらず,更に遠方に軍を遠征させたがるのを,側近が諫めます。
戦争ばかりでは,金もかかるし兵も疲弊する。
側近はあるゲームを考案し,領主にやらせたそうです。
領主はゲームに熱中し,戦争を忘れたとか。
それがチェス,将棋のルーツです。
当初は4名で戦ったようです。
4面の盤の4隅にそれぞれ陣地を持った軍隊が居て,他の3軍と戦ったり,共謀したり。
そのゲームが西方に向かいヨーロッパでチェスとなり,東方に向かって日本で将棋となりました。
1対1の対戦形式になったのはどこでしょうか。
インドで既にそのような形式になったのでしょうか。
チェスと将棋の違いで大きな点が二つあります。
一つは,取った相手の駒を自分の駒として使えるか,使えないか。
もう一つは,チェスには引き分けがあり,プロ同士の対戦ではほとんどが引き分けになります。
この違いを,西洋と東洋の文化の違いに見立てる人が居ますが,私は違うと思います。
チェスの駒は,色で敵味方を区別するため,取った相手の駒を自分の駒として使うなどというルールは生まれる訳はありません。
駒は全く同じものを使い,その向きで敵味方を区別する将棋では,向きを変えるだけで敵は味方になるので,将棋のルールに採用されたのでしょう。
戦っていくうちに駒が減っていくチェスでは,ヘタをすると双方相手を詰むこと(チェックメイト)が不可能になる場合があります。
例えば,お互いキング同士しか残らなければ,相手を詰むことが出来ず引き分けになります。
チェスでは,千日手も引き分けになります。
将棋ではどうなんでしょうか?
先に千日手を始めた方が負けなのでは?
プロのチェスプレイヤーは,不利になると引き分けに持ち込みます。
何年か前,コンピュータがプロのチェスプレイヤーに勝ったというのがニュースになりました。
それまで,コンピュータは人間に勝てなかったのです。
かなりお金をかけて作った,スーパーコンピュータでした。
昔,日本で将棋棋士とコンピュータが対戦する番組が放映されたそうです。
棋士はいきなり,奇を衒う中飛車を打ちます。
コンピュータは沈黙してしまいました。
それを観た視聴者は,「人間が機械なぞに負けるわけは無いのだ」と興奮して新聞に投稿していました。
プログラマでもあった私は言います。
「コンピュータが人間に負けた訳では無い。プログラマが棋士の足元にも及ばなかっただけ」だと。
パソコン用ソフトで,将棋やチェスをインストールしますが,私はコンピュータに全然勝てません。
先頃,ボビー・フィッシャーが日本で拘束された,というニュースが報道されました。
フィッシャーは,かつてのチェスの世界チャンピオンです。
東側が強かった時代に,チャンピオンになったアメリカ人です。
かなり有名な人です。
私も一冊,「チェス入門」という著書を持っていました。
アメリカの経済制裁下のユーゴスラビアで対戦をしたことで,アメリカから逮捕状がだされているそうですが,アイスランドに保護されたようです。
日本に居たことに,とにかく驚きました。
Posted at 2005/12/09 22:57:06 | |
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