2005年07月25日
夕べの熱は下がったが,微熱があり体調は良くない。
朝食も昼食も手をつけなかった。
今まで完食を褒めてくれた,配膳のおばちゃんは理解してくれた。
目が頑張れ,と言っていた。
が,副婦長が少しでもいいから食べろと迫ってきた。
昼食は肉うどんだった。
肉もうどんも,今の自分には重いと言って断ったら納得したようだ。
医師からは脳の術後は問題無いと言われた。
しかし尿道カテーテルを無理矢理突っ込んだので,泌尿器科の専門医師に診て貰う必要があるという。
尿が出ないと人間,死ぬそうだ。をいをい...
総合病院を名乗っていて,沢山の診療科目があるが,全科の医師が常駐している訳では無い。
泌尿器科の担当医師は1週間に1度しか来ない。
来週まで尿道カテーテルは抜けないそうだ。
尿の詰まったパックを持って,歩き回るのはかっこわるいから嫌なので寝たきりになった。
病室は人通りの多い通路沿いにあり,うっとうしいのでカーテンを閉め切って貰った。
そのうち,安定したと判断されたのか,6人部屋に移された。
微熱が引かないため,シャワーを浴びる許可が出ない。
尿パックを持ったまま髭を剃れないので放っておいた。
髭面の惨めな格好になり,ナースにシャワーを再三お願いした。
微熱があるのでと許可は出なかった。
それでも懇願すると,介護用の車いすで入る風呂に入れてくれるという。
即座に断った。一人で歩けるし。そこまで甘えるつもりもない。
美人のナースだったし,車いす乗って見たかったし,介護用の風呂にも入って見たかったと今では後悔している。
何事も経験が大事だし。
Posted at 2005/07/25 00:34:40 | |
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2005年07月25日
夜中,吐き気に眼を覚ました。
我慢出来そうだったが,とりあえず備えだけはしておこうと思い,ナースコールをした。
「吐くかもしれない」と伝え,容器を用意して貰った。
これでいつでも吐けると思ったとたん,こみ上げてきた。
当直のナースは手術中もつきっきりでいてくれた人。
検査のときに惚れた人。可愛い人。
「あんなに造影剤入れられたんだものね」と言ってくれた。
やっぱり普通の量ではなかったらしい。
熱があるので,解熱剤の座薬を入れるという。
この人にお尻を見せられないと思い,不要だと告げたが聞いてくれない。
「はい,終わりましたよ」っていつ入れたんだ?
両脚固定されてて,掛け布団もかかっているのに,気がつかないうちに座薬挿入。
可愛い顔してプロフェッショナルだ。ますます惚れた。
こっちが熱で虚ろなだけかも知れんが。
熱もさがり気持ち良く寝ていたところを起こされた。
さっきのナースだ。熱がさがったのを確認しに来たという。
見りゃ判るだろう,寝かしといてくれればいいのに。
安静が一番じゃないのか?
ナースが優しいってのは間違いだと思う。優しさを振る舞うのは仕事だから。
実はプロフェッショナルに徹しているんだ。
もちろん,ナースという職業を選んだのは人並み以上の優しさを持つからだろう。
夜勤明けで帰る,夕べのナースが声をかけに病室を覗いてくれた。「ありがとう」と心から言った。
Posted at 2005/07/25 00:22:08 | |
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2005年07月22日
いよいよ検査。
病室から検査室に行くのに,ストレッチャーに乗れと言われた。
歩けるから良い,と言ったが「いいから乗ってけ」と言われた。
ストレッチャー初体験。
脳動脈に造影剤を注入し,撮影する。
検査台に横たわり目隠しをされる。左手の指に洗濯ばさみの様なものを挟まれる。
なにやら『サチュレーション』を計る器具らしい。何が飽和するんだろう?
検査が終わるまで,ずっとナースがそばについていてくれた。
洗濯ばさみが挟んでいる指を替えてくれたり,痒いところを掻いてもらったりした。
5時間以上もずっとそばにいてくれたんだ。惚れた。
造影剤注入というのは辛いものらしい。何故か私は大丈夫だった。
注入されると脳が熱くなる感じだが,辛くはない。
ナースも驚いていた。
「こんな人,初めて!」
嬉しいフレーズじゃないか。
5時間以上も仰向けに横たわっていると,かかとが痛くなる。
で,ドーナツ枕のようなかかと用のクッションを入れてくれた。
医者は安心させるために「眠くなったら眠ってもいいですよ」と言ってくれるが,嘘ばっかり。
しょっちゅう,「大丈夫ですか?」と訊いてくる。
返答するまで訊いてくる。
脳の検査,手術は本人の反応が重要らしい。
検査では右脚の鼠蹊部のみ穴を開けた。
医師が圧迫止血を行い,脱脂綿,ガーゼの上から厳重にテーピングする。
右足だけ固定されて眠ることになる。
タオルを足首にかけ,その両側を5kgの砂袋で固定する。
厳重にテーピングされたのはムスコも一緒くたで,これが朝,男を主張する。
大変痛い。
まさか股間膨らませてナースコールする訳にいかず,はやく鎮まれと願う。
「俺は普段は可愛いが,膨張率は凄いんだ,ナメるなよ!」と裸のムスコ。
朝,テーピングを剥がしてもらうが,実はこの入院中このときが一番痛かった。
太ももの膝近くまでテープが張られていて,そこまで剃毛してないから毛が抜かれて痛い。
ナースも遠慮がちに剥がすモンだから余計痛い。
一気にやってくれりゃ良いのに。
手術のときは太ももの毛も剃ろう,と涙を堪えて誓った。
Posted at 2005/07/24 03:50:56 | |
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2005年07月21日
剃毛なんて大したことが無い!というほどのイベント/キーワードが現れた!
それは『尿道カテーテル』
心臓の弱い男性の方は読まない方が良い。
前にも書いたが,鼠蹊部に穴を開けるが,術後縫合はしないらしい。
『圧迫止血』という原始的な止血方法を行う。
圧迫してるだけなので,開いてしまう危険がある。
このため術後一晩は脚を動かすことを禁じられる。
つまりトイレに行けない,溲瓶(しびん)も使えないということになる。
だから『尿道カテーテル』
尿道に管を突っ込んで尿を垂れ流し状態にする。
この尿道カテーテル,太さは4~5ミリある。想像してみて下さい。
「麻酔するから」って言ったのに,ホントの麻酔じゃなくて塗る痺れ薬じゃないか。
でも不思議と想像したほど痛くは無い。ホントだよ。
恥ずかしさの方が大きい。
剃毛のときは,モノに触れられることは無かったが,尿道に管突っ込む訳だからムンズと握られる。
ラテックスの手袋した手で触れられるのは何故か屈辱的だった。
手袋するのは当然なのはわかるんだが。
尿道カテーテル,入れる方も入れられる方もコツがいるのが分かった。
最初は若いナースがやってダメだった。
こっちが恐怖感から尿道を,無意識のうちに閉じてたからかな。
若いナースからベテランに替わりダメで,更に副婦長登場でやっと装着完了。
結局3人のナースに掴まれてしまった。
すまなそうに「ごめんね」と言ってくれるが,何も言ってくれるな!
カーテンの向こう,同室のみんなが聞き耳を立てている!
推測するに,直前にトイレに行っていたので,なかなか尿が出てこなかったようだ。
しかしナース曰く,
「膀胱に少しでも残っていれば出る」
そうだ。
が,次の2回目のときトイレに行かなかったら,一人目の若いナースですぐ装着を完了した。
教訓。「多少の尿は残しておこう」
Posted at 2005/07/24 03:35:48 | |
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健康 | 日記
2005年07月20日
脳の動脈に造影剤を注入し,撮影する検査を行うことになった。
鼠蹊部に穴を開け,カテーテルを通し脳まで到達させるんだって。
鼠蹊部の付近にある血管が太くて作業がし易いからだそうで。
鼠蹊部つまり脚の付け根。
はっきりいうとおちんちんのすぐ脇。だから毛を剃らねばならない。
脳の病気だから頭髪剃られるのは覚悟していたけど,下の毛剃る覚悟は出来ていなかった。
「自分で剃りますか」とナースが訊くので,「あたぼうよ!」と言ってカミソリを借りた。
使い捨てのカミソリ。
ビジネスホテルにあるような,プラスティックの柄のやつじゃなくて,昔ながらのブリキ製のもの。
それでも2枚刃だった。
シャワー室ではなく,浴室を借りた。鏡が必要だから。
ナースから渡された作業指示書によると随分と広い範囲を剃らなければならない。
剃りづらい!微妙な場所だから神経使う。
必死になって,やっと終わり,しげしげと見ると哀しくなった。
哀れムスコよ。衣を剥がされ貧弱に見える。
そもそも立派なものでは無かったが...
ベッドに帰ると,剃った後をナースが確認すると言う。
若いナースだ。まあ,彼女も仕事だ。確認する必要があるのだろう。
恥ずかしいがパンツを脱いで見て貰った。
「不充分ですね。剃毛します」とのたもうた。
不謹慎だが,『剃毛』ってエロ映画の中でしか聞いたことがない言葉を本物のナースの口から聞くなんて。
しかも言われたのが自分とは。
病室は6人部屋。隣のベッドとはカーテンで仕切られているだけ。
皆固唾をのんで聞き耳を立てている筈。
入院する際,同僚の女性に言われた。
「まな板の上の鯉だから」
仕方ないか。
剃毛セットを持ってきたナースは無言で作業を始めた。
静まりかえった病室にカミソリの音が響く。
後で考えるとこのナース,個人的に剃毛をしたかったようだ。
この後2回,自分で剃ることになるがどうせまた『ダメだし』食らうだろうと思って,初回ほど真剣に剃らなかった。
しかしダメを食らったのは初回だけだった。
このナース,おそらく経験値として剃毛をしたかったんじゃないかな。
私の身体が,技術者としてのナースの踏み台になったのなら,それは喜ばしいことだ。
Posted at 2005/07/24 03:19:55 | |
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