燃料ﾌｨﾙﾀｰ交換

13.8万kmを越えて、登り坂や急加速時に時々だが4,500rpm位で息付きが起こるようになった。ﾌﾟﾗｸﾞも5万kmほど無交換だし、ｲﾝｼﾞｪｸﾀｰの清掃もそろそろ、とは思ったが先ずは燃料ﾌｨﾙﾀｰの詰まりが怪しい、と睨み交換をする事にした。

VOLVO 燃料エレメント（以下ﾌｨﾙﾀｰ）[V70Ⅱ.S80.S60.S40 ] マイレ製#067をﾔﾌｵｸで落札

3,150円＋送料525＝3,675円

写真は取外した古い方

ﾌｨﾙﾀｰを車体から外すのはﾘﾌﾄｱｯﾌﾟすれば見ての通り簡単そうに見える。で、先に燃料ﾎｰｽを抜きに掛かるがﾅｯﾄやﾊﾞﾝﾄﾞの類はないのに引いても外れない。不思議な事にﾌｨﾙﾀｰに刺さっている燃料ﾎｰｽがどうやって留めてあるのか判らない。新品を何度も見るが此れといった仕掛けがあるようには見えない。
解らないまま、先ずﾌｨﾙﾀｰ内の燃圧を抜く作業を行なう。

燃料ﾎﾟﾝﾌﾟのﾋｭｰｽﾞを抜き、ｴﾝｼﾞﾝを掛ける。数秒でｴﾝｼﾞﾝは止まるがその後も20秒程ｾﾙを廻す。

これで燃圧は無くなる。

燃圧がなくなったところで再度ﾎｰｽを引くと、あら不思議。今度は簡単に抜けた。圧が掛かっていると抜けない仕組みのようだ。試しに外したﾌｨﾙﾀｰを反対側(ｴﾝｼﾞﾝ側）から吹いたら、ヘドロ状のｶﾞｿﾘﾝが出てきた。

燃料ﾌｨﾙﾀｰ外周には何だか解らない棒状のものが抱きつくように留めてある。ｾﾝｻｰと思われるが、温度でも見ているのか？元の位置でそのまま新品に抱かせて固定して終了。
＜効能＞　ｴﾝｼﾞﾝのググッとくる息つきは徐々に消えた（141000km時点）やはりﾌｨﾙﾀｰが汚れていた為、ｲﾝｼﾞｪｸﾀｰが詰まり気味だったのだろうか？

その後15.3万km現在、ﾌﾟﾗｸﾞもｲﾝｼﾞｪｸﾀｰも交換、清掃しないまま、元気で活躍している。

その後も息つきは解消されなかったが某所の山登りで1速5500ｒｐｍまで廻し続ける走りをしたら漸く解消した。
普段2400位までしか使わないので詰りが残ってしまったのかもしれない。昔から高速道路で100km/h、2速ｷｰﾌﾟを15分維持すればｴﾝｼﾞﾝの調子は良くなると信じていたが、最近はすっかり惰眠貪って安楽運転に徹していたのでｴﾝｼﾞﾝがご機嫌斜めだったようだ。