タイロッド交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
冬のフロントサスOHで発覚したステアリングのガタつき。右タイロッドを探して、いろんな手配を経てようやく交換にこぎつけた。
画像はバッテリーをケースごと外したところ。ノンパワーだからぐねぐねして邪魔な油圧配管もないし、四駆ターボと違ってドラシャもミッションも、そしてエンジンも無いから上からアクセスできる。素晴らしい。シンプルってイイ。
2
で、外れたところ、まあタイロッドをラックから外すところがそこそこ手間がかかるというか狭いところに入る道具があるかどうか。
バッチリ互換のタイロッドはビルシュタイン製でイギリスからやってきました。しかもかなりお安い。
外したタイロッドもまだまだきつめな感じなので、あんまりガタつきを感じない。。。
とりあえず長さをそろえてマーキングしておく。
タイロッド諸元
左右同一品。45503-87711-000
Outer thread [mm]: M11 x 1,5 mm,M12 x 1,25 mm
Length [mm]: 262 mm
Thread Length [mm]: 23 mm
3
ちょっと悩んだのがこれ、タイロッドとラックの間に入れておくナット。あらかじめナットを奥まで入れておいて、ラックに付けたあとでラック側に締める、つまり方向的にはタイロッドから緩める方向。
そんなことしないで、タイロッドを加えられる形状にしておけばいいんじゃないかと思っちゃいますよね。
ステアリングラックブーツ(ピニオン無し側)
45536-87707-000
長さ:210mm
小径/大径Φ:10/41mm
※タイロッド、ラック実測では
小径/大径Φ:12/42.5mm
ピニオンあり側はまた今度(大径50mm、長さは未計測)
4
タイロッドが外れたラックがこちら。
ノンパワーは配管もなくシンプルでよい。
この後突き出させて軽く錆取りしてグリスアップをしていると、何となく違和感。ラックマウントとラック内にガタつきがありした。こりゃ主因はこっちか?
5
で、組み付けて新品のブーツも被せる。ブーツは国内アマゾンで純正部品が手配できた。タイロッドよりお高い高級品。プラスチック製で硬め。
小径部(12mm)にはシリコングリスを付けといてあとでトー調整の時にねじれないようにしておく。
それと、ちょっと心配なので大径側(40mm)はタイラップで留めておく。ステアリング系は緩んだりすると大変だから、あとで確認&増し締めのため。あの変なナットで締めるってのがどうも気に入らない。
6
で、ロッドエンドと接続、、、なんだけど、ロッドエンドをハブにつけたままだと上手く付かないので一度エンドを外してつけ直し。
ロッドエンドのピロもちょっとオツカレなのでもうちょっとで交換だけど、これも品番がわからないんだよなぁ。寸法から拾うしかないかも。
これで取付は完了、だけど、センターがズレてるはずなのであとで試走して調整。
で、ラックマウントのブッシュも換えたいので調べてるけど、こちらは国内アマゾンに1つだけありそう。
使うのは2つだし、なんか別の方法でクリアランスを詰めて使うって方法もありそうなので検討中。。。
7
ステアリング系のガタが発覚したとき、パーツの出所は全くわからなかった。現物をいろいろ見回し、このラックブーツにある番号をようやく発見、そこからあの手この手で調べててはいができたというわけで、すぐに破れるブーツも良く見ることが大事なんだな。
8
これは反対側のブーツ。今回はタイロッドもブーツも片方だけ交換したので、反対側のブーツは手配していない。大径側のサイズと長さが異なるので違う部品になるのだが、特に問題なければ同じ部品で済むようにしてもらえると需要も2倍、管理は半分となり、より長く安定供給になると思うのだけど。
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