U.F.O. LEDアンダーカーキット取付け その1
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恐らくフォレスターにアンダーカーキットを入れるのは邪道だ!と言われると思いますが、こいつはクロススポ
ーツ。別にスポコン目指してもいい
じゃん!てことで導入に踏み切りました。恐らく、SGフォレにアンダーカーキットを入れてレポートするのは日
本人初?なのではないでしょうか。
他のメーカーのアンダーカーキットにも使えると思うので是非お役立て下さい。
〈用意したもの〉
・アンダーカーキット本体
・コルゲートチューブ
・ホットボンド又はバスコーク
・プラスチックタイプの内張り剥がし(マイナスドライバーでも代用可)
・タイラップ(半透明タイプ)
・タッピングビス(キットにも入っているがあえて購入。理由は後述。)
・ホワイトマーカー
・ボディに穴を開ける勇気(笑)
2
まずはブツがちゃんと動くか動作確認。バッテリーに直付けして調べます。こういう外国製品は動作しない事も多いらしく、取り付けてから動かない事に気付き泣く泣く取り外すといったことが珍しくないそうです。あと中に入っているパーツも足りないとか間違っている事も多いようです。日本以外の国ではこんなことは当たり前のことらしいですが、いやはや文化の違いを感じますね。
私の場合はどちらも大丈夫でした。
次に位置決めと配線の取り回し及び社内への引き込み位置を確認するために、クルマの周りに本体を並べてみま
す。実際に並べてみて次の事がわかりました。
(1)配線が短い
ネット上にある他の紹介ページにも書かれていたのですが、U.F.O.アンダーカーキットの本体から出ている配線がかなり短いようです。引き込みや取り回しをキチンと考えないと後で痛い目にあいます。実際、私はめちゃめちゃ苦労しました。
(2)サイドの取り付けがかなり困難
ボディサイズがそれ程大きくないフォレスターとはいえ4ドアなんだから楽勝でしょうと思ったのが間違い。リア側にはサスペンションの取り付け
メンバがあるため、それより前に付けなければならず、そうするとサイズ的には超ギリギリなのだ。
あと何とかボディ下部に穴を開けないでサイドステップとかを使ってタイラップで取り付けようと思ったのですが、構造上不可能であることも判明。またもや純正部品を傷つける勇気が試されることになった(汗)
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大体取り回しを決めたので順番に取り付けていきます。サイドは両方とも前側から室内に引き込むことに決めたので、コードが付いているほうを前にして位置決めをします。ところがフォレスターはボディ下部の一番外側が斜めになっている上に、LED本体の端に付いている「足」が当たる部分は一段高くなっているため、管の途中でボディ下部に留める部品がそう簡単にはつきそうにもありません(泣)。
1時間以上もクルマの下に潜って散々検討した結果、ボディに対して並行ではなく、若干リア側が下がっている状態で取り付けることに決めました。サイドステップのデザイン自身がリアに向かって広がっているようなデザインのため、若干であれば光源が見えることはないだろうとの判断でした。
キットに入っている取り付けバンド?のようなものをLEDの光を遮らない位置に2、3個はめこみます。その状態で下にもぐってドリルで穴を開けて良い位置を探し、場所を決めたらホワイトマーカーで穴をあける位置にマーキングし、すべてマーキングしおわったらタッピングビスのサイズに合う径の歯をとりつけて、ドリルでグリグリと穴をあけます。これがまた勇気&力のいる作業で正直、腰を痛めました。。。なお、右と左で若干、ボディ下部の形状が違うので注意が必要です。
穴をあけたらタッピングビスで留めるのですが、付属のタッピングビスはネジの頭がナットタイプのもので、かつネジ自体がスチールだったため、今後のメンテナンス等を考慮してステンレスで頭がプラスドライバーで回せるものを購入して取り付けました。
逆側も同じようにして取り付けます。
(写真はサイドを後ろから写したもの)
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次にフロント側を取り付けます。フロント側はアンダーカバーの先頭部分にうまいことハマりそうなので、そこにドリルで穴をあけてタイラップ留めしました。リア側もそうなのですが、タイラップ留めするときは、2本のタイラップをクロスさせて留めるとズレが少なくて良いそうなので、実際私もそうしています。
写真はフロントを運転席側下からのぞいたものです。ドリルで3箇所穴を開け、2本ずつクロスさせて計6本で止めています。ちなみにタイラップは透明タイプを使うと光が遮られなくてよいです。
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最後にリア側です。リア側はマフラーがある関係上、熱の影響をうけない場所を探さないといけないのですが、フォレスターの場合サイズ的に地面から近い位置ではベストな場所が見つけられなかったので、リアバンパーの裏の最上部付近に下向きにこれまたタイラップで取り付けています。写真はわかりにくいかもしれませんが、リア側のとりつけ位置を運転席側からのぞいたものです。バンパーの最上部にとりつけられているのがわかるでしょうか。
ここまで地面から離れてしまうと光量がかなり弱まってしまいますが、へんな位置につけて左右非対称に照射されてしまったり、マフラーの熱で溶けてしまったりするよりは全然マシでしょう。ちなみにこちらの場合はどこにも穴を開けることなく、最初からある穴にタイラップを通して取り付けています。
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取り付けが終わったら配線を室内に引き込んでいきます
【サイド】
サイド部分はインナーフェンダーをめくると室内への取り込み口が見つけられるので、そこから引き込みます。インナーフェンダーはドライバーとプラスチック製の内装外し(オートバックスで500円位)だけで取り外せます。取り込み口にはプラスチックの蓋がついてるので、それをはずしてドリルで穴をあけ、そこに配線を通します。このとき、本体から出ている線にコルゲートチューブを被せておきます。こうすることで外部からの水や泥などの浸食をうけにくくなり、かつ度重なる振動による断線なども防いでくれるそうです。私の場合はさらに取り込み口につけるフタにもホットボンドを盛り付けて、外部からの雨風の進入を予防しておきました。
【フロント】
フロントからの配線はサイドと同様にコルゲートチューブをつけ、右サイドの配線と一緒に運転席前のフェンダー付近から室内に引き込みました。
【リア】
最後にリア側ですが、こちらはちょうどトランクの真下にあるスペアタイヤの下側にゴムのフタが付いているので、そこに切り込みを入れて室内に引き込みます。これまでと同じでコルゲートチューブをつけ、フタにはホットボンドを盛って水分の浸入を防ぎます。リアの場合本体から引き込みを行う位置までが遠いので、通り道にある支柱部分にタイラップで括り付けておきました。
写真はリア側のものです。ほかの部分も同じようにコルゲートチューブを巻きホットボンドで防水しています。
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ここまででやっとひとだんらく。お茶をのみつつ一息ついた頃にはすでに完全に夕方になっていました。体力の消耗もやばいことになっていたので、この日は作業を終えました。
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この後、危機が待っているとも知らずに・・・。
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(その2に続く)
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