目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
今更ですがフロントタイヤハウスの静音化をしてみました。
50系プリウスのフロントタイヤ回りは走行音が結構入ってくると感じていました。どうも60系では50系よりフロント周り(エンジンやタイヤノイズ)の遮音を強化したとのこと。それならと今回はタイヤハウスまわりを自分で対応することにしました。
施工するのはフェンダーライナーまわりです。これはジャッキアップすればタイヤを外さなくても容易に取り外しができます。
2
フェンダーライナーはクリップ、タッピングボルト留めとなっており片側で、これだけのものを外す必要があります。
数の多い同一クリップ(9個:純正品番90467-07214)は取付時に新品に交換し気分一新します。
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フェンダーライナー裏側には結構ホコリが溜まっています。しかし構造的に相当の洪水、水たまりを走行しない限りこの裏側まで水が入ることは無さそうです。そこで、皆さんが施工されていらっしゃるように裏側に吸音・制振材を貼り付けることにしました。
●前側には標準でシンサレートが少しだけ貼ってありました。コストをかけて、この小面積だけ貼るからには効果があるのだと思いますが、どのように検討するのかCAEとか駆使しているのか?興味があります。
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まずは、清掃後、接着性を高めるためにミッチャクロンを塗布しました(30分乾燥)。
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つぎに、制振、吸音材をはります。今回使用したのは、エプトシーラー、カームフレックスF-140です。特にカームフレックスF-140はエプトシーラーに似ていますが制振性と吸音性の両方の機能を持っている優れものですので使ってみました。カームフレックスは(株)イノアックコーポレーションの製品です。
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さらに、制振材を貼らない箇所を中心にラバーチッピングブラック(イチネンケミカルズ:NX483)を塗布し制振効果を期待しました。
乾燥後、表面を叩くとしっとりした音質に変わりますので、それなりの効果があるのではと思います。
7
フェンダー内にはレアルシルトを数枚貼って制振、シンサレート、エプトシーラーをAピラー付け根側に適当に押し込んで吸音、遮音効果を期待しました(これは右側タイヤハウス内の写真)。
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主要クリップ(90467-07214)は新品部品にリフレッシュしました。
コスパが非常に高い互換部品を使用しました。純正部品と全く遜色なく使用できました。
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こちらのクリップも新品に交換しました。
スクリューグロメット:90189-06145
ピンホールドクリップ:47749-50090
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互換部品は、毎回、マツヤマ機工さんから購入しています。
最近、納品用ビニール袋に品番ラベルが貼られなくなり色々とクリップをストックすると分からなくなるので、納品書からラベル相当を切り出して両面テープで貼っています。
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フェンダーライナーを戻して完了です。
フロント足回りからの騒音が少し減ったように感じます。まあ、チリツモで自己満足の世界です。
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