もりたのブログ一覧

みんともな方々にトルネードを付けていただいた感想をたくさん頂いています。
おもなものをあげると。。

○発進時～３０００ＲＰＭ間のトルクが出ている。
○２５００～３５００ＲＰＭのトルクはノーマルより出ている。
○峠の登りで３速でもきつい所を４速で登れた上、加速し、まだ余力がある。
○高速燃費が延びる。 同じ区間の行き帰りで、帰りが０．３キロ上回っていた。

などなど。。。

開発当初は
①ラム効果を最大限発揮するにはどういう形状が良いのか。。
②また、吸気脈動流の効果を下げないためにはどうしたらよいのか。。
などなど、①に関しては抵抗をなくせば良いわけで、インテイクダクトの内面を滑らかにすることや、曲がる部分を極力なくし、より直線に近い形状にすることなどが考えられますが、局率を下げることはRX-8の構造上不可能で、より限られたスペースで、最大限曲げ半径を小さくすることに専念しました。

また、②に関しては吸気口から出てくる衝撃波が吸気脈動流を生むわけなので、インマテイクマニホールドから、スロットルや、消音ボックス（エアクリボックス）、VFADを含む吸気パイプの容積に関係することなので、いかにノーマルの容積に近いものにするかということになります。

ノーマルは吸気管長をVFADを使って高回転では短く、それ以下では長くなるよう工夫されています。これは７８７Bで実用化されたものに近いものがあります。トルネードインテイクはその容積を確保しつつ、高回転まで回るよう独特の螺旋形状にたどり着きました。

ですから、開発当初の予想を上回る「低速トルク」を得ることができたのではないかと思います。発進時はもちろん、「峠の登りで4速で登れなかった峠が4速で加速し、挙句の果てには5速に入れることすらできてしまう」のは私自身の感想で、同じような感想を皆さん持たれていたことに、このトルネードの威力を改めて感じました。

燃費に関しては、私は「回す」ほうなので、「ほほぅ」と感心しました。笑

○トルネードの吸気音は独特ですね。ちょっとスーチャに近いかも。
そうですね。吸気音は独特のものがありますね。今回材質をSUS304ステンレスで作成したので、より硬い音に変化していることは確かだと思います。

みなさん、本当にしっかりしたインプレッションをしていただき、本当にありがとうございます。みなさんのご意見を見るのがいつも楽しみとなっています。今後もよろしくお願いします。