※注 例によってマニアックな内容になっているので了承ください。
先の『HAPPY PARTY TRAIN』ドライブの中で撮影できた210系クラウンアスリートの覆面パトカーです。
210系クラウンアスリート覆面パトカー
鳥取県警の某署に配備されている覆面パトカー。交通取締用四輪車(反転式警光灯)です。
ちなみにこちらのクルマは、国費導入されたものではなく、鳥取県が独自購入した県費モノ。
仕様書には2500ccクラス以上のクルマとなっていましたが、下線に太字で
後輪駆動と指定されていたため、カタログモデルで、お安く納車出来る鳥取トヨタさんが落札(357万円)し、国費モノと同じにクルマが登場しました・・・。

しかし県費モノなので、他の県では見られないリアバンパーにバックセンサーが装着されています。
(以前ニュースでちらっと映っていた同車)
基本的には白黒の交通取締用四輪車と装備やスペックは同じ。
なので3500ccエンジン(315馬力)で、8速AT、225/45/R18のタイヤ。
さらに覆面パトカーにはリアに『アスリートS』のエンブレムを装備。
そして交パと覆面には警ら用には無い装備として、キーを出さなくてもドアの施錠・解錠が出来るスマートエントリー機能が付いています。
(ただし被疑者逃走防止装置の制御の関係上、集中ドアロックは使用できないようになっています。)
クラウンアスリート純正のスパッタリング塗装じゃないパトカー専用の18×8Jのアルミホイール
これがパトマニの間で見分けるポイントのひとつになっていますが・・・。
覆面パトカーでは、メーカーオプションで一般用のスパッタリング塗装のホイールも選択できるようになっています。
果たしてメーカーオプションのホイールを購入するイヤラシい県警はあらわれるのでしょうか・・・(笑)

同じ署に配備された交通取締用四輪車。先のブログでおかしいと指摘した点・・・。
それは交通取締用四輪車なのにクラウンロイヤルだということです。
このブログをご覧の方はよくご存知かと思いますが、210系クラウンパトカーから
無線警ら車はクラウンロイヤル
交通取締用四輪車はクラウンアスリートがベースになっています。

これはこのクルマも県費導入によるクルマで、鳥取県警で代々導入されている『2500ccで4WDの交通取締用四輪車』なためです。200系クラウンも16インチアルミホイールを装備していました。
210系クラウンパトカーでは4WDは無線警ら車にしか設定されていないため、このようなロイヤルベースの交通取締用四輪車が誕生したようです。
ちなみに仕様書には散光式警光灯は『パトライト製AXS-12LKF-RR型』と書かれていたのですが、あとに続く『又は同等品』という言葉のせいで、標準の小糸製になってしまいましたね・・・。

クラウンロイヤル交パは130系クラウン、クラウンアスリート覆面はY31セドリックの後継車になりますが、車検が切れて引退したはずの2台とも4月になっても駐車場に留置されているのはどういう事なんでしょうか・・・(汗)
おまけ

仕様書通りにドライブレコーダーは
アサヒリサーチのドライブマン1080GSのようですね(笑)
ブログ一覧 |
パトカー(交通覆面) | 日記
Posted at
2017/04/04 21:42:07