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2013年01月28日 イイね!

レーシングオイル注入器

今日紹介するバツグン商品はこちらのレーシングオイル注入器、別名手動式灯油ポンプ。


LSDオイルなどの粘度が高いオイルを交換するとき何で入れるか迷います。
ヘタに安いオイルサクションガンなどを購入してきてもダラダラ洩れて使いにくいです。
ところが、このレーシングオイル注入器は90W-140くらいの粘度であれば、気温5℃くらいの環境下でもオイルを入れることができます。(事前にオイルをストーブで暖めなくても大丈夫です!)

どうもLSDオイルのような粘度の高いオイルの場合、灯油ポンプでは入れるのが難しいと思っている人が多いのですが、僕の経験上では苦労せずに入れることができます。
WRCのモンテカルロラリーで使う場合には、役立たずかもしれませんが、5℃くらいなら全然いけます。

ただし、素早くオイルを注入するためには特殊テクニックが必要になります。
灯油を入れるときは、ただ赤いところペコペコを押せば済むのですが、LSDオイルの場合はペコっと押しても明後日にならないと元に戻らないので縦と横を交互に押さなくてはなりません。
さらに片手で注入口を押さえていないと、ポロっと外れて大変なことになってしまいます。
この辺りの特殊テクニックをマスターすればバツグンの使いやすさです。

もうひとつの難点はレーシング仕様なだけに、長期間での耐久性が低いことです。
僕は地球環境に配慮して壊れるまで使っていますが、平均5回くらいの使用で壊れるようです。
なので、予備をひとつ買ってあります。

一個100円前後でとてもお求めやすいので、お金持ちの人は使い捨てにすれば、使用後の掃除も不要ですし、オイル缶や入れる場所に合わせて先端を切断するととても使いやすくなります。

初めてオイル交換する方は是非レーシングオイルポンプ(手動式灯油ポンプ)を試してみてください!
Posted at 2013/01/28 00:40:54 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2013年01月27日 イイね!

レブスピード3月号

今回は、ケチをつける第4弾です。(5弾かな?)
今月のレブスピードにケチをつけたいと思います。(でも購入しました)

雑誌というのは、その筋の専門家が書いているわけではなく雑誌社の記者が書いています。
その結果、ウソだらけの内容になっていてビックリすることがあります。
雑誌を書いている人は、専門家ではないものの、それを売ってご飯を食べているのですから、みんカラを書くのと同じような取り組み姿勢で書かれてもらっては困ります。

さて、今回ケチを付ける内容は「コーナリング再考」というところです。
内容的にはロガーデータを示してわかりやすく説明してあり、従来にないとてもいい内容だと思います。
なので購入してみました。
いろいろとツッコミどころはあるものの、一番気になった記述は

「ターンインでブレーキを残すと挙動が乱れるから怖い」という声がある。
それについて澤プロは「ブレーキングで重心を下げて、複合Gを使って走るのがカギ」という

僕なりに解釈すると「ターンインではブレーキングで重心を下げると挙動が乱れにくい」ってことのようです。

なんだそりゃあ~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ってくらいビックリしました。

以前の荷重移動のところで書いたようにターンインでブレーキを残す理由は、最速ラインを最も速く走る(=タイヤの摩擦円の縁を使って走る)ためにはコーナリング中も減速し続ける必要があるからなのであって、荷重移動のためでもなく、ましてや重心を下げるためでもありません。

F1や最近のGTカーのように車体姿勢変化に伴う空力影響が大きい車の場合は、減速時もほとんど姿勢変化がありません。ほとんど重心高も変化しません。
ブレーキ=減速なので、重心高を下げることがコーナリング中に減速する理由であればF1やスーパーGTは、コーナリング中に減速をする必要がなくなってしまいます。
でも、車載映像やロガーデータを見ると、F1もスーパーGTも必ずコーナリング中に減速しています。

こういうレーシングカーの実態を無視して
ブレーキングでノーズダイブする⇒重心高下がる⇒車輌挙動が安定する⇒ターンインではブレーキを残すべし
みたいな素人的な発想をそのまま雑誌記事として掲載するのは止めて欲しいです。

たかが雑誌ごときいいではないか!と思わなくもないのですが、こういう内容を真に受ける人が世の中にはたくさんいるんです。
そしてそれが正しいと思い込むようになってしまいます。
その辺対する責任感みたいなものが感じられません。

100%正しいことを書くのは無理だし、何が真実か?なんて本当のところはわからないこともあります。
でも、この記述はヒドイです。

最低でもF1、スーパーGTの実測データや車載映像を見て実態と合っているか?合っていないとすれば、その理由は何か?くらいの確認をしてから記事にして欲しいです。
それから、ドライバーに物理現象を説明させるのは無理があるので、ドライバーには運転のことを聞き、その結果、クルマに起きている物理現象についてはエンジニアに聞くべきだと思います。

ちょっと内容は違いますが、同様なことを言っている人がいます。(最後のところ)
http://www.topnews.jp/2013/01/04/news/f1/teams/renault/79570.html
僕も同感です。
Posted at 2013/01/27 21:31:20 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2013年01月27日 イイね!

スタビは効いているか?

というガレージK氏の質問に答えるべく、今日はストロークセンサとは反対側のタイヤを持ち上げてみました。
ジャッキアップはボディのサイドシル下面にある後ろ側のジャッキアップポイントで行いました。
ストロークセンサは左側につけているので、反対側である右側の後輪を持ち上げてみると、センサ出力は-13mmと表示されました。
このとき持ち上がった右側後輪のダンパーは伸び切っているので-26mmです。
この状態ではスプリングは6mmくらい遊んでいます。

右側後輪を持ち上げると、同時に少しだけ左側後輪も持ち上がるので左右のストローク差は
26-13=13mm
となっていることがわかりました。

タイヤのところに換算すると、20mmくらいの差です。
こんなに差があってスタビが効かないなら、捨てちゃった方がいいのではないか?
と思いましたが、効いているのは運転している感覚から間違いないので、もう少し考えてみました。

伸び側のスプリングは全く効いていないので、ダンパーを伸ばしているのは地球の引力か、その他の何かによらなければなりません。
ニュートンによれば引力はバネ下の質量に比例するので、約20kgfです。
(バネ下質量からタイヤとホイールを引いた値)
さらに誰か下向きにダンパーを押している人はいないのか?と考えてみました。
いました!
ダンパー内部のガスです。(多分窒素ガス君です)
KYBのSpecTRとザックスではガス圧に違いはあると思いますが、こちらのグラフから読み取るとガス圧による反発力は25kgfくらいあるようです。
http://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2082

ダンパーを単品状態で手で縮めようとすると、確かに10~20kgfくらいの力をかけないと動き始めないので、とりあえず25kgfとして計算してみます。

ダンパーを下向きに押して(引っ張って)いる力は
地球の引力:20kgf
ダンパガス圧:25kgf
合計で45kgf

一方
スタビライザーの効きは以前計算したこちら
https://minkara.carview.co.jp/userid/1494795/blog/28296958/
の結果から、ホイール端(タイヤのところ)では、4.6kgf/mm相当です。

従って、ダンパーを上向きに動かすために必要な左右のタイヤ位置差を計算すると
45/4.6=9.8mm
この値は片側の値なので、左右ではこの倍である19.6mm差がないとダンパーは上向き(縮み方向)に動きません。

ジャッキアップ時のタイヤ位置左右差は20mmくらいなので、微妙にダンパーを持ち上げている(縮んでいる)状態のようです。
結論としては、スタビは効いているが、バネ下重量およびガス圧による反発力の方が大きいため、ダンパーは、ほぼ伸び切っている。ということになりそうです。

今度ダンパー交換をする機会があるので、その時にどのくらい左右差がつくと伸び側も縮み始めるか確認したいと思います。

追伸
ガス圧による反発力にレバー比を考慮するのを忘れてました。
レバー比を考慮するとガス圧反発力は20/1.4=18kgf
合計で38kgfなので
38/4.6×2=16.5mm

バネ下質量が予測値なので、次回測定してみたいと思います。
Posted at 2013/01/27 16:34:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | いろいろ計算 | 日記
2013年01月23日 イイね!

SLラーメン

またまたオートサロンネタです。
でもオートサロンもクルマも出てきません。

前回書いたように幕張メッセは実家の近くにあります。
実家の最寄駅は、宇都宮と違ってたくさんあり、
JR津田沼駅
京成谷津駅
京成津田沼駅
JR新習志野駅

のどれかなのですが、JR津田沼駅かJR新習志野駅をよく利用していました。
JR津田沼駅の南口を降りると最初に目に入るのが、今回のお題である「SLラーメン」です。
正式名称は「中華つけ麺SL津田沼店」だそうです。(地元ではSLラーメンと呼ばれています)


僕は食に興味がないので、いつもは”○○か食べたいなぁ”と思うことはありません。
しかし、実家に帰るといつもSLラーメンが食べたくなります。
恐らく僕が生まれて初めてラーンン屋さんで食べたラーメンがSLラーメンです。(6歳くらい)
味は普通で、変わったところは全くないのですが、うちの母親が作るサッポロ一番をプレミアムにした感じでとってもおいしかったです。
その後、10年くらいはSLラーメン以外のラーメン屋に行ったことはありませんでした。

社会人になると色々なラーメン屋に行かざるを得なくなりました。
ところが、どれもマズい!!。
マズくなくても美味しいラーメンがほとんどない!(たまにあるけどSLほどではない)
自分でサッポロ一番を作って食べた方がマシです。

ということで、今ではたまにしかラーメンを食べに行くことはありません。
でもラーメンは好きなので、実家に帰るとSLラーメンを食べに行きたくなるのです。
そんなわけで、オートサロンに行った帰りはお腹ペコペコなので、いつもSLラーメンで味噌ラーメンを食べて帰るのでした。
30数年経った今でも変わらぬ味でなんだか安心します。

ちなみに、千葉駅構内と木更津駅にも(20年前までは)SLラーメンがあり、どちらも津田沼と同じで美味しいラーメンを食べることができます。(今はないかも・・・)
ラーメンの味は人による好みが分かれるところなので、一概に言えないのですが、サッポロ一番の味噌ラーメンが好きな人には十分おいしくいただけるのではないかと思います。

カップラーメンのカレー味が好きな人には、ほとんど同じ味のするカレーラーメン(たぶん木更津店のみ)がオススメです。
プレミアムなカレーラーメンを食べることができます。

ちなみにちなみに、SLラーメンのSLが何を意味しているのか?それは30年以上経った今でもわからないのでした。
知ってる人がいましたら教えてください。
Posted at 2013/01/23 23:30:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2013年01月20日 イイね!

エンドレスの新商品

またまたオートサロンネタです。

エンドレスブースへ行ったところ、残念ながらエンドレスレディはおらず、代わりに新商品を見つけました。

昔と違って、最近はコレっといった新商品がないので、こういう新商品があると嬉しくなります。

プリロードスプリング(ベローズタイプ)

説明文


いまいち狙いと効果がわからないのですが、従来のヘルパースプリングとは違った形式なので興味深かったです。


ピロボールスプリングシート

説明文


要はアッパーシートにもピロボールつけちゃいました。って商品です。
狙いは、アッパシートが自由に動けることで、スプリングに発生するねじれや撓みによるダンパロッドへの入力を低減し、フリクションを低減するということのようです。
本当かよ!!って気もするのですが、恐らくちゃんと実測した結果だと思うのでそれなりの効果があったんでしょう。

どちらも説明は聞けなかったのですが、そのうち雑誌などでも取り上げられることがあると思うので楽しみです。




Posted at 2013/01/20 22:06:31 | コメント(7) | トラックバック(0) | クルマ | 日記

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サーキットで車を速く走らせるために必要なこととはなにか?を研究するのが趣味です。 日光、TC1000、茂原、を毎年走行してます。 2010年まではもてぎで開...
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