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2014年10月14日 イイね!

141003茂原ツインサーキット走行会 その3

今日は有休で、ちょこっとでかけて後は寝てました。
寝てたら頭が少しスッキリしてきたのでみんカラです。

今日は、つかぽんさんのデータを見てみたいと思います。

比較は、なにかとわかりやすいので、僕のS2000を持ってきました。

青:つかぽんさん(54”2)
赤:僕       (51”4)





今回も僕の方が走行距離が10m長いので、500付近で同じ位置になるように5mズラしています。
したがって、グラフ上ではタイム差が3秒ついていますが、5m分の約0.2秒を引いて、2.8秒が実際のタイム差です。

まずは、加減速区間を見てみます。
すると、ほとんど差がないことがわかります。
これの意味するところは、

茂原の速度範囲では、全開加速能力はほぼ同じ
最大減速Gが同じ

次にコーナ部分を見てみると、差が大きいことがわかります。
コーナが遅い理由はいくつかありますが、どの理由が該当するのかを把握しておかなければ次回への改善につながりません。

コーナが遅い原因
1、タイヤのグリップが低い(発生可能な最大横Gが低い)
2、最適な旋回半径からの差が大きい
3、ドライバーが遅く走っている(コースアウトを恐れて速度が上げられない)

この3つしか原因はありません。
例えば、1のタイヤのグリップが低いが主たる原因だとします。
これはドライバのがんばりではどうにもなりません。
100年修行を積んでも無理と思われます。

では今回の場合はどうかと言うと
1のタイヤのグリップが低いです。

僕の場合は、最大横Gで1.2G程度出ているのですが、つかぽんさんの場合は1Gくらいしか出ていません。
全体的に0.15~0.2G程度低くくなっています。

シミュレーションをすると、横Gの0.2G差は3秒程度に相当します。
従って、僕とつかぽんさんのタイム差は、そのほとんどが横Gの差ということです。

さらにタイヤのグリップが低い原因は以下の二つに分けることができます。
1、タイヤそのものグリップが低い
2、サスペンションの具合が悪い

つかぽんさんのAE111の場合、前後Gは僕のS2000と同じなので、横Gだけが低い状態です。
市販の普通スポーツタイヤの場合、前後Gと横Gの比率はほぼ同じですから、横Gだけが低い場合は、なにかがおかしいです。

ということで、走り方で改善できる部分もあると思いますが、まずは横Gが低い原因を解明することが、次回の走行に向けて必要だと思います。
Posted at 2014/10/14 22:42:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーキット走行 | 日記
2014年10月12日 イイね!

141003茂原ツインサーキット走行会 その2

体調はよくなりましたが、まだ頭がボ~っとします。

今回は、僕と青黒FD氏の比較をしたいと思います。
が、頭がボ~っとするので、簡潔に終わらせます。

まず、今回比較するのは以下のデータです。
僕     :51”4
青黒FD氏:50”1

差が1.3秒あるので、その原因を探ります。

まずは普通に速度比較です。


350m付近から距離と速度がズレてきているのがわかると思います。
その原因は、僕の方が4コーナ、5コーナ、8コーナで遠回りしているからです。

走行ラインと距離の違いを見てみます。


4コーナでは1個目で僕の曲がり始めが奥になっているため、走行距離が長くなっているのがわかります。
5コーナと8コーナでも僕の方が旋回半径が大きくなっていて、走行距離が長くなっています。

後半の比較がしやすいように、500mのところで位置が同じになるよう僕の走行距離を10mズラして重ねてみました。




速度比較グラフに、タイム差のグラフがあるのですが、0.8秒しか差がありません。
しかし、実際のタイム差は1.3秒ですから、0.5秒不足しています。

この0.5秒の差は、走行距離の差です。
僕の方が約10m走行距離が長く、茂原の平均速度は約21m/s(1070m/50sec)なので、

走行距離によるタイム差は10/21=0.48sec

遠回りにより約0.5秒分も遅くなっていました。
遠回りした分、平均速度も高ければ良いのですが、そうなっていないので遅くなる一方です。

ちなみに走行中は、5コーナでは、遠回りしているという意識は全くなく、適正な走行ラインを走っているつもりだったのですが、思い返してみると、テールスライドに対して修正舵を当てながら外側へ膨らんで走っていたことがあったのでそれが原因ののようです。
8コーナは何度かアンダーステアを出して小さく回れなかったことがあるので、それが原因と思われます。

まずは、1.3秒のうちの0.5秒が走行距離分であることがわかりました。

次に、残りの0.8秒の内訳を考えます。
各全開加速のところを見ると、僕のS2000の方が少し加速が悪いようです。
大ざっぱに見積もると1つの全開加速区間あたり約0.1秒の差がついているように見えて、全開加速区間が5箇所あるので、合計0.5秒

残りは0.3秒です。

ここでパッと見て差があるのが6~7コーナの減速区間です。
青黒FD氏は7コーナギリギリまで全開加速して、7コーナに向けてしっかり減速しています。
一方の僕の場合は、7コーナにむけてダラダラと減速しています。
この部分で0.2秒くらい遅いです。

6~7コーナのところは右から左へ切り返しながら減速する必要があり、7コーナに向けて強い減速をすると、不安定になりがちなので、ダラダラ減速していたのですが、がんばればなんとかなるということみたいです。

あとは、4コーナや最終の10コーナなどの差で合計1.3秒の差になったようです。

今回は、前回と異なり、1コーナや3コーナは速度を落とし過ぎることなく、狙ったとおり走ることができました。
これは、そう走ることを意識していたことと、タイヤがZⅡになって思ったとおりに走れるようになったことが大きいと思います。

最後に次回への課題をまとめると
1、各コーナでは遠回りにならないように気をつける。
2、7コーナまではしっかり加速し、しっかり減速する。

とは言うもののやっぱり体調がよくないと話にならないので、まずは体調回復に努めたいと思います。

Posted at 2014/10/13 01:04:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | サーキット走行 | 日記
2014年10月06日 イイね!

141003茂原ツインサーキット走行会 その1

最近、業務多忙により体調がよくなかったのですが、そんな中、走行会に参加したところ、脳震盪のような症状でさらに体調が悪くなり、本日は仕事をお休みしてしまいました。

茂原の走行では強く縁石に乗り上げることが多いのですが、車輌ダメージを考慮して、あまりガツンと乗り上げないようにしています。

今回の走行でもいつもと同じように同じところを走ったつもりなのですが、7コーナの縁石に乗り上げ後の着地で、脳が揺られるような感覚がありました。

あまり気にせず走っていたのですが、スレンダーさんの隣で同乗しているときに、脳がクラクラする感覚で吐き気がしたので、午後の走行はやめることにしました。

家に帰って脳震盪について調べてみると、軽い脳震盪でもかなりヤバいということみたいなので、しばらく安静にしたいと思います。

でもって、なんで今回はそんなことになったのか原因を考えてみると
1、そもそも体調がよくなかったので、頭の姿勢をコントロールできていなかった。
2、たぶん途中でダンパが壊れて、減衰が高かった。

2のダンパ減衰はかなり怪しいです。
帰り道はダンパ減衰を最弱にして帰ってくるのですが、明らかに道路の段差でいつもより跳ねて乗り心地が悪化してました。
過去にも茂原を走行したときに減衰調整機能が壊れたことがあるので、再発と思われます。


そんなわけで、今回はZⅡでの初茂原走行でタイムアップも期待できたのですが、あまりいいタイムはでませんでした。

ということで、いきなり自分のことは棚に上げ、人のデータを見てみるコーナーです。

本日は、いつものじょに~♪さんです。
比較は、じょに~♪さんのRX-7を運転した青黒FD氏です。

タイムはドリフトボックスの値で
じょに~♪さん:53秒20
青黒FD氏   :51秒30

同じクルマで1.9秒は無視できない差です。

それではどこに差があるのか速度データを見てみましょう。
赤:じょに~♪さん、青:青黒FD氏


コース図とコーナ番号はこちらを参照ください。

差が大きくついているのは、3コーナ、6~7コーナ、9コーナ、10コーナ

逆に、2コーナ、4コーナ、5コーナ、8コーナはほぼ差がありません。

要するに、高速(70km/h以上)コーナで差が大きく、低速コーナは差がないということです。

どうしてこうなるかを考えてみます。
茂原の場合はエスケープゾーンがないので、高速コーナになればなるほどコースアウトの危険性が高まります。

そのため、クルマのコントロールに自信がないとタイヤのグリップ限界でコース幅をいっぱいに使った走りができません。

低速コーナはしっかり減速してから曲がるのでコースアウトの危険性が少なく、きちんと走ることができます。

こういう状況を気合と根性だけで克服しようとすると、クラッシュだけが待っているので、まずはTC1000の1コーナのような比較的エスケープゾーンの広いコーナで練習することが必要です。

また、茂原の場合クルマによっては6~7コーナと9コーナの途中でシフトアップすることがあると思います。(S2000は不要です)

どちらも加速中に曲がりながらシフトアップをしなければならないので、テールスライドしたときには片手でカウンタステアを当てなければなりません。

ハンドルは両手しっかり持って回すのは基本中の基本ではありますが、どうしても片手で回すことが必要になることがあります。

「そんな特殊テクニックは覚えなくて結構」という人には全くオススメしませんが、僕の感覚的にはサーキット走行における基本操作のうちの一つだと思います。

なので、まずは両手でしっかりクルマをコントロールできるようにする。
それがある程度できるようになったら、同じことを片手でできるようにする。

こういう運転技術が身につけば、1.9秒差はほぼなくなると思われます。
Posted at 2014/10/06 20:53:47 | コメント(3) | トラックバック(0) | サーキット走行 | 日記

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サーキットで車を速く走らせるために必要なこととはなにか?を研究するのが趣味です。 日光、TC1000、茂原、を毎年走行してます。 2010年まではもてぎで開...
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