今日は有休を取ってS2000の車検に行ってきました。
毎度のことではありますが、車検は憂鬱です。
特に今回は準備不足で何かと苦労しました。
そもそも僕のS2000はバリバリに違〇です。
先週末は、はみ〇しタイヤを先々週に購入した新品のスタッドレススノータイヤに交換して、車高も変更しました。
車高を変えるとトーが変化してサイドスリップがNGになるので、トーゲージを使ってトー0に調整もしました。
また、毎回ヘッドライトの光量不足とテスター屋さんで言われるので、ヘッドライトレンズをコンパウンドで磨きました。
今日の車検は午後1時から予約していたので、その前にSRS警告灯を消すことにしました。
3年くらい前から点灯しっぱなしです。
2年前の車検の時は、ネットで調べたら、警告灯は点灯するかどうかは確認されるが、消灯については確認されないといと書いてあったので、そのまま車検を通しました。
しかし、最近は点灯したままでは車検に通らないという風のうわさを聞いたので、消すことにします。
ネットで検索すると、インパネ下の2PINカプラーをショートすると消えるということだったので(詳しくは別途検索してくださいね)、やってみました。
でも・・・消えません。
何度やっても消えません。
ステアリングボスに付属していたエアバッグの代わりに付ける抵抗みたいなものくらいしか壊れそうなものがないので、ステアリングボスを買い替えることにして、オートバックス的なところに行くことにしました。
でも、最近ってこういうパーツは売ってないんですね。
2か所くらい行ったのですが、売っていなかったので、あきらめてとりあえず陸運局に行くことにしました。
陸運局に行く途中でテスター屋さんに寄ってヘッドライトの光軸調整をしてもらい、1時ちょっと過ぎに陸運局に到着しました。
税金などを払い車検ラインを見に行くと、こんな張り紙がしてあります。
「エアバッグ等の警告灯が点灯している車は車検ラインを通すことができません。平成29年2月1日」
なに~っ!!
ネットの事前情報通りと言えばその通りなので、今さら驚くことでもなんでもないものの、このままでは、車検に通らないので対策が必要です。
そこで、考えます。
問:警告灯が点灯するのはなぜか?
答え:そこに警告灯があるから
そうです!警告がなければいいんです!
ということで、メータから電球を取り外すことにしました。
現代の車の警告灯はLED化されていて、メータ基盤にハンダ付けされていますが、S2000は古き良き時代の車なので、電球が使われています。
まさか陸運局でメータを外すことになるとは思っていませんでしたが、メータを外しました。
でも、メータを外しても電球が見えません。
一瞬、交換できないのかと焦りましたが、世の中の電球でフィラメントが切れない電球はないので、絶対に交換できるはずだと思い、メータの裏カバーを外したら、電球が見えて取り外しができました。
無事に警告灯が消えたので、車検ラインに並ぶことにして、サボっていたヘッドライト等の灯体チェックをしました。
フロント左のポジション球が切れている・・・。
点灯しなくていい警告灯は点灯するけど、点灯しなくてはならないポジション球が点灯しない・・・。
世の中、サボっていていいことなんかあるわけないんです!
またまたオートバックス的なところに行って、電球を購入しました。
お店の駐車場でポジション球を交換しようとボンネンット開けたら・・・
エンジンルーム側からはポジション球に手が届きません。
オートバックス的なお店の駐車場だったので、とっても気が引けたのですが、止む無くタイヤとインナーフェンダーを外して、ポジション球を交換しました。
なんとか車検ラインが閉まる前に陸運局に到着して、無事車検も通りました。
僕の前に黄色い96インテタイプRの若者が車検ラインに並んでいて、見た目的には普通だったのですが、最低地上高のチェックでひっかかったらしく、落とされたぽかったです。
僕は、事前に9cmの木の角材を車体の下に突っ込んで、すべての場所で10cm以上隙間が確保できていることを確認していたので、同様にチェックされましたが問題なしでした。
ということで、今日は自分の準備不足を痛感したものの、最終的には無事に車検を通すことができて安心して明日からのGWを迎えることができました。
GW中にタイヤ交換と車高変更とトー調整をして一連の車検対応を終わりたいと思います。
4月29日追記
今回の警告灯について調べました。
「審査事務規定の一部改正について」という通達が自動車技術総合機構というところから出ていて、こう書いてあります。
「原動機の作動中において、異常状態を表示する警告灯が点灯又は点滅していない状態であること」
ということは、今回の警告灯がない状態は問題なしってことになります。
ただし、メータの警告灯故障という観点では問題ありと思われます。
でも、そもそもエアバッグというシステムがない状態であれば、メータに異常の有無を表示する義務もないと考えられるので、やっぱり問題なしってことにしました。
それにしても、どんどん検査が厳しくなってて嫌ですね。
昔、車高調が合法になったように、トランプ大統領から圧力かけて欲しいです。