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タツゥのブログ一覧

2024年01月26日 イイね!

メインジャーナル オイルクリアランス計算

今の職場に異動してから約3年が経ちました。
通勤では東北新幹線、埼京線、武蔵野線を使っています。

異動後は新型コロナの影響で在宅勤務の日が多かったのですが、昨年GW明けからは出社が多くなり気が付いたことがあります。

埼京線、武蔵野線ではたびたび「体調不良の乗客救護のため遅延が発生しています」という案内があります。

夏は”こんだけ暑かったら体調も悪くなるよなぁ”とか思ってたのですが、実際はあまり季節に関係なく体調が悪い人がいるようで、月に2~3回は遅延が発生してる気がします。

で、ふと思ったのですが、学生~社会人4年目まで電車で通学、通勤をしていた9年間で乗客救護の案内を聞いた記憶がないのです。

学生時代は総武線、京葉線、内房線を使っていて、京葉線は強風、内房線は踏切事故が発生して遅延してましたが、総武線、京葉線含めて乗客救護で遅延があった記憶がありません。

埼京線、武蔵野線の沿線は激務の人が多いのか?とかコロナワクチンのせいなのか?とか、昔は体調不良で倒れてる人がいても無視してたのか?とかいろいろ気になってきました。

なにか理由知ってる人いたら教えてください。

さて、本日の本題です。

今年は暖冬っぽい日が続いてますが、朝はかなり寒くなってきました。
宇都宮は最低気温が-2℃くらいまで気温が下がります。

気温が下がるとS2000のエンジンスターターの回りが悪くなるという問題が発生します。

特に電車通勤するようになってからはほとんどS2000に乗らないのでバッテリーも上がり気味で、先日はエンジンかかる前にバッテリーが上がってしまいました。

で、またふと思ったのです。
スターターの回りが悪い原因はなんだろうか?
①エンジンが冷えていて、メインジャーナルオイルクリアランスが小さく、クランクシャフトの回転摩擦抵抗が大きい。
②カストロールRS 10W-50が冷えていて粘度が激高くクランクシャフトの回転摩擦抵抗が大きい。
③バッテリーが上がり気味で元気がない。
④バッテリーが冷えていて元気がない。
⑤スターターモータが劣化していて元気がない。

予備のバッテリーを家から持ってきてつないだらそこそこ元気良く回ったのでたぶん③と④なのですが、①の影響を計算してみることにしました。

摩擦は直接計算できないので、オイルクリアランスの変化を計算します。

計算はシリンダブロック、ベアリングキャップ、メインベアリングの寸法および線膨張係数を下記の値として、温度別に寸法変化と常温時のオイルクリアランスから計算しました。

実際の形状やベアリングキャップボルトの影響等も考慮すべきですが、おおまかな値を知りたいだけなので今回は考慮していません。

線膨張係数
・シリンダブロック(アルミ):2.1×10^(-5)
・ベアリングキャップ(鋳鉄):1.1×10^(-5)
・メインベアリング(スチール):1.1×10^(-5)
・クランクシャフト(スチール):1.1×10^(-5)

寸法
・メインジャーナル径:Φ55
・シリダブロックジャーナル内径:Φ60
・メインベアリング肉厚:t2.5

常温(20℃)オイルクリアランス(サービスマニュアル記載値)
・17~41μm(中央29μm)

計算結果


僕のS2000の常温オイルクリアランスがいくつかわからないので、ここでは中央値と仮定すると、20℃では29μmです。(グラフの①)
エンジン始動時のエンジン温度が0℃だとすると、このときのオイルクリアランスは24μmという計算結果になりました。(グラフの②)

オイルクリアランス24μmは大きいのか小さいのか感覚的にわからないので、オイルクリアランス設定の最小値と比較します。

すると、常温の設定最小値は17μmになっているので、24μmはそんなに小さい値ではないということがわかりました。

今回の計算はあまり正確とは言えないのですが、ついでに-20℃のときを見てみます。
宇都宮では-20℃になるときはないものの、日本でも北海道では普通にありえる気温なので、-20℃でエンジン始動できないと困るはずです。

オイルクリアランス最小設定時の-20℃オイルクリアランスは7μmでした。

7μmでエンジンかかるなら、24μmだったら余裕で回ると思われます。

なので、0℃くらいであればエンジン始動時のスターターの回りが悪い原因はメインジャーナルのオイルクリアランスが小さいことが主たる理由ではなさそうだ といことが今回の計算でわかりました。

ということで、予備バッテリーを家で充電して交換したいと思います。
Posted at 2024/01/26 23:06:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | いろいろ計算 | クルマ
2024年01月21日 イイね!

低反発スプリングの続き

先週末に東京オートサロンへ行ってきました。

端から順に見ていたら、HALスプリングが出展していました。

せっかくの機会なので、説明員の方に低反発スプリングの疑問について質問してみました。
今回書いた質問の他にもいくつか質問したのですが、どの質問にも丁寧に答えていただきました。大変感謝です。

Q:低反発の反発とは何ですか?
  力ですか?、単位はニュートンですか?
A:力ではありません。単位はありません。
  スプリングが縮んだ状態から元に戻るときの速さの違いです。

Q:それは車輛取付状態ですか?
A:車輛取付状態です。

Q:その場合、同じバネレートでも固有振動数に違いがあるということでしょうか?
A:同じバネレートでも固有振動数が違います。

Q:実測結果があるのですか?
A:実測結果はありません。しかし、体感上は明らかに差があります。

Q:実測しないのですか?
A:実測したいと考えています。

Q:固有振動数が違うということは、実際のバネレートが違うということを意味していると思うのですが、違うのでしょうか?
縮み始めのバネレートが低い部分のバネレートの差が原因なのではないでしょうか?
A:低反発と高反発スプリングは、ストロークに対するパネレート変化が異なるため、それが原因かもしれませんが、(呼称の)バネレートは同じです。

話を聞いて僕が感じたこととしては、(呼称の)バネレートが同じでも線径、巻き数が異なると、体感上は明らかに違いがあることがわかる というのは本当のようです。

また実測等によりメカニズムが明らかになっているわけではないということもわかりました。

しかし今後は実測して違いをよりわかりやすく説明できるようにしたいとのことでしたので、ぜひ実現してHP等で紹介して欲しいと思いました。

ところで、ついでにストローク~バネレート特性について聞いてみました。

スプリングにとって重要な諸元と言えば、①各部寸法②ストローク~バネレートまたはストローク~荷重特性③使用条件(最大荷重、ストローク)④材質 おおよそこの4つですが、②についてはバネレートの呼称値の記載しか見たことがありません。

したがって特性に違いがあるのかないのかさっぱりわからず、何を基準にバネを選んでいいのか困ってしまいます。

そこで質問です。

Q:なぜカタログなどにストローク~バネレートのグラフを載せないのですか?
A:お客さんの要望がないからです。

お客さんの要望がないからなのだそうです。

普通はスプリングメーカの人と話をする機会はほとんどなく、要望を伝える機会がないだけな気もするのですが、いずれにしても、要望がないことが理由なのであれば、要望する必要がありそうです。

ということで、スプリングメーカの人と話をする機会やアンケートに答える機会があったら「カタログにストローク~バネレートのグラフを載せてください」ってみんなで要望しましょう!!

こんなグラフです。
Posted at 2024/01/21 23:56:21 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2023年11月05日 イイね!

ドイツのビール

ドイツのビール僕がレースに興味を持ったのは1985年ごろで、レース雑誌を買ったり、TV放送を見始めたのが1987年です。

1987年はBMW M3(E30)がWTCに参戦を始めた年で、日本の富士スピードウェイで行われたインターテックにもやって来ました。

僕は家のテレビにかじりついて見ていた記憶があります。



中でもエッゲンバーガーTEXACOフォードシエラとシュニッツァーBMW M3は本当にカッコ良かったです。

そのBMW M3にはドイツのビールメーカであるWarshteiner(ヴァルシュタイナー)がスポンサーについていました。

当時はBMW M3とこのカラーリングはカッコいいなぁって思ってましたが、Warshteinerが何の会社かは全く知りませんでした。

Warshteinerがビールメーカだと知ったのは、20年くらい経った後です。

Warshteinerは日本のスーパーなどでは販売されていないため、今年の5月にお台場で開催されたオクトーバーフェストに行ったときに探したのですが、売っておらず今回のドイツ旅行で飲めることを楽しみしてました。

そしてミュンヘンに到着してホテルの近くにあったREWE(ドイツのスーパーマーケット)で缶ビールのWarshteinerを見つけました!

もしWarshteinerがあったら絶対最初に飲むと決めていたので、迷わずWarshteinerを買いました。

値段は500mlで1.29€(1€=158円計算で約204円)でした。
さすがドイツはビールが安いです。


思いの外ドイツの路上で缶ビールを飲んでいる人がいなかったので、法律的に大丈夫かな?とか心配になったものの、ネット検索しても法律がなさそうだったのと1人飲んでる人を見かけたので、飲んでみました。

とても飲みやすくて美味しかったです。
味的には日本のスーパードライ的な味だったように思います。

夕食はミュンヘンのSchneider Weisse(シュナイダーヴァイセ)というお店にしました。


伝票見ると僕と奥さんで違うビール飲んだっぽいのですが、1日目で疲れてたせいかいまいち記憶がありません。
でもきっと美味しかったと思います。

2日目と3日目はシュトゥットガルトに泊まりました。
なるべく多くの種類を飲みたかったので、美味しそうなのを全部買ってみました。


今回もホテルの近くにあったREWEで購入したのですが、シュトゥットガルトはミュンヘンと比べると都会度が下がるせいか、少し安く売ってました。


500ml缶が1本0.99€(約158円)でした。
日本では500ml缶が270円くらいなので激安です。

飲んだビールは全部飲みやすく美味しかったです。

その中でも特に美味しかったのが、シュトゥットガルトのビールで、”Stuttgarter Hofbräu”(シュトゥットガルターホフブロイ)です。

シュトゥットガルト1日目の夜はケバブを食べに行きました。
ドイツはトルコの移民が多くケバブ屋も多いそうです。

このケバブ屋さんにStuttgarter Hofbräuが置いてあって、シュトゥットガルトのビールっぽかったので飲んでみました。


とても美味しかったのでスーパーで探したら同じものが売っていて、もう一度飲んだらやっぱり美味しかったです。

お土産に1本買ってきて日本で飲んでもやっぱり美味しかったので間違いありません。

なにか特別な味がするわけではなく、普通のビールなのですが、とにかく飲みやすくそして美味しく満足度が高いビールでした。

今回のドイツ旅行での一推しです。

シュトゥットガルトの次はケルンに行きました。
ケルンではケルン大聖堂を見た後に、駅近くのGaffel am Domというビアホール的なところに行きました。

Domはガンダムのドムではなくて、ケルン大聖堂のことを指すので、ガッフェル ケルン大聖堂前店という意味のようです。


Gaffel Wiess vom Fassというビールの500mlを注文し、あっと言う間に飲んでしまいました。
このビールも美味しかったです。


お値段は500mlで5.4€(約853円)なので、日本の中ジョッキと比べるとちょっと高いです。


ケルンには宿泊せずにフランクフルトに泊まりました。
フランクフルトにはアップルワインというのがあるらしく、奥さんが飲みたいというので、Apfelwein Daxというお店でアップルワインを飲みました。

率直に言うと、りんご酢です。
でも地元の人と思われるお客さんはみんな飲んでました。


ホテルに帰る途中のスーパーでビールを購入してホテルで飲みました。


ハイネケンは日本で売ってるのとオランダのビールなのでちょっと迷いましたが、日本との違いを知りたくて飲んでみました。

ドイツで売ってるハイネンケンだけの問題なのか、瓶入りの問題なのかわかりませんが、日本で売ってる缶のハイネケンの方が美味しかったです。

それと、どこのスーパーでもハイネケンだけ缶が330mlで値段は他の500mlと同じような値付けになってました。

フランクフルトからまたミュンヘンに戻ってきて、1日目の夜はHofbräuhaus(ホフブロイハウス)へ行きました。

ホフブロイハウスは創業1589年の老舗の国立ホフブロイハウス醸造会社が直営するビアホールなのだそうです。

店内に入ったら、”祭りかっ!!”ってくらい人で溢れてました。
座るところもなくて、諦めて他のお店に行こうとしていたら、席が空きました。

僕らが座った席は7人用のテーブルのところで、スペイン人夫婦2人との相席だったので4人で座ることになりました。

とにかく激混みだったのでそのうち誰か来るだろうと思ったら、20代前半くらいの女の子3人組がスペイン人夫婦に座っていいか聞いてました。

奥に座りたいとのことだったので、奥へ通します。

すると、3人だけでなく、あとからゾロゾロ現れます。
次から次へと入って来て、合計7人入ってきました。

7人がけの席に11人に座ることになりかなり窮屈になってしまいました。

この女の子たちもスペイン人らしく、大学の仲間で旅行に来ているようでした。

とにかく店内が混んでいて、注文した料理がなかなか来ないのと、席が窮屈だったのであまり落ち着いて食事ができなかったのですが、こちらのビールも飲みやすく美味しかったです。


翌日は日曜日で、ドイツでは基本的に日曜日はお店は開いていません。
もちろん基本ではないお店もあるので、そこに行きました。
場所はミュンヘン新市庁舎のある建物の中で、Ratskellerというお店です。

こんな立派でカッコいい建物が市庁舎だそうです。


たくさん飲めそうな気がしたので1000mlにしました。
片言の日本語をしゃべる陽気な店員さんも、そんなに飲むのか?って顔してましたが、このビールもとても美味しくて、飽きることなく全部飲めました。


ジョッキにも書いてあるようにこのビールは”Löwenbräu"(レーベンブロイ)という名前でどこかで聞いたことのある名前だなぁって思って、日本に帰ってきたら近くのスーパーでも売ってました。

お値段は500mlで5.4€(約853円)です。


さきほど書いたように、この日は日曜日でスーパーは閉まっていたため、ミュンヘン駅に行ってみたところ、駅地下街みたいなところのお店は空いていて、そこで缶ビールを1本買いました。

駅地下は突然値段が上がり、1本1.9€(約300円)でした。


お店で飲んだビールが何かすっかり忘れていた僕は全く同じレーベンブロイを買いました。


お店で飲んだのはとても美味しかったのですが、缶はいまいちだった気がしました。
でも日本に帰ってきて日本のレーベンブロイ飲んだら美味しかったので勘違いかもしれません。

今回のドイツ旅行では全部で10種類以上のビール飲みました。
ほとんどのビールが美味しく、どれも飲みやすかったのが印象的でした。

今回の旅行では缶ビールを多く飲んでますが、実際はドイツのスーパーでは瓶ビールの方が多く売ってました。
容量は瓶も500mlで、値段は缶と同じでした。
それと、冷やしているものよりも普通に置いてある方が種類が多かったです。

以前聞いた話ではドイツのお店で飲むビールはぬるいということだったのですが、今回行ったお店はどこもよく冷えてました。

ドイツビールは本当に美味しかったのでまたドイツ行きたいのですが、しばらく行けそうにないので、東京で開催されるオクトーバーフェストに行きたいと思います。
Posted at 2023/11/05 22:24:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2023年11月01日 イイね!

ドイツの駅名

今日はドイツの駅名と地名の話です。

ICEの停車する駅名にはHbfという3文字が地名の後についていることが多いです。

例えばミュンヘン中央駅の場合はMünchen Hbfです。

このHbfは”Hauptbahnhof”(ハウフトバーンホフ)の略です。

Hauptはドイツ語で「主要」
bahnhofはドイツ語で「駅」

したがって、Hbfは主要駅という意味で、日本語に訳す場合は「中央駅」と訳されるようです。

という前知識を前提に、各駅の外側の写真をご覧ください。

ミュンヘン中央駅


ケルン中央駅


フランクフルト中央駅


そうなんです。
全ての駅舎には”HAUPTBAHNHOF"としか書いてないのです。

日本に置き換えれば、東京駅にも大宮駅にも宇都宮駅にも”中央駅”としか書いてないってことです。

今、自分がどこの都市にいるかわからない人はいないから、中央駅だってことがわかるようにすればいいってことなのかもしれないですね。

ちなみに中央駅でない駅には地名が書いてあります。

こちらはケルン中央駅から川を渡った隣の駅でケルンメッセ駅です。

右側にDeutzと書いてあるので、わざわざドイツって書かなくても、ドイツの駅ということはわかるのになぜだろう?って思いましたが、国のドイツはDeutschlandなのでちょっと違います。
調べたらこの辺の地名だそうです。
ケルンのドイツ地区にあるケルンメッセ駅という意味でした。
あー紛らわしぃ!

ここで少し話が変わります。
今回ICEのチケットは日本からインターネットで購入しました。
ドイツ鉄道のホームページへ行くと表示する言語が選べるので英語表示にします。

次にミュンヘン→シュトゥットガルトへのチケットを購入したかったので、出発駅に”Munchen”と入力しました。

すると選択欄が出てきてMunich(München)が一番上に出てきて、下の方を見てもMünchen Hbfは出てきません。


てっきりMunichはミュンヘンにある地名だと思い、「なんでMünchen Hbfが選択肢で出てこないんだろう?」、本当はMünchenなので「uの上の点々(ウムラウトと言います)がないのが問題なのかな?」って思いましたが、とりあえずMunichをググってみました。

すると、Münchenの英語名がMunichなんだそうです。(知ってました?)

国の名前に英語名があるのは知っていたし、理解もできるのですが、地方都市の名前にも英語名があるということを今回初めて知りました。

ちなみにKöln(ケルン)は英語ではCologneです。

Cologneってなんだよ!って思いませんか?
他国の地名に勝手に違う名前をつけるとは英〇人は本当に困りものです。

なので、英語表示の画面でチケットを購入するときは事前に英語の地名を調べておく必要があります。

もうひとつドイツ初心者を困らせる駅名(地名)があります。
フランクフルト中央駅をグーグルマップで見ると、"Frankfurt (Main) Hbf"と書いてあります。


ここでMainってなんだろう?って気になりました。
英語でMainは主要という意味で、Hbfは主要駅(中央駅)という意味なので

Frankfurt (Main) Hbfはフランクフルト主要中央駅という意味になるはずですが、主要ではない中央駅がもう一つあるのだろうか?とか不思議に思いました。

それよりも自分の目指すべきフランクフルトの駅はこの駅で本当にいいのか?というのが最大の問題です。

もし間違った行先のチケットを買ったらいろいろややこしそうなので失敗は許されません。

ただ、地図を見る限りフランクフルトにある大きな駅はFrankfurt (Main) Hbf ひとつしかないので、行先は間違っていなそうでした。

さらに調べた結果わかりました。

Mainは英語のメインではなく、ドイツ語のマインで、マインはフランクフルト駅の隣を流れているマイン川の意味でした。

ドイツにはフランクフルトという地名が2つあって、それを区別するために、マイン川沿い(am Main)という補足を付けてFrankfurt am Mainと呼ぶのだそうです。

これで安心してフランクフルト駅行きのチケットも購入できました。

ドイツの駅名はわかりずらい気がしましたが、千葉県にある東京ディズニーランドや東京ドイツ村の方がよっぽどわかりずらいですね。

ということで今日は駅名の話でした。
Posted at 2023/11/01 22:48:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2023年10月30日 イイね!

ドイツの鉄道続き

ドイツの鉄道続き前回のブログで書いた、ICEの遅延に関しちょっと解せないことがあって、写真や写真を撮影した時間、ドイツ鉄道の時刻表、グーグルマップのタイムラインなどを見て考えたところ、あることに気が付きました。



それは、自分が乗っていたICE621の車内モニターに表示されている情報が正しくなかったということです。

まずはICE621の時刻表をご覧ください。


出発地のフランクフルトからミュンヘンまでは間に3つ駅があります。
1,アシャッフェンブルク
2,ヴュルツブルク
3,ニュルンベルク
4,ミュンヘン

車掌さんが僕のところに来たのが何時だったかがわからないのですが、車掌さんは3のニュルンベルクがこの電車の終点だからそこで乗り換えろと言ったように聞こえました。

その後に撮影した車内モニターの写真がこちらです。


この写真は現地時間の14:40分に撮影していて、この時点で次の駅はヴュルツブルクと表示されています。
(右下に写っている16:40という意味深な時間はあとで説明します)

そして、次の到着駅が近づいてきました。

すると、車内の放送で「次の駅がこの電車の終点だから全員乗り換えろ」という情報とともに天井設置のモニターにも次の駅で乗り換えの表示がされました。

そして、次の駅に到着し、全員降りて隣の電車に乗り換えました。

目の前にあるモニターにはずっと次の到着駅はヴュルツブルクと表示されているので、僕はてっきりヴュルツブルクで乗り換えをしたのだと思ってました。

車掌はニュルンベルクで乗り換えと言ってた気がするけど、聞き間違えだったのかな?とか、この電車はニュルンベルクまで行くけど、全員ヴュルツブルクで乗り換えが必要になったのかな?とか自分が乗り換えをした駅がヴュルツブルクであることを前提に状況を理解しようとしてました。

しかし、昨日、グーグルマップのタイムラインを見たらニュルンベルク駅に15:01から15:10までいたことがわかりました。

14:40はフランクフルトで乗ったICE621に乗っていたので、15:01~15:10の間にニュルンベルク駅で乗り換えをしたというのが事実のようです。

ニュルンベルクからミュンヘンまでは1時間4分かかるので、15:10発だとミュンヘンには16:14頃到着となり、実際の到着時間16:15頃と計算が合います。

さらに、14:40にいるところを時刻表からも考えてみます。
フランクフルト駅は12:50頃に出発し、ミュンヘンには16:15頃に到着しているので、合計で3時間25分くらいかかっています。

定刻の所要時間は3時間13分なので、乗り換え時間を考慮すると全体として約2時間遅れでの運行になっていました。

したがって14:40は定刻換算では12:40くらいで、その時間にいるはずの地点は、2のヴュルツブルクと3のニュルンベルクの間ということになり、この時の次の駅はニュルンベルクであることが確認できました。

つまり14:40のモニターに表示されていた”次の駅はヴュルツブルク”という情報は正しい情報ではなかったということです。

その他にもこのモニターに表示には間違いがあります。
①現在時刻が16:40になっている。→本当は14:40です。
 (電車に乗った時点から時間がズレてました。)
②Würzburg Hbf到着時刻が12:01になっている。→実際は14時頃
③行先がミュンヘン中央駅のままになっている。

②と③は当初の到着時刻と行先を表示しているだけ。というのが実態だとは思うのですが、ここで一番上の写真の説明です。

これ、昨日の朝まで全く気が付かなかったのですが、フランクフルト駅のホームにあったモニターの写真をよく見てみたら、ちゃんと行先はニュルンベルクに変更になっていて、その上に”ミュンヘン中央駅までは行けません”と書いてありました。

なので、電車内の表示は更新されずに当初予定のままになっていたけど、駅のホームは出発の前から更新されていて、それに気が付かなかったということです。

でも、駅のホームでは気が付かなかった方が良かった気がしました。
もし、出発前にミュンヘンまで行かないことを知ってしまったらきっとパニックになっていたと思うのです。

この電車に乗るしかないけど、乗ってもミュンヘンまで行けない・・・。
どの電車に乗り換えたらいいんだろうか?とか、その電車のチケットは改めて買う必要あるのだろうか?とかいろいろ考えて全く落ち着かなかったはずです。

でも、車掌さんが来るまで、ミュンヘンに行かないことを知らず、車掌さんから隣の電車に乗り換えろって直接聞けたので、電車内ではのんびりできました。

今回の教訓
ドイツ鉄道の電車内のモニター表示は正しくない可能性があるので信用せず、停車した駅と時刻を確認した方がよい。
Posted at 2023/10/31 23:48:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記 | 日記

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サーキットで車を速く走らせるために必要なこととはなにか?を研究するのが趣味です。 日光、TC1000、茂原、を毎年走行してます。 2010年まではもてぎで開...
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