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タツゥのブログ一覧

2023年11月05日 イイね!

ドイツのビール

ドイツのビール僕がレースに興味を持ったのは1985年ごろで、レース雑誌を買ったり、TV放送を見始めたのが1987年です。

1987年はBMW M3(E30)がWTCに参戦を始めた年で、日本の富士スピードウェイで行われたインターテックにもやって来ました。

僕は家のテレビにかじりついて見ていた記憶があります。



中でもエッゲンバーガーTEXACOフォードシエラとシュニッツァーBMW M3は本当にカッコ良かったです。

そのBMW M3にはドイツのビールメーカであるWarshteiner(ヴァルシュタイナー)がスポンサーについていました。

当時はBMW M3とこのカラーリングはカッコいいなぁって思ってましたが、Warshteinerが何の会社かは全く知りませんでした。

Warshteinerがビールメーカだと知ったのは、20年くらい経った後です。

Warshteinerは日本のスーパーなどでは販売されていないため、今年の5月にお台場で開催されたオクトーバーフェストに行ったときに探したのですが、売っておらず今回のドイツ旅行で飲めることを楽しみしてました。

そしてミュンヘンに到着してホテルの近くにあったREWE(ドイツのスーパーマーケット)で缶ビールのWarshteinerを見つけました!

もしWarshteinerがあったら絶対最初に飲むと決めていたので、迷わずWarshteinerを買いました。

値段は500mlで1.29€(1€=158円計算で約204円)でした。
さすがドイツはビールが安いです。


思いの外ドイツの路上で缶ビールを飲んでいる人がいなかったので、法律的に大丈夫かな?とか心配になったものの、ネット検索しても法律がなさそうだったのと1人飲んでる人を見かけたので、飲んでみました。

とても飲みやすくて美味しかったです。
味的には日本のスーパードライ的な味だったように思います。

夕食はミュンヘンのSchneider Weisse(シュナイダーヴァイセ)というお店にしました。


伝票見ると僕と奥さんで違うビール飲んだっぽいのですが、1日目で疲れてたせいかいまいち記憶がありません。
でもきっと美味しかったと思います。

2日目と3日目はシュトゥットガルトに泊まりました。
なるべく多くの種類を飲みたかったので、美味しそうなのを全部買ってみました。


今回もホテルの近くにあったREWEで購入したのですが、シュトゥットガルトはミュンヘンと比べると都会度が下がるせいか、少し安く売ってました。


500ml缶が1本0.99€(約158円)でした。
日本では500ml缶が270円くらいなので激安です。

飲んだビールは全部飲みやすく美味しかったです。

その中でも特に美味しかったのが、シュトゥットガルトのビールで、”Stuttgarter Hofbräu”(シュトゥットガルターホフブロイ)です。

シュトゥットガルト1日目の夜はケバブを食べに行きました。
ドイツはトルコの移民が多くケバブ屋も多いそうです。

このケバブ屋さんにStuttgarter Hofbräuが置いてあって、シュトゥットガルトのビールっぽかったので飲んでみました。


とても美味しかったのでスーパーで探したら同じものが売っていて、もう一度飲んだらやっぱり美味しかったです。

お土産に1本買ってきて日本で飲んでもやっぱり美味しかったので間違いありません。

なにか特別な味がするわけではなく、普通のビールなのですが、とにかく飲みやすくそして美味しく満足度が高いビールでした。

今回のドイツ旅行での一推しです。

シュトゥットガルトの次はケルンに行きました。
ケルンではケルン大聖堂を見た後に、駅近くのGaffel am Domというビアホール的なところに行きました。

Domはガンダムのドムではなくて、ケルン大聖堂のことを指すので、ガッフェル ケルン大聖堂前店という意味のようです。


Gaffel Wiess vom Fassというビールの500mlを注文し、あっと言う間に飲んでしまいました。
このビールも美味しかったです。


お値段は500mlで5.4€(約853円)なので、日本の中ジョッキと比べるとちょっと高いです。


ケルンには宿泊せずにフランクフルトに泊まりました。
フランクフルトにはアップルワインというのがあるらしく、奥さんが飲みたいというので、Apfelwein Daxというお店でアップルワインを飲みました。

率直に言うと、りんご酢です。
でも地元の人と思われるお客さんはみんな飲んでました。


ホテルに帰る途中のスーパーでビールを購入してホテルで飲みました。


ハイネケンは日本で売ってるのとオランダのビールなのでちょっと迷いましたが、日本との違いを知りたくて飲んでみました。

ドイツで売ってるハイネンケンだけの問題なのか、瓶入りの問題なのかわかりませんが、日本で売ってる缶のハイネケンの方が美味しかったです。

それと、どこのスーパーでもハイネケンだけ缶が330mlで値段は他の500mlと同じような値付けになってました。

フランクフルトからまたミュンヘンに戻ってきて、1日目の夜はHofbräuhaus(ホフブロイハウス)へ行きました。

ホフブロイハウスは創業1589年の老舗の国立ホフブロイハウス醸造会社が直営するビアホールなのだそうです。

店内に入ったら、”祭りかっ!!”ってくらい人で溢れてました。
座るところもなくて、諦めて他のお店に行こうとしていたら、席が空きました。

僕らが座った席は7人用のテーブルのところで、スペイン人夫婦2人との相席だったので4人で座ることになりました。

とにかく激混みだったのでそのうち誰か来るだろうと思ったら、20代前半くらいの女の子3人組がスペイン人夫婦に座っていいか聞いてました。

奥に座りたいとのことだったので、奥へ通します。

すると、3人だけでなく、あとからゾロゾロ現れます。
次から次へと入って来て、合計7人入ってきました。

7人がけの席に11人に座ることになりかなり窮屈になってしまいました。

この女の子たちもスペイン人らしく、大学の仲間で旅行に来ているようでした。

とにかく店内が混んでいて、注文した料理がなかなか来ないのと、席が窮屈だったのであまり落ち着いて食事ができなかったのですが、こちらのビールも飲みやすく美味しかったです。


翌日は日曜日で、ドイツでは基本的に日曜日はお店は開いていません。
もちろん基本ではないお店もあるので、そこに行きました。
場所はミュンヘン新市庁舎のある建物の中で、Ratskellerというお店です。

こんな立派でカッコいい建物が市庁舎だそうです。


たくさん飲めそうな気がしたので1000mlにしました。
片言の日本語をしゃべる陽気な店員さんも、そんなに飲むのか?って顔してましたが、このビールもとても美味しくて、飽きることなく全部飲めました。


ジョッキにも書いてあるようにこのビールは”Löwenbräu"(レーベンブロイ)という名前でどこかで聞いたことのある名前だなぁって思って、日本に帰ってきたら近くのスーパーでも売ってました。

お値段は500mlで5.4€(約853円)です。


さきほど書いたように、この日は日曜日でスーパーは閉まっていたため、ミュンヘン駅に行ってみたところ、駅地下街みたいなところのお店は空いていて、そこで缶ビールを1本買いました。

駅地下は突然値段が上がり、1本1.9€(約300円)でした。


お店で飲んだビールが何かすっかり忘れていた僕は全く同じレーベンブロイを買いました。


お店で飲んだのはとても美味しかったのですが、缶はいまいちだった気がしました。
でも日本に帰ってきて日本のレーベンブロイ飲んだら美味しかったので勘違いかもしれません。

今回のドイツ旅行では全部で10種類以上のビール飲みました。
ほとんどのビールが美味しく、どれも飲みやすかったのが印象的でした。

今回の旅行では缶ビールを多く飲んでますが、実際はドイツのスーパーでは瓶ビールの方が多く売ってました。
容量は瓶も500mlで、値段は缶と同じでした。
それと、冷やしているものよりも普通に置いてある方が種類が多かったです。

以前聞いた話ではドイツのお店で飲むビールはぬるいということだったのですが、今回行ったお店はどこもよく冷えてました。

ドイツビールは本当に美味しかったのでまたドイツ行きたいのですが、しばらく行けそうにないので、東京で開催されるオクトーバーフェストに行きたいと思います。
Posted at 2023/11/05 22:24:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2023年11月01日 イイね!

ドイツの駅名

今日はドイツの駅名と地名の話です。

ICEの停車する駅名にはHbfという3文字が地名の後についていることが多いです。

例えばミュンヘン中央駅の場合はMünchen Hbfです。

このHbfは”Hauptbahnhof”(ハウフトバーンホフ)の略です。

Hauptはドイツ語で「主要」
bahnhofはドイツ語で「駅」

したがって、Hbfは主要駅という意味で、日本語に訳す場合は「中央駅」と訳されるようです。

という前知識を前提に、各駅の外側の写真をご覧ください。

ミュンヘン中央駅


ケルン中央駅


フランクフルト中央駅


そうなんです。
全ての駅舎には”HAUPTBAHNHOF"としか書いてないのです。

日本に置き換えれば、東京駅にも大宮駅にも宇都宮駅にも”中央駅”としか書いてないってことです。

今、自分がどこの都市にいるかわからない人はいないから、中央駅だってことがわかるようにすればいいってことなのかもしれないですね。

ちなみに中央駅でない駅には地名が書いてあります。

こちらはケルン中央駅から川を渡った隣の駅でケルンメッセ駅です。

右側にDeutzと書いてあるので、わざわざドイツって書かなくても、ドイツの駅ということはわかるのになぜだろう?って思いましたが、国のドイツはDeutschlandなのでちょっと違います。
調べたらこの辺の地名だそうです。
ケルンのドイツ地区にあるケルンメッセ駅という意味でした。
あー紛らわしぃ!

ここで少し話が変わります。
今回ICEのチケットは日本からインターネットで購入しました。
ドイツ鉄道のホームページへ行くと表示する言語が選べるので英語表示にします。

次にミュンヘン→シュトゥットガルトへのチケットを購入したかったので、出発駅に”Munchen”と入力しました。

すると選択欄が出てきてMunich(München)が一番上に出てきて、下の方を見てもMünchen Hbfは出てきません。


てっきりMunichはミュンヘンにある地名だと思い、「なんでMünchen Hbfが選択肢で出てこないんだろう?」、本当はMünchenなので「uの上の点々(ウムラウトと言います)がないのが問題なのかな?」って思いましたが、とりあえずMunichをググってみました。

すると、Münchenの英語名がMunichなんだそうです。(知ってました?)

国の名前に英語名があるのは知っていたし、理解もできるのですが、地方都市の名前にも英語名があるということを今回初めて知りました。

ちなみにKöln(ケルン)は英語ではCologneです。

Cologneってなんだよ!って思いませんか?
他国の地名に勝手に違う名前をつけるとは英〇人は本当に困りものです。

なので、英語表示の画面でチケットを購入するときは事前に英語の地名を調べておく必要があります。

もうひとつドイツ初心者を困らせる駅名(地名)があります。
フランクフルト中央駅をグーグルマップで見ると、"Frankfurt (Main) Hbf"と書いてあります。


ここでMainってなんだろう?って気になりました。
英語でMainは主要という意味で、Hbfは主要駅(中央駅)という意味なので

Frankfurt (Main) Hbfはフランクフルト主要中央駅という意味になるはずですが、主要ではない中央駅がもう一つあるのだろうか?とか不思議に思いました。

それよりも自分の目指すべきフランクフルトの駅はこの駅で本当にいいのか?というのが最大の問題です。

もし間違った行先のチケットを買ったらいろいろややこしそうなので失敗は許されません。

ただ、地図を見る限りフランクフルトにある大きな駅はFrankfurt (Main) Hbf ひとつしかないので、行先は間違っていなそうでした。

さらに調べた結果わかりました。

Mainは英語のメインではなく、ドイツ語のマインで、マインはフランクフルト駅の隣を流れているマイン川の意味でした。

ドイツにはフランクフルトという地名が2つあって、それを区別するために、マイン川沿い(am Main)という補足を付けてFrankfurt am Mainと呼ぶのだそうです。

これで安心してフランクフルト駅行きのチケットも購入できました。

ドイツの駅名はわかりずらい気がしましたが、千葉県にある東京ディズニーランドや東京ドイツ村の方がよっぽどわかりずらいですね。

ということで今日は駅名の話でした。
Posted at 2023/11/01 22:48:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2023年10月30日 イイね!

ドイツの鉄道続き

ドイツの鉄道続き前回のブログで書いた、ICEの遅延に関しちょっと解せないことがあって、写真や写真を撮影した時間、ドイツ鉄道の時刻表、グーグルマップのタイムラインなどを見て考えたところ、あることに気が付きました。



それは、自分が乗っていたICE621の車内モニターに表示されている情報が正しくなかったということです。

まずはICE621の時刻表をご覧ください。


出発地のフランクフルトからミュンヘンまでは間に3つ駅があります。
1,アシャッフェンブルク
2,ヴュルツブルク
3,ニュルンベルク
4,ミュンヘン

車掌さんが僕のところに来たのが何時だったかがわからないのですが、車掌さんは3のニュルンベルクがこの電車の終点だからそこで乗り換えろと言ったように聞こえました。

その後に撮影した車内モニターの写真がこちらです。


この写真は現地時間の14:40分に撮影していて、この時点で次の駅はヴュルツブルクと表示されています。
(右下に写っている16:40という意味深な時間はあとで説明します)

そして、次の到着駅が近づいてきました。

すると、車内の放送で「次の駅がこの電車の終点だから全員乗り換えろ」という情報とともに天井設置のモニターにも次の駅で乗り換えの表示がされました。

そして、次の駅に到着し、全員降りて隣の電車に乗り換えました。

目の前にあるモニターにはずっと次の到着駅はヴュルツブルクと表示されているので、僕はてっきりヴュルツブルクで乗り換えをしたのだと思ってました。

車掌はニュルンベルクで乗り換えと言ってた気がするけど、聞き間違えだったのかな?とか、この電車はニュルンベルクまで行くけど、全員ヴュルツブルクで乗り換えが必要になったのかな?とか自分が乗り換えをした駅がヴュルツブルクであることを前提に状況を理解しようとしてました。

しかし、昨日、グーグルマップのタイムラインを見たらニュルンベルク駅に15:01から15:10までいたことがわかりました。

14:40はフランクフルトで乗ったICE621に乗っていたので、15:01~15:10の間にニュルンベルク駅で乗り換えをしたというのが事実のようです。

ニュルンベルクからミュンヘンまでは1時間4分かかるので、15:10発だとミュンヘンには16:14頃到着となり、実際の到着時間16:15頃と計算が合います。

さらに、14:40にいるところを時刻表からも考えてみます。
フランクフルト駅は12:50頃に出発し、ミュンヘンには16:15頃に到着しているので、合計で3時間25分くらいかかっています。

定刻の所要時間は3時間13分なので、乗り換え時間を考慮すると全体として約2時間遅れでの運行になっていました。

したがって14:40は定刻換算では12:40くらいで、その時間にいるはずの地点は、2のヴュルツブルクと3のニュルンベルクの間ということになり、この時の次の駅はニュルンベルクであることが確認できました。

つまり14:40のモニターに表示されていた”次の駅はヴュルツブルク”という情報は正しい情報ではなかったということです。

その他にもこのモニターに表示には間違いがあります。
①現在時刻が16:40になっている。→本当は14:40です。
 (電車に乗った時点から時間がズレてました。)
②Würzburg Hbf到着時刻が12:01になっている。→実際は14時頃
③行先がミュンヘン中央駅のままになっている。

②と③は当初の到着時刻と行先を表示しているだけ。というのが実態だとは思うのですが、ここで一番上の写真の説明です。

これ、昨日の朝まで全く気が付かなかったのですが、フランクフルト駅のホームにあったモニターの写真をよく見てみたら、ちゃんと行先はニュルンベルクに変更になっていて、その上に”ミュンヘン中央駅までは行けません”と書いてありました。

なので、電車内の表示は更新されずに当初予定のままになっていたけど、駅のホームは出発の前から更新されていて、それに気が付かなかったということです。

でも、駅のホームでは気が付かなかった方が良かった気がしました。
もし、出発前にミュンヘンまで行かないことを知ってしまったらきっとパニックになっていたと思うのです。

この電車に乗るしかないけど、乗ってもミュンヘンまで行けない・・・。
どの電車に乗り換えたらいいんだろうか?とか、その電車のチケットは改めて買う必要あるのだろうか?とかいろいろ考えて全く落ち着かなかったはずです。

でも、車掌さんが来るまで、ミュンヘンに行かないことを知らず、車掌さんから隣の電車に乗り換えろって直接聞けたので、電車内ではのんびりできました。

今回の教訓
ドイツ鉄道の電車内のモニター表示は正しくない可能性があるので信用せず、停車した駅と時刻を確認した方がよい。
Posted at 2023/10/31 23:48:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2023年10月29日 イイね!

ドイツの鉄道

ドイツの鉄道今日はドイツの鉄道事情です。

この電車はドイツ鉄道(DB:Deutsche Bahn)のICE(Intercity Express:イーツェーエー)です。

今回のドイツ旅行の移動は専ら電車で、長距離移動は全部このICEで行いました。

ネット情報によれば、このICEは最高速300km/h出るのだそうです。
要するに日本の新幹線ですね。

この写真はニュルンベルク→ミュンヘン区間で撮った写真で277km/h出てます。
ヴュルツブルク→ニュルンベルク間では最高速は294km/h出てました。


では日本の新幹線とICEを比べてどちらが良いか?ということなのですが、燃費とかそういうのはわかりませんが、乗り心地とか音とかで比較するとほぼ同じだったと思います。

ただ、明らかにICEに方が優れているように感じられたこととしては発進のスムースさです。

出発のベルとか車内放送が静かなので気が付きにくいというのもありますが、気がつくとスーッと走り出してて非常にスムースでした。

座席については、東海道新幹線の座席があまりにダメ過ぎて比較対象にならないので、東北新幹線と比較すると、見た目はかなり違いますが、座り心地は同じような感じで快適でした。

ICEには新幹線で言うところのグリーン車輛があって、これが1等車です。
普通の車輛は2等車で、指定席車輛はありません。
1等車をチラっと見てみたところ、少し座席が大きくて、前後間隔が広くなっているように見えました。
てっきり、飛行機のビジネスくらい違いがあるのかと思いきや、どちらかというとプレミアムエコノミーという感じです。

乗車券は1等車と2等車で異なるので、2等車の乗車券で1等車に乗ることはできません。
指定席はあるものの、その席の乗客が乗ってくるまでは座ってていいそうです。

さて、ドイツ鉄道と言えば”時間に遅れる”ということで知られています。
そこで、今回の旅行では時間に遅れることを前提として、かなり余裕を持った観光計画を立てていました。

今回、ICEに4回、S-Bahnという普通電車にも7回くらい乗りましたが実際に遅れたのは2回だけでした。

しかし、フランクフルト→ミュンヘンへ向かうICEは酷かったです。

フランクフルト発10:53のICE621に乗る予定だったので、10:20頃フランクフルト中央駅に到着しました。

ドイツの鉄道には改札がないので、出発するホームの確認に行ってみます。
ホーム入り口には電光掲示板があって、そのホームから出発する電車の情報が表示されています。

この写真はミュンヘン駅ですが、フランクフルトも同様の表示があります。


ところが、なぜか10:53のICE621が表示されていません。
今ホームに止まっている電車の次は11時台の別の電車が表示されていました。

出発ホームが変更になったのかな?と思い、奥さんに他のホームを見に行ってもらうとともに、僕はグーグルマップで運行状況を確認しました。

シュトゥットガルトで電車時間を検索していたら、遅延情報も出ていたのでその確認です。

すると、予想は当たり、12:20発に変更なっていました。


しょうがないので、駅の中央あたりに行くと大きな掲示板があり、そこに全ホームの情報が表示されていました。


グーグルマップの情報と若干違いますが、ICE621の定刻は10:53発で、隣に12:18と変更後の時間が載ってました。

公式な情報として遅れが確認できたため、朝食をとることにしました。
奥さんが朝食を買うところを探しに行き、僕は荷物の見張りで待つことにします。

フランクフルト駅の入り口はこんな感じになっていて、この入り口の見えるところのベンチに座って待つことにします。


すると、これはフランクフルト駅に限ったことではないのですが、なぜか駅構内に鳩がいました。


フランクフルト駅は出入口に近いのでわからなくもないのですが、地下っぽいところにも鳩がいました。
でも、ドイツの鳩はお利口さんで、バタバタ飛び回ることなく、静かに床を歩いてました。 鳩の種類は見た目は日本の鳩と同じでした。

奥さんが戻ってきて、パンを買って食べることになったのですが、ドイツと言えばビールです。
昼からみんなビールを飲んでいるという勝手なイメージあります。

この後は電車で移動するだけということもあり、ビールを飲みたくなってきました。

そこで缶ビールを飲んでいる人がいないか周りを見渡してみるも誰も飲んでませんでした。

ビールの飲めるお店の店内では飲んでそうだったのですが、駅構内で缶ビール飲むという文化はなさそうでした。
電車内でも飲んでいる人は見かけなかったので、日本のサラリーマンみたいに、新幹線に乗ったら、とりあえずビールを飲むということもなさそうでした。

ビールは諦めて、パンとコーヒーを購入してちょっと早めに出発ホームへ向かいます。

すると出発予定時刻の5分くらい前になにやら場内放送が入ります。

ドイツ語の後に英語でしゃべっていますが、”ICE621”と”apologize”くらしか聞き取れませんでした。

てっきり、遅れてゴメンねってことだと思ってあまり気にせず待っていると、電車が来ました。

しかし、それはICE621ではありません。

日本の電車でも到着すると行先表示が変わるときがあるので、そういうことかな?と思って2~3分車内で見てました。
でも、変わる気配がないので一旦下車しました。

そしてホームにある表示を再確認します。
12:18分からさらに遅れて出発時刻が12:38に変更になってました。
さきほどの放送は、さらに遅れてゴメンね。という意味だったようです。


12:18から12:38に変更になることを5分くらい前に放送するとはどういうことだ。こんなこと20分以上前からわかってただろっ!!と思いましたが、ここはドイツなので気を落ち着かせて待ちます。

そして12:38の5分くらい前にまた場内放送が入ります。
今度はなんとなく聞き取れました。
「出発ホームが変更になるので、〇〇番ホームへ移動してください」と言っているようでした。

待っていた他のお客さんもゾロゾロと移動を始めたため、僕らも移動しました。

そもそも出発ホームが変更になるということ自体信じがたいのですが、その案内を5分くらい前放送するとはどういうことだ!!と思いましたが、これがドイツだ!ということにして電車に乗りました。

ようやく電車に乗ることができ、あとはミュンヘンまでのんびりしようと思っていたら、車掌さんと思われる人がやってきました。

ドイツの鉄道は改札はありませんが、乗車券の確認が車内であるので、乗車券確認と思い乗車券を見せました。

すると「この電車は遅れたため、ミュンヘンまで行きません。途中のニュルンベルクで同じホームの隣の電車に乗り換えてください」と言っているようでした。

時間に遅れるだけならまだしも、まさか途中で乗り換えさせられると思いもしなかったので、最初は何を言っているのかよくわからなかったのですが、2回聞き直してようやく乗り換えが必要ということがわかりました。

乗客はみんな怒っている感じはなかったので、ドイツではよくあることなのかもしれません。

ニュルンベルク駅で乗り換えをしたあとは何事もなく無事ミュンヘンに到着しました。

結局、当初予定14:05ミュンヘン着が合計約2時間遅れで16:10ごろの到着でした。

ミュンヘンの観光時間が2時間も減ってしまったのは大変残念だったのですが、ドイツ名物の電車遅延を体験できたので良かったということにします。

それにしても、ドイツの鉄道はとににかく駅構内、ホーム、車内含めて放送が少ないです。

たぶん駅構内の放送はなかったと思います。
各ホームでは聞こえる範囲で必要最低限の放送しかありませんでした。

通勤で使う大宮駅の新幹線待合所にいると、次から次へと放送が入ります。
遅れがでたりすると、うるさいくらいにず~っと放送してます。

それから、JR東日本の場合は遅れるとひたすら「ご迷惑をおかけし申し訳ありません」とあやまってますが、ドイツの鉄道はあまりあやまりません。

今回、あやまっていたのは
①遅延予定時刻よりもさらに遅れたとき1回
②発着ホームが変更になったとき1回
③乗り換えになったとき1回
合計3回しかあやまりませんでした。

何度あやまられても遅れが戻るわけではないので、放送の度に何度もあやまる必要はないと思います。

その点ドイツは発生事象に対して放送1回か2回、あやまるのは1回。
実にすっきりしてて静かです。

この点はJR東日本も見習って放送は最低限、謝罪は1回だけにして欲しいって思いました。

それと、今回のドイツでの遅延で改めて思ったことがあります。

放送は1回か2回だけでいいので、電光掲示板の数を増やし電光掲示板にわかりやすく表示して欲しいです。

その国の人なら、電光掲示板を読めば状況がすぐにわかるし、今はグーグル翻訳という神アプリがあるので、電光掲示板にちゃんと表示してあれば、外国人でも写真に撮って翻訳することで正しい情報を得ることができます。

極論を言えば駅、車内の放送は
「なすの〇〇号は10分遅れています。詳しくは電光掲示板を見てください」だけでOKです。

放送は電光掲示板を確認するためのきっかけだけで十分で、詳しい情報は電光掲示板へ表示して欲しいと思いました。

あとは場内や車内のWiFiで電光掲示板と同じ内容が見られるようにすれば掲示板の前が込み合うこともないので、ぜひ導入して欲しいです。

ということで、ややドイツとは無関係な話になりましたが、今回はドイツの鉄道事情についてでした。
Posted at 2023/10/30 01:01:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2023年10月21日 イイね!

ドイツの落書き

ドイツの落書きこの写真はケルン大聖堂の横を流れるライン川を渡ったところから撮った写真です。
ケルン大聖堂とこの鉄橋(ホーエンツォレルン橋)が一緒に写るように写真撮るのオススメだそうです。

では、今日はドイツで見た落書きについて書きたいと思います。

ところで、なぜ突然落書きなのか?と思ったと思いますが、ドイツはとにかく落書きが多かったです。
とくに線路沿いの塀という塀に落書きがあってそれが非常に印象に残りました。

ドイツにはミュンヘン空港に到着し、ミュンヘン空港からミュンヘンまではドイツ鉄道(DB:Deutsche Bahn)で行きました。(Bahnは鉄道という意味)

ミュヘン空港駅を出るとすぐに横の塀などに落書きがしてあります。
しばらくすると無くなるのかと思ったら延々と続きます。
塀があるところは大体近くに建物があって、そういうところの塀にはとにかく落書きがありました。


塀がなくてもあまり管理されていなそうな建物の壁に落書きがあります。


中にはどうやっていつこの落書き書いたのだろう?と思うところにも落書きがありました。

地下鉄駅の線路向こうの壁


1枚目の写真のホーエンツォレルン橋の線路沿い(たぶん普通の人は入れません)


線路沿いではありませんが、フランクフルトのOstendstraße駅のエスカレータにも落書きがありました。


道路沿いの壁にも当然落書きがあります。
これはミュンヘンのメルセデスベンツミュージアムの近くの道路です。


とにかくイタズラで書いたにしては範囲が広すぎ、かつ普通は人が入れないようなところにも書いてあるので落書きを職業にしている人でもいるんだろうか?って思いました。

ということで今日はドイツの落書き情報でした。
Posted at 2023/10/22 00:48:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記 | 日記

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サーキットで車を速く走らせるために必要なこととはなにか?を研究するのが趣味です。 日光、TC1000、茂原、を毎年走行してます。 2010年まではもてぎで開...
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