KN企画アイドルギアプレート取り付け！

アイドルギアのシャフトが抜けてプレート破損、ついでにギアも破損という惨事になんとかその場しのぎはしましたが、やはりあれではますます悪化するのが目に見えていました。
シグナス界の先輩に相談した結果、良さそうな物を教えてもらったので購入しました。
純正の構造はケースにシャフトが圧入されおり、そこにアイドルギアが入って、手前側をリテーナで押さえています、そのリテーナとシャフトは厳密に言えばガタというか余裕があります。
さらにリテーナ本体も薄い鉄板のプレス品ですから剛性は低いと思います。

純正のままならおそらく何の問題も無いんでしょうけど、ハイトルクなモーターや高圧縮なエンジンのケッチンが来た時には耐えられないのかもしれません。というか耐えられなかったから折れたんだと思いますが(笑)

とりあえず外して・・・
KNのプレートを合わせてみます。
寸法はバッチリですね。
これの良いなと思ったところは、セルモーター側に薄いボルトを入れる事で抜け止めになるのと、プーリー側、純正品だとただ乗っかってるだけの部分をボルト止めにすることで、シャフトとケースがボルトで締結された状態になる事でした。
圧入が外れているわけで、クランキングするたびにシャフトに横方向の力が加われば、シャフトの穴が拡がるのは間違いありませんが、この方式ならプレート本体とシャフト、ケースの全体で力を分散してくれそうな気がします。

さっさと取り付けて完了のはずが・・・
プレートを固定するネジ穴が何故かダメになってます。
おそらくこちら側にプレートが押されて折れた際にボルトが引き出されて破損したんでしょうね。
リコイルで修理しました。
何気にこれ使ってます(笑)
今のケースはまだ数本ですが、最初のケースは駆動系カバーとかほとんどリコイルした気がしますね。
アルミの素材の問題かもですが、規定トルク以下でも結構あっけなくナメっちゃったりして。
これで修理すると最初よりがっちりするので結構好きなんですよね(笑)

こんな感じになります。
本当はクランキングの速さがある3型仕様のほうが良いんですが、アイドルギアが破損してるのでまたしても4型純正品に変更です。
テスト始動したら、ちょっとセルモーターの音が変わってました。
モーターの音というよりギア鳴りがほとんどしなくなってます。
おそらく今まではアイドルギアが斜めに動かされることで力が逃げてロスになっていたのが解消されたとかそんな感じですかね。

とりあえずこれでしばらく様子見です。