くさいしがめのブログ一覧

今日は小物ですがWキャブのこれを補修。

錆付いて球も切れています。

ガラスを割って球を取り出します。


球を割って錆付いた球のボディーをねじり取りましたが、ベークライトのプレートが割れてしまったので、R-2のバックランプから取ったプラス側配線を移植します、赤いコードです。

中のスプリングが錆びて折れてはいないので、これでもまだましなほうなんです。

ビニールの中には取り出した球の残骸が…見えるでしょうか。


割れていたガラスは接着剤で。
カバーに隠れるのでこの程度で…。


一応組み上がりましたが、あとコードを本来の緑に変える事と、ソケットの錆をブラストで落とし、錆転換剤を塗れば完成です。

これを使うか先日装着した汎用品をそのまま使うかは思案中です。

今日は自宅で1時間ほどの作業でした。

今日はWキャブのブレーキと荷台外しの予定でしたが…。

4つのタイヤ周り、ブレーキと錆落としだけで日没に…。

左後輪ドラム、鉄シリンダーが…作動点検をすると右と同じくシューが動くのは片側のみ、サイドブレーキはバックプレートの所までは動くがシューは動かず。まあ何とかなる範囲か。
昨日の右後輪より良くお錆になってますわ。


こちらは左前輪、普通にきれいで作動も問題なし。これはうれしい。


ドラムの比較。左が後輪、右が前輪。

後輪はどちらもシューが軽く固着していたようで、シューの剥がれる予兆も…。

ドラム内も御覧の通り、シューの当たり面以外も差が歴然です。

左前輪、問題なし。右前輪、ドラム内面わずかに固着、シュー可動は１個。
右後輪、シュー1個可動、サイド可動。左後輪、シュー1個可動、サイドワイヤー固着。

つまりフットブレーキは左前のみまともに可動していて、サイドは右後ろのみ可動という状態でした。
積車から滑り落ちたはず、ミッションを打って危ない所でした…。

フロントシリンダーはアルミなのにリアは鉄っていうのも固着に関係がありそうですかね。鉄シリンダーの固着って厄介そう。

どこも漏れがなかったのはうれしいですが、左前以外ホイールシリンダーのオーバーホール決定です。マスターシリンダーは問題なくがっつり踏みごたえがありますが…。


最後にアルミから純正ホイールに…いいじゃないですか…らしくなりましたね。


こんな状態でバイバイです。


すっかり秋です。

Wキャブの作業、今日は右後ろドラムを外して作動確認までで終わり。

リアドラムは意外と簡単に外れたのですが…。

ホイールシリンダーのピストンがどうやら1個固着しているようです。
漏れのほうは無いようですが…手に入れた純正リペアキットは最後のようだったし、出来れば使わずに行きたい…。

パーキングブレーキも動きがしぶいような。

R-2と違って複雑なんで分解前に記録しておかなければ…今はデジカメで楽ちんですが…。

タイヤを外した後、荷台裏とサスの錆び剥がしで時間を費やしてしまい画像も無し…。
錆との戦いはまだまだ始まったばかりですわ…。

昨日部品商に発注したパーツが早くも届いたので引き取りに。

発注した15点中5点のみしかありませんでした。

小物しか出ないと思っていたので予想外も…。

今日は宅急便が予想に反して早く来てくれたので、わずかな時間ですが基地へと…。

こんな形で作業を。錆びてないところはワックスで光ってるでしょ…。

画像が多くなってしまいました…ネ。


前回撮り忘れたドアの画像から。
エアーだけでここまで剥がれました。

錆がくやしいぐらい背景が写り込んでますね。


ドア内部、ウインドレギュレーターは手持ちの新品があるが、ガラスのサポート部分は…持ってたとしてもこれではガラスを割ってしまいそう、ここはサビチェンジャー塗って処理するしかないですね。ローラーは当然回っていません。


こんなんです。


後部ステップ裏は全体に錆がありますが腐りはありません、ここがこの状態なのはうれしい～。


ぶれてますが、前回落として掃除機で吸った錆と塗装のくず、推定3キロ…。


ここからが本日の作業。

腐ってランプも外れないナンバーランプ。

新品で持っているバン・コーチの物とは違っていたが…汎用品なのか以前オークションで落札していた物が。

左がバン・コーチ用新品、右がWキャブに着いていた物、下が汎用品新品。


配線は加工したが何とネジ穴の加工なしで汎用品がボルトオン。


前回点検してなかったバックランプもOK、外部のランプはすべてOKになりました。


次はここ。


マフラーを吊り下げているハンガー、ゴムが入っています。
これが出るとは嬉しい、部品票も新しいし共用品でしょう。


これだけへたって大きくなっています。


エキパイのほうが折れて短くなったのでこのように固定。


プロペラシャフトも錆びてますが大丈夫でしょう。


フレームに怪しいふくらみを発見。


めくってみると湿っている…。


さらにめくると水が出てきましたよ～ん。


これだけめくれました…。
日焼けした皮をむく感じ…クセになりそうな…。

ここでタイムアップ。

帰って子供に夕食を作らねばなりません…。


なんか喜んでいるように見えるのは私だけ…です。

初代デリカWキャブ、キモとなる後部座席は40年間人がほとんど乗ってないのではと思わせる状態。マットもほとんど汚れはありませんし…。

ステップに腐りが無く、これだけでホント嬉しくなっちゃいます。


しかし…ピラー下部もステップ下も鉄板は無くスカスカで～。


水圧で裏側のサビの塊が…手の平に見えるでしょうか。

見苦しい所は本題を見てもらうために…消しときました～。


サビだけじゃありません。


大量の泥が…。


ドアのサビ穴から…。


内側からも…この後気が付いて内張りを外しましたが…。
そこにはゴミなどの侵入を防ぐ植毛のウエザーストリップの残骸が…。
これやら泥やらで湿気が滞留してドアの外板が腐っていくんですね。

ドアの内側の除去作業が忙しくて画像はありません…。
左右4枚のドアとピラーと…後部荷台も…。

内張りを留めているビスの固着はは4枚のドアでたった3本だけっていうのも程度の良さ？を表しています…1本は折れましたが…この錆びた3本のビスを外すだけで30分はかかってますね。

この後各部をコンプレッサーのエアーで吹き、キャブに取り掛かりました…UPするのが前後しましたが、以上が日曜日の作業でした。