
四輪用オイル、SUMIX GX100を使用した感想を書いていきます。
まず使用状況ですが、正月にオイル交換をした時は二輪オイルの残りとの混合での使用、3月初めにオイル交換した時は単一銘柄での使用となり、真冬~初春の使用のインプレとなります。
また、数値的な検証はなく、個人的なフィーリング・感触的なものだけのインプレになります。
四輪用オイルを使用するにあたって懸念されるのはクラッチの滑りですが、これに関しては全く問題なく使用出来ています。
シフトチェンジの感触も二輪用オイルとの差は感じず、二輪用オイルでN→1の時に感じた他社バイクと比べて大きなショックは、GX100に交換してからは無くなり、むしろ四輪用のほうがシフトチェンジの感触は優しいかと思います。
5W-40という粘度が示す通り、冷間始動からの暖機時間は10W-40の二輪用オイル使用時より短縮された感じがあり、気温が10℃以上あればすぐにチョークを戻して走り出せてしまいます。
ただし、真冬の0℃前後の気温だと、なかなか油温が上がらないようで、かなりの距離を走らないとスムーズにエンジンが回ってくれません。
このことから、冷却能力が高いと思われ、シェルパには冬場の使用感はイマイチ良くない印象で、冬場は別のオイルを使用したほうが良いかと思います。
逆に気温が暖かくなり10℃を超えてくると、すぐにスムーズにエンジンが回るようになり、油温が上がった時にはかなり滑らかな感触です。
高回転まで回した時にはこれまで使用した二輪用オイルより安心感があり、10W-40よりは高温側の粘度が保たれているように感じます。
まだ夏場に使用していませんが、夏場にしっかり対応しているようでしたら、春夏秋はGX100を使い、冬は別のオイルと使い分ける予定でいます。
ただ、先日ヘッドカバーガスケットから漏れたように、このオイルがオイル漏れを引き起こした原因である可能性があり、またオイル消費も少し多いように感じることから、この点は注意して見ていきたいと思います。

Posted at 2014/04/02 12:00:18 | |
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スーパーシェルパパーツインプレ | 日記