
スーパーシェルパの20000kmのインプレまとめの第3回目、今回は各部のパーツの耐久性について。
250オフ車を買う人にとっては、コスパも大きな要因であると思いますので、このテーマは需要があるはず?
①タイヤ
オンオフ両用で大体10000〜12000km、オンロードタイヤで15000〜20000kmが目安。
使い方や銘柄にもよるが、一般的な二輪車と比べれば交換サイクルは長め。
価格は最安値を狙えば、前後で1万円程度からあり、それにチューブや店換えなら技術料。
大型車の1/3程度のコストで倍以上の距離を使えることも。
②オイル
空冷なだけに交換サイクルは早めなほうが楽しく乗れる。
私の場合は2000〜2500kmで交換、フィルターはオイル3回に1回のペースで交換。
4L3000〜4000円のオイルを使用、4L缶1本で2.5回分くらいなので、水冷大型車とコスト的には大差なし。
フィルターは社外の500円強のものを使用。
③駆動系
ドライブスプロケットは25000〜30000km、ドリブンスプロケットは40000〜50000kmくらいで交換するのが無難、我慢すればもう少し使える。
チェーンはシールチェーンなら20000km使っても全然伸びない。
スプロケットは加速や燃費に多大な影響があるので、まだ使えそうでも早めに交換するのもひとつの考え方。
純正品でドライブが4000円弱、ドリブンが5000円弱、チェーンが国産メーカーで10000円が目安。
④プラグ
標準プラグで6000kmを超えると急に失火感が出てくる。
私の使い方で6000〜6500kmが交換サイクルで、電極の消耗とギャップの拡大が目に見えて確認出来た。
プラグのコストは4気筒並みで正直よろしくない。
夏場は熱価を上げてみるのもアリかも知れない。
標準プラグは800円くらい、イリジウムは1700円くらいだったと記憶。
⑤ブレーキパッド
フロントは高耐久、20000km以上走ってもまだ残量多し。
リアは純正で約10000kmが交換サイクル、社外品は銘柄によっては5000kmで終了という話も耳にする。
純正パッドは4000〜5000円くらい(だったと思う)。
ローターは40000kmで使用限界を突破、私のシェルパは正直危険水域。
⑥その他
ヘッドカバーからのオイル漏れが約10000km毎、部品代が約3000円。
これは定期交換部品だと思って諦めて下さい。
エアクリーナーは湿式なので定期的に洗浄の必要がありますが、乾式やビスカス式よりコストはかかりません。
持病としてはワンウェイクラッチが弱く、2〜3万円は突発的にかかる可能性があり。
3回に渡って長々とシェルパの長期インプレを書きましたが、致命的でない小さなトラブルが定期的にあるバイクで、オーナーには笑って新品の部品を奢るくらいの包容力は必要かも知れません。
他社の同クラスにはセローやXRという名車があり、同社にもKLXがあるので、シェルパでなければダメだという理由でも無ければ、積極的にシェルパを選択するのは勧められません。
どうでしょうか、それでもシェルパを買うのであれば、いつでもシェルパオーナーの門戸は開いております。
幸い、市場には極上のシェルパはまだ数多く残っていますし、部品も外装以外はまだ手に入りますよ|ω・`)チラッチラッ
Posted at 2014/11/14 23:29:02 | |
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スーパーシェルパパーツインプレ | 日記