
前回に引き続き、20000kmに到達したシェルパの総合的なインプレです。
今回はメンテナンスやカスタムで使用したパーツのインプレをまとめてみました。
細かい金額的なことは、毎月月間まとめでやってるので、今回は割愛させていただきます。
ウチのシェルパは基本的には純正部品でのメンテが中心ですが、所々社外品が入っているといった状態です。
非純正の部分についてのみのインプレを以下にまとめました。
タイヤ
IRC GP210 満足度95
99.9%舗装路、ロングツーリングもするような使い方ですので、耐久性重視で導入。
前後共ノーマルサイズ、前後で10000円以下という低価格ながら、現在8000km使用で残り7分山という耐久性がGOOD。
250単気筒のパワーではグリップ負けすることも無し、タイヤ自体の重量が重たいことが唯一の不満。
舗装路しか走らないのであれば、このタイヤを選んでおけば間違いないが、置いてない店舗が多く、買うなら通販が無難。
ダンロップ D605 満足度75
ノーマルサイズ、リアのみ使用。
新しいうちはオンオフ共に良くグリップしてバランスが素晴らしかった。
ただ消耗してくるとオンのグリップも明らかに低下、美味しいのは5000km程度で終了してしまう。
ブロックが完全に無くなるまでは12000kmくらいと思われ、美味しい期間よりその後のほうが長いのはやや苦痛。
良くも悪くもどっちつかずの中途半端タイヤ、オンもオフも楽しみたい人向けで、どちらかに特化したタイヤを選んだほうが楽しいのは確実。
ブレーキ
ホンダ CBR250R純正フロントマスターシリンダー 満足度30
純正マスターのピストンが固着気味で、何か目的があったわけではなく、手元にあったため導入。
共通なのはピストン径のみで、ブレーキランプスイッチを入れ替えれば容易に流用可能。
但し、ナックルガード取り付け不可等のデメリット多し。
買ってまで導入する価値は無し、純正のオーバーホール推奨。
ナップスライン ステンメッシュホース 満足度100
リアは元々の制動力が強いので変化は少ないが、フロントは大きく変化が体感出来る。
タイムラグが無く強い制動力が得られるので、ブレーキが強化されたように感じられ、パッドをあれこれ変えるよりも、低コストで満足度の高いブレーキになる。
舗装路メインならホース交換は絶対にオススメ。
電装
M&H マツシマ スタンダードハロゲン 満足度70
純正系統の発光色で、極端に明るいわけではないが、見やすい配光で夜間に怖さがない。
雨の日はそれなりに視認性は低下するものの、青系バルブのように極端な視認性低下は無かった。
価格が少々お高めなのが減点。
台湾ユアサ YTX7L-BS 満足度75
1年半使用していて不具合無し。
バッテリーの最優先事項は信頼性で、そこに問題無いのは良いバッテリーな証拠。
国産の1/3の価格なのも高評価。
点火系
NGK プラグキャップ&コード 満足度70
純正プラグキャップは雨天時にリークする持病があるらしいので、予防交換。
コード径が純正と同じで完全ポン付けが可能。
高性能を謳ったパーツではないが、造りはしっかりしている。
エンジン回り
ベスラ オイルフィルター 満足度50
純正より安い、ただそれだけ。
安くて問題が無い、それが何より。
レプソル モトスポーツ4T 満足度90
2りんかん等でずっと安く売られているオイルの安いほう。
真夏に熱ダレ知らずでエンジンの回りも軽やかで耐久性もそこそこ。
価格も安くて欠点が無い、良いオイルでした。
スミックス GX100 満足度80
四輪用オイル。
秋から春ならレプソルより良かった、夏にはちょっと柔らか過ぎ。
ヘッドカバーから2回オイル漏れを起こしていて、たまたまなのか、このオイルが悪さをしたのかは不明。
大幅に値上がりしたので、今後は多分使わない。
ベリティ BIKE 満足度80
15w-50と固めのオイル。
真夏には良かったが気温が少しでも下がると固かった。
気温の守備範囲が狭くて寿命が短め、真夏に特化したオイルで高温時の安心感は高評価。
意外と社外限定だと少ないものですね。
その3に続く。