
先日のオイル交換でVerity BIKE 10W-40に交換をして、早くも800kmを走行しました。
ここらでひとつ使用した感想を上げておくとします。
二輪用オイルとしては、ほぼ最安値の位置にいるオイルでして、4L缶で約3300円、リッター換算では約830円となります。
これより安いものは、四輪用オイルかホームセンターの二輪用オイルくらいしかなく、二輪用品店に置いてあるオイルとしては最低価格といっても良いでしょう。
色はこんな感じで、普通の飴色のオイルで10W-40としてはやや柔らかめの印象。
実際に使用してみると、四輪用5W-40よりは少し始動性が悪くなったかな?程度で、真冬の0℃くらいの環境では全く問題なく始動可能。
外気温0〜5℃ではやや固さを感じ、エンジンの回転は少々重だるく、スムーズさは欠ける印象です。
5℃を超え、真冬の昼間は油温が適度に上がるためか、四輪用の合成油にも負けない吹け上がりを見せてくれました。
四輪用オイルではやや滑りの感触のあったクラッチは、きっちり繋がってくれて、これはさすがのJASO MA規格のオイルです。
磨耗しているクラッチには二輪用オイルがやはり無難なのでしょうか。
私のシェルパの泣き所である、オイル喰いについて。
今まで使用していたオイルに共通しているのは、新油では減りにくく、走行距離が増えるにつれて消費量が二次曲線的に増えてくるということ。
また、1日に300km、400kmと一度に長距離を走ると消費が酷くなる傾向があります。
概ね、オイル交換から2000kmを超えてくると、継ぎ足しの頻度が増えてきて、2500kmを超えたら交換という運用の仕方をしています。
現在のVerity BIKE 10W-40ですが、現在800kmで一度スタンプラリーで300kmほど走りましたが、それほど激しく消費したという印象はなく、標準的な消費量と言っても良いかと思います。
レプソルの固めの10W-40よりは消費量が多く、四輪用5W-40よりは少ないといった感じでした。
これまで使った総合的な評価としては、価格の安さが一番のメリットですが、安かろう悪かろうではなく、安くて普通に使えるオイルという評価です。
同じVerityの15W-50を使用したこともありましたが、15W-50を春から秋に10W-40を秋から春に使用というのがこれから定番にしようかと考えています。
ただ、15W-50はヘタれるのが早かったので、この10W-40はどうなのか、じっくり観察していきたいと思います。
Posted at 2015/02/16 17:19:02 | |
トラックバック(0) |
スーパーシェルパパーツインプレ | 日記