総走行距離:25,925km
5月分走行距離:1,433km
5月分燃費:19.6km/L
【小径ステアリングに想う】
プジョーが提唱するi-Cockpit,
その特徴は3つあるとされていますが,中でも小径ステアリングホイールは,他の二つより大きく抜きん出た長所だと思っています.
ヘッドアップインストルメントパネル,これは小径ステアリングなしには語れない部分ですし,大型タッチスクリーンは,エアコンの操作を始めとして,まだまだ改善の余地がありそうです.
小径ステアリングのメリットを挙げてみると....
■脇を締めた,安定したドライビングポジション
どんなスポーツでも,基本は脇を締めた姿勢.脇が空いていると,姿勢が安定しません.
姿勢が安定することで,常に安定したアクセル・ブレーキ操作も可能となります.
微妙なフットワークは,安定した姿勢から.
また,不必要に身体が動かないので,疲れにくくなりますね.
■小さな動きでクルマをコントロール
腕の大きな動きが抑止できると,ハンドル操作ではなく,まるで体重移動でクルマの向きを変えている気分に浸れます.
これは気持ちイイ!
交差点などで大きなハンドル操作が必要な時でも,上半身の動きが少なく,常に身体をシートに押し付けた状態での安定した操舵が可能です.
■視認性の良いメーター類
これは上記のヘッドアップインストルメントパネルとの合わせ技でもありますが,ステアリングがどの位置にあっても,必要な情報が視界に入っているというのは安心感があります.
はっきり言って,そんなに大きな操作をしている際にメーターを読む必要はないでしょうが,「今,何回転くらいなんだろう?」と思ったときにその情報が隠されているというのは,ストレスの原因になるかもしれません.
クルマの運転中は,些細なストレスも持ちたくないですよね.
こんなに素晴らしい機能だと思うのですが,いまだに国内ではその有効性が十分には認知されていないように感じます.
思ったのですが,この恩恵にあずかるには,i-Cockpit独自のドライビングポジションを取る必要があるようです.
従来は胸のあたりでハンドル操作していたのを,思いっ切りお腹のあたりまで下げる感覚でしょうか.
この状態での操作には最初は違和感があるかもしれませんが,慣れてさえしまえば,運転の楽しさが倍増すること間違いなしです.
ディーラーでも,この点がアピール不足のように思います.
試乗車の運転席に座っても,ステアリングが高い位置にあることが多いですから.
とにかく,長く乗れば乗るほど良さが体感できる,こんなところにも,プジョーならではの魅力がありました.
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自動車 | クルマ
Posted at
2021/06/01 22:53:05