
近年日本国内で、外国人客による、レンタカー事故が増えているという。慣れない外国の地で、しかも交通ルールが異なる中での、運転は決して簡単なものではない。しかも、交通規則には記載されていない、「暗黙のルール」も存在する。日本で言えば、「サンキューハザード」がその1つと言えそうだ。
中国メディア・今日頭条はこのほど、日本ではドライバーが道を譲ってもらった時に、本当にみんな「サンキューハザード」をやるのかを検証する動画記事を掲載した。
動画は実際に、日本国内の道路を運転する、車内から撮影した映像を紹介。まず、自車の左車線を走る路線バスが、右のウインカーを出して同じ車線に入ろうとしている。そして1台前の自動車がバスに進路を譲ると、バスはハザードランプを2回点滅させた。続いて、また路線バスが、「サンキューハザード」を点灯させる様子を伝えている。
すると、「路線バスは、会社がサンキューハザードの点灯を、義務化しているかもしれない」として、今度は一般車両に注目。そして、乗用車が停車中のトラックを追い越すために、隣の車線にはみ出した際に、ハザードランプを2回点滅させる様子を捉えた。さらに、駐車場から車道に出てくる軽自動車が、比較的後ろに離れている自車に対して、「サンキューハザード」を点灯させる様子も映している。結局、4台中4台が、「サンキューハザード」によってお礼をしてくれたと紹介した。
動画を見た、中国のネットユーザーからは、「日本の民度は本当に高い。日本政府がしっかり管理しているからだろう」、「中国は日本人のモラルにたくさん学ばなければ」、「外国の人が日本人を好きになるのには理由があるんだ」、「中国も学ぶべきだとは思うが、それは10年後のことかな。今は問題が多すぎて、時期尚早だ」、「日本で何度か運転したけど、50%くらいかな。手で謝意を示してくれるケースもある」といったコメントが寄せられた。
中には、「ウインカーを出して切ったハンドルを戻すときに、自動でハザードランプが、点滅するようになっているのではないか」との疑問を持つユーザーもいた。これはなかなかユニークな発想ではあるが、この行動は法令で定められていない、あくまで慣習的なものであり、推奨されないシチュエーションも存在するため、自動化されることはなさそうである。(編集担当:今関忠馬) サーチナ 2017-09-08 16:12
Posted at 2018/09/14 16:52:21 | |
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