配慮を欠いた発言

　東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長を務める森喜朗元首相は20日、福岡市内で講演し、ソチ冬季五輪のフィギュアスケート女子の浅田真央選手がショートプログラムで16位と出遅れたことについて「見事にひっくり返ってしまった。あの子、大事なときは必ず転ぶ」と述べた。配慮を欠く発言として批判も出そうだ。
　森氏は、浅田選手が団体戦に出場したことに関しても「負けると分かっている団体戦に出して恥をかかせることはなかった」と語った。　

Yahoo!から引用です。

森喜朗元首相のこの発言、みなさんはどう捉えますか？

我々一般人と違って、アスリートはその競技に全てを賭けているはずです。世界で最も過酷な代表選考を勝ち抜いて出場したオリンピックで、本人にしかわからないものすごい重圧の中での演技した結果に対して、公の場でこのような発言はいかがなものかなと。

一般人が、SNSや世間話で言うのとは、その重みが異なります。

ましてや、東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会会長職です。
記事には「配慮を欠いた発言」とありますが、まったくその通り。
逆に、先に述べた過酷な代表選考を勝ち抜いたアスリートに対して、そう言うのであれば、多額の税金から選挙を戦い抜いておきながら、国民無視の政策をとったり、国会で寝ていたり、という政治家はどうなんでしょう？


当然、政治の世界にも我々一般人にはわからないことが多々あるかと思いますが、それはどの職業・職場でも同じこと。

なぜ、彼が組織委員会会長なのか理解に苦しみますが、さぁ東京も盛り上げるぞと思ってる組織委員会の方々は落胆されたと思います……。



以上、気になった記事からのボヤキでした。