ieyasu★のブログ一覧

お疲れさまです。

3/3に中３娘、3/18に小６息子が
それぞれ卒業しました。

娘の高校受験については、
書く気が湧いたらブログに仕立てるとして、
今日はタイトルの通り、
ダブル卒業だからこそ感じた、
両校長の祝辞から考える
「心に刺さる話し方」
的なことを書きます。









◆中学校卒業式。

コロナ禍なので、
・国歌、校歌は演奏のみ
・在校生の出席は無し
・窓&扉は基本的に全開
で実施。

卒業生307名に証書を授与した後、
「校長祝辞」

黒子さんがアクリル版を演台に立て、
燕尾服の内側から式辞用紙を取り出した校長は、
マスクを外して祝辞を読み始めました。

でも、割合的には8割は前を向き、
時々内容を確認するために目を手元に落とすのが2割程度。

語りかけるように話すから抑揚があり、
マスクがないから声もよく通るし、
おそらく書いてある通りではなく、
その場の雰囲気で自分の言葉に置き換えていたり、語尾を変えたりしたんだと思う。

「保護者のみなさま。本日は…」の時は、
ずっと体育館後方の保護者席を見て話していて、
感動的な内容だったこともあって、
すごく心に響いた祝辞でした。

娘に聞けば、
「私たちと一緒に卒業なんだって」と。
どうやら定年らしい。

なるほど、
最後に自分の務めをしっかり果たしたわけだ。



◆小学校卒業式

コロナ禍なので、
・国歌は演奏のみ
・校歌斉唱はマスク着用で実施
・在校生の出席は無し
・窓&扉は基本的に全開
で実施

式の流れは、中学校とほぼ同じで、
83名の卒業生に証書を授与した後に、
「校長祝辞」

でも、中学校校長とは真逆で
ほとんどが式辞用紙を見て話し、
時折、卒業生含めて周りを見る感じ。
マスクしたまま基本的に「読む」ので、
棒読みとまでは言わないでも抑揚はなく、
何より残念なのが、
5分ほどの祝辞で計8回も噛んだ…
※あまりに噛むから、途中から数えてみた。

中学校の祝辞であれだけ感動した後だけに

なんだかな～と。






というわけで、
人に物事を伝える時は、
・原稿に見る時間、回数は最小限に。
・相手の目や顔を見て堂々と話す。
・時には自分の言葉に置き換える。
この点を押さえて話すと、
同じような内容でも、
心に響く度合いが全然違うんだなと感じました。



現在、私自身も労働組合の役員を務めていて、
一般組合員に対してお願いしたり、
意見交換したり、
また、会社側と折衝したりしている立場だけに、
「伝え方」「伝わり方」の勉強になった、
対照的な事案でした。








ESSE festaの〆の挨拶（演説ともいうww）も、
基本的には原稿無しで、
伝えたいことだけメモしたものを見て話してますが、
今年、ESSE festaが無事に開催できた場合は、上記3点をもう少し意識して話してみよう。



※子供たちが在学中、イベント事はカメラもしくはビデオ係ゆえに、子供たちを見るのはファインダー、モニター越し。
なので、最後くらいは自分の眼でしっかり見ようと思っていたので、
写真が全然ないです…。

と言いつつ、途中から視界が滲んでぼやけて、
結局あまり見えていなかったのは
ここだけの話…（￢￢；）