ieyasu★のブログ一覧

タイトルの通り、逝きかけてます。




昨年秋に、労働組合執行部入りしました。

年末のブログにも書きましたが、
その忙しさは想定の3倍以上。

執行部いうても、下をうまく動かして、
その管理をそつなくやればええんちゃうの？
なんて思っていたらとんでもない。


そんな組合活動に加えて、
4月ラインオフの生産設備の立ち上げも、
自部署の業務として携わっていて、
定時内は生産技術屋、
定時以降は組合活動の生活。



これがだんだん精神的にもきつくなってきて
ズルズル、出社時間が遅くなっていく。


8時前には仕事を始めていたのが、
8時過ぎに席につくようになり、
それが8時半、9時と徐々に遅く。

あまり遅くいくとなんか申し訳ないなって思っていると今度は動悸とかめまいとか、
体調がおかしくなってお休みするようになり、
それでも、だましだまし行けてはいたのだけど、
遂に事件が起こる。




ある日、少し動悸がしつつも、
まぁこれくらいはちょっと休めば何とかなるだろうと、
出勤途中にコンビニで休憩。

少し良くなったなと思って、
エンジンをかけ、
シートベルトをしめ、
スマホを充電ケーブルに繋ぎ、
ブレーキ踏みながらシフトレバーを動かそうとすると、


ん？

動かん……？？




シフトレバーが動かないのではなく、
自分の左腕がシフトレバーを動かそうとしない。


この状態で数秒固まり、
その間、走馬灯じゃないけど、
今のこの状況を回顧する。


で、出た答えが




『からだが出社拒否した』



でした。


安全装置が働いたんだね。
これ以上はもう無理だ、壊れるぞ、と。

そして、だめ押しなのは、
自分の意思で自分のからだが動かせないこと。
16年前の事故後に残った
一時的なマヒを思い起こして
精神的にざわざわするというかね、
何とも言えない嫌な気持ち。

動かそうとしているのに、
からだが反応しないという
あの恐怖、絶望感たるやホントにトラウマ。







そこから、今の状況を受け入れるのに、
約1時間。

ようやく、上司へお休みしますメール。
※この状況下で電話する勇気がなかった…


「からだが出社拒否したので休みます」








翌日、リーダー→マネージャー→室長に
次々に呼び出されて状況説明。

結果、とりあえず生産技術業務の、
最前線でのライン整備を外れ、
帳票類の準備業務をメインとする措置を講じてもらいました。


その後、組合活動と生産技術の仕事を合わせたようなミッションを持って、
今はまぁそれとなく仕事には行けています。





はい、というわけで、
メンタル逝っちゃってます。ちょっとだけ。

こういうのって、
基本的に責任感が強くマジメで、
何でも頑張っちゃう人がなるものと
勝手に思っていたけど、
私みたいな真逆な人間でもハマるんですね。

上司は
「だからマジメってことなんだよ」
と言ってましたが、こしょばいわ…。




ただ、
からだが不調になって、
自分で変だなと理解して、
それをカミングアウトできる環境があって、
聞いてくれて理解してくれる上司や仲間がいて、
今回は、ホントに恵まれていました。



何も言えず、聞いてもらえず、
追い込まれて塞ぎこんで、遮断して、
どうにもならず…
って人いっぱいいる。

もう何年も仕事にいけなかったり、
家から出られなかったり。


心の病はホントに大変。

こんな感じなんだ、って知れてよかったし、
いや～このままじゃいかん、と声をあげられたのがよかった。




ものすごく貴重な体験を、今しています。




というお話でした。




なんで、こんなこと書いたかというと、
ESSE festaのことまで回らないのです。

だから、実はこの裏でスタッフへ丸投げ。
「ESSE festaの会場を探してください」
と。


ESSE乗りのみなさんが楽しみにしているESSE festaを私個人の都合で適当に企画できないので、
あえて「私無理です」と、声をあげました。


よろしくお願いします。