ieyasu★のブログ一覧

タイトル画。

義母が子供頃に住んでいた家（現在は廃屋…）の裏手で
育てている、しいたけです。

でかいものでは、
私の手と同じくらいのものが採れますが、
これがまた肉厚で美味すぎる♪

お気に入りです。




さて、冬に遭遇した事件について、
ちょっとお話します。




あれは12月の初旬、
雨が降る夜の出来事でした。



塾に娘を迎えに行く時間に合わせて仕事を終え、
「帰るよ。お迎え行きます」
と妻にメールをしてからクルマを走らせてすぐのこと。

普段は、遠回りにはなるけど、
坂道が少ない別の道で帰りますが、
この日は時間が押し気味だったこともあって、
最短ルートを選択。








会社のすぐそばの信号（画像下側）から、
坂を上り、そこからゆる～く右に曲がりながら谷底のローソンを横目に再び上る。
そして上りきったらまた下る。

結構スピードが乗るので、
あまり好きではありません。


そんな谷底のローソン前で事件は起きます。


下の交差点を先頭でスタートして、
一つ目の坂を上りきって下りに差し掛かったところ、


昼はこんな景色です。





ちょうどこの辺りで、
奥の青い建物の横あたりだろうな、
単独で走る単眼のライトが見えました。
バイクですね。

その数十m前には、谷底にある脇道への右折待ちの車列。


が、次の瞬間、
ふと正面から一瞬変な方向に光が飛びます。


「？？？」


何となく危険を察知して、
アクセルを離し、惰性で谷底へ。


右折待ちの車列の横をゆっくり通過すると…





なんとバイクがこけて、
人が倒れとる！



すぐにハザード点灯＋路肩に止めて、
救助に向かいます。


倒れていたのは、少年。


背中と腰を強打したらしく、
雨の中、道路の真ん中で動けず。


私の後ろを走ってきていた人が、
道路の真ん中にクルマを止めて後続をせき止め、
対向から来た人が、そちら側の後続車を止めてくれて、一時的な通行止めに。

その間、私は119番に通報しつつ、少年を介抱します。


とりあえず、立って歩けるようなので、
肩を貸してこれまたローソンへ。



救急車の手配が済んで、
バイクを片付けたら、通行止め解除。




ローソンの店員さんに
「救急車呼んだよ」
と伝えて、店先で少年とお話。







聞けば
・年齢は18歳。
・自動車学校帰り
・教官に怒られまくった
・むしゃくちゃしてバイクを走らせていたらかなりのスピードが出ていた。
・前に右折待ちの車両を発見して、あわててブレーキ掛けたら見事に滑った…
・よって、クルマに当てられたとか、ぶつけられそうになったとかではなく、完全に自爆。

だそうな。

でも、その少年、
「バイクが他のクルマに当たって大きな事故ならなくてよかった」
と、激痛？に顔を歪めながらも、
なかなか冷静に話していましたし、
「やっぱり平常心で運転しないとダメですね」
と反省もしておりました。

対向から来て通行止めにしてくれた人と三人でローソンの店先でお話していましたが、
壊れたバイクと横でずぶ濡れの三人。

状況を知らない買い物客は、
「どっちかのオッサンが引っ掻けたな…」
と思って見てたんだろうな。








10分ほどして救急車が到着。

状況を説明して、
本人も自分でこけたと証言していることから、
「ご協力ありがとうございました」
と、我々も釈放。



さぁ帰ろうかと思ったら今度はパトカー登場。

簡単な職務質問？を受けたけど、
状況を説明して
「ご協力ありがとうございました」
で、釈放。


翌日昼過ぎ、
出張帰りにローソンの前を通ったけど、
壊れたバイクはまだあった。

それからしばらくこの道を通らなかったけど、
いつの間にかバイクはなくなっていました。
大したケガじゃなかったらいいけどな。


と、言うのが、およそ4ヶ月前のお話。




自身が2年前に加害者になって、
救急車の手配とか被害者の介抱とか経験しているからか、
割とすんなりと動けたのは、
ちょっと複雑…。




ちなみに、救急車を待つ間に、妻に電話。

「ごめん、事故ったバイクを助けているので、お迎えお願いします」
と伝えたが、
後日談で、この時
「こいつ、またやりやがったな」
と思ったんだとか。


あ～なるほど、
それであの時、一瞬怒気を含んだ返事だったのか…。









さて、バイクに限った話ではなく、
クルマの運転もさることながら、
何かの作業をするにしても、
心の健康は大事ですね。

寝不足とか
夫婦喧嘩とか、
上司とやりあったとか、
大きなミスをしたとか、
不安定な心では安全な作業はできませんね。





『「安全な作業・確実な作業・熟練した作業」安全な作業は作業の入口である。わたくしたちは、まずしっかりとこの入口を通りましょう。』

豊田英二氏のお言葉。


トヨタ自動車は、この言葉が書かれた安全の門がありますね。






※TOYOTA GAZOO Racingより拝借。





みなさまも、日々ご安全に。