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「唐揚げ」と聞いて、みなさんはどんなものを想像しますか？ というお話。

先日、妻が4歳の息子にパックに入った大量の「豆あじ」を見せながら、

「唐揚げがいいか？ 煮物がいいか？」

と聞きました。
息子は当然、

「唐揚げ♪」

と答えます。
子供にとっての好きな料理ランキングの上位に常に名を連ねるものですから、当然でしょう。

「唐揚げ好きだね…。」

と、妻はキッチンに戻り調理開始。

数十分後、

「ごはんできたよー」

の呼び掛けに席についた息子は

「唐揚げは？？」

「あるじゃん、目の前に。魚の唐揚げ」

これを聞いた＆見た息子は号泣し、今まで見たこともないような怒り顔で

「僕が食べたいのは『ホンモノの唐揚げ』。これは唐揚げじゃない(＃｀皿´)」

と。
そして、椅子から飛び降りるとキッチンに走っていき、棚から「唐揚げ粉」を持ってきて、パッケージの「鶏の唐揚げ」を指差して、

「唐揚げはコレ。お肉。」

と、大粒の涙を流して訴えました。

7歳になる娘含め、一同唖然…。

そうだろうね、「唐揚げ」で検索して出てくる画像は、そのほとんどが「鶏の唐揚げ」だもん。
子供のイメージってそういうことなんですね。




ちなみに、昨日妻が

「今日はちゃんとお肉の唐揚げにしたよ」

と、普段よりも多めに作ってました。
食べ終わった頃に自分が帰宅したところ、息子は
「お腹が痛い…( ´△｀)」
と、うずくまっていました。

うれしくて食べ過ぎたようです(￣^￣)



思い返せば数年前。

娘に、「シチューか？カレーか？」と聞き、ビーフシチューを出した時も泣いてましたっけ。


「シチューは白いんだよ…(T_T)」

と。

姉弟揃って同じようなことで泣いてるなと思う反面、親としてまた同じことやっちゃったねと、夫婦で反省した話でした。