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朝から腹が立ったものの、その後、大逆転的な話。




朝からトラックに煽られました。

片側2車線を流れに乗って走ってましたが、前とは少し車間を開けてます。



後ろのトラックはそれが気に入らないのか、左右に車体を揺らしてパッシングしながらベタ付け。


でも、ここは絶対譲らん(￣^￣)
車間が少し多めなだけで、ダラダラ走ってるわけでもないし、
煽られる理由がありません。



で、徐々に先行車がいなくなり、いよいよ自分が先頭って時に、迷わず左へ。


さすがに無謀なバトルをする気はないので。



すると、そのトラックは道を塞ぐように幅寄せしたのちに走り去っていきました。


あぶねぇな……(ー_ー;)















で、何と会社手前のコンビニに先ほどのトラックを発見。




買い物がてら、トラックを見ると運転手と目が合った。





鼻で笑ったような笑みを浮かべたのでさすがに腹が立ってきて、運転手のもとへ。



自「あの運転は危ないんじゃないの？」


運「あ？お前がチンタラ走ってっからだろ？」


腹立つ……(-""-;)

けど、ここは抑えて、

自「どこの会社？」

運「ここに書いてあんだろ？読めんのか？」


まぁ基本的に全て上から物言うヤツでしたが、
そのトラックには『○○運輸』と書かれてました。









会社名を確認してから、
おもむろにスマホを取り出し、
運転手の目の前で電話。

運転手は、何してんだ？こいつ？
みたいな顔して見下してます。






自「おはようございま～す。今いい？」

運「……？」

自「朝っぱらから、○○運輸のトラックに煽られまくってさ、本人に注意したんだけど悪びれることなく、逆にこっちがいかんみたいに言ってっけど、どうしよう？」

運「(-。-)y-~」



……



自「あいよ♪」



運転手へスマホを渡す。


運「は？」

自「変わってくれって」

運「あ？ 誰だおめぇ？」


…………




！Σ（￣□￣;）


運「あっ、おはようございます。はい、はい、いえ……」









煽ってきたトラック、実は身内。

妻のいとこの旦那が、その運送屋の社長。

その人とはよく会うし、たまに飲みにも連れてってくれて、
会うたびに、

「ウチのトラックで何かあったらすぐ教えて」

と常々言われていたので、仰せの通りにm(_ _)m





煽られてる最中から、キャビンの色を確認して、
何となくそんな気がしてて、譲った際に会社名を確認。
ナンバーも覚えたので、
会社着いてから社長にメールしようと思ってたら、
まさか会社の手前で発見するとは♪




そこで、今回のサプライズを閃いたってわけですね。












いやぁ楽しかった♪

電話の相手が社長ってわかった瞬間の切り替わり方ったら、
腹抱えて笑いたいくらいでした。





昼休みに、その社長からメール来ました。

「あの運転手はあちこちからクレームが来てる問題児。とはいえ、明確な違反も証拠もなかったから、結果的に野放しだったけど、今回の件で何かしら処分を下します。
ありがとう」

だって。






まさか煽った相手が社長と繋がってるとは思いもよらないですよね。



とはいえ、プロドライバーである以上は、安全運転してもらわないと困ります。
ましてや、会社名が入ったトラックでなんて……。





煽られた相手にこれ以上ない仕返しができたお話でした。