2014年06月18日
ふと、スバル軽自動車について考えてみた
今朝通勤途中にスバルオリジナルステラを見ました。まぁ、珍しくもない普通の光景。そのステラを見た時にふと考えた事です。
現在、スバルの軽自動車はダイハツからのOEM。スバルファンとしてはオリジナル車が廃盤になってしまった事に不満が無いわけではない。スバルの軽自動車といえばスバル360から始まる歴史に残るクルマ達でした。近年ではスバルの軽と言えば4気筒エンジン・4輪独立サスペンション・スーパーチャージャーという、他社軽ではなかなか見られない特徴を持っていました。安全性に関しても、プレオのエアバックのセンサーは当時の某高級車より多く付いていたとか?そんなスバルの軽はスバルらしくコストの掛かった車で、収益面では厳しいクルマ達でした。でもそんなクルマ達を、私達スバルファンは大好きでした。その大好きなクルマ達が、トヨタという大株主が現れた事により、廃止という運命になってしまいました。トヨタといえば、スバルファンでは好きではないほうのメーカーの方が多いかと思います。そんなトヨタとの提携で決まった軽自動車廃止。もちろんスバルファンは悲しみました。サンバー、ステラといった末期モデルが今までにないくらいに売れましたね。
しかしトヨタはスバルをしっかり見ていた。軽自動車廃止と引き換えに共同開発車86/BRZのデビューをさせました。86がメインと感じますが、そんな86もボンネットオープンではエンジン、ボディーパネルに”SUBARU”のスペルが見えます。そしてスバルの復活を支えてくれ、今まさにスバルは絶好調!これはトヨタ抜きでは語れなかったのではないかと思ってます。提携して最初にトヨタがスバルに行った言葉「スバルはトヨタになるな。」この言葉を聞いて「トヨタがスバルを強くしてくれる」と私は信じました。正直、私もトヨタは好きなメーカーでは無い方です。ただ、嫌いではないですし、クラウン、ランドクルーザー、ハイエースetcと、好きな車はあります。今では「やっぱりトヨタって(あらゆる面で)上手いよな」と感じています。
話が反れてしまいましたが、軽自動車の廃止も今となっては良かったのかなと思ったんです。そりゃもちろん今でもスバルオリジナルが売っていればなぁと思うのが本音ですね。でも今、売っていたとしたら、OEMモデル以上のモデルになっていたかな?と考えてしまいました。4輪独立サスペンションは継続していたかもしれませんが、4気筒エンジンはどうだっただろう?ダウンサイジングの時代、スバルだってダウンサイジングターボを出すメーカーです。いつまでもEN07エンジンって事はないでしょう。次期モデルが3気筒にって事も考えられるかなと。安全面ではOEMとはいえトマールレーダーを商品に持つことにより商品力がアップしていると考えられます。もしもオリジナルがあればアイサイトを載せていたかな?と考えると載せていそうにもないような気がします。
以上を考えると、スバル軽自動車は残念ですがOEMも正解だったのではと思っちゃいました。
とは言うもののサンバーに関してはRRというレイアウト、さすがにこれはスバルならではでしょう。アクティのOEMならまだ話が違いますが。
以上は、個人的な考えです。皆さんも色々なお考えがあるかと思います。しかし、共通しているのは1つ、スバルオリジナル軽の復活!
最近はOEMながらOEM先の仕様にも出来るなど自由度が上がっています。現行サンバーもダイハツ製ながらスバルの部品が使用されています。ねっ、SHUGOさん!
日産と三菱のような互いに協力して開発される軽が、スバルとダイハツとトヨタで出来るといいなぁと思う朝でした。
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Posted at
2014/06/18 20:53:51
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