「おくりびと」のロケ地が観光地になってるんですね。

「おくりびと」が公開されて２年が経つんですね。

この映画は、涙が出ました・・・・自分の出来事と少しだけリンクしました。

身内の死を考えるきっかけになったのは、良かったです。

観てない方がいましたら、是非是非観てください。

おくりびとで観た、この建物は一度観てみたいですね。

あと、ロケで使われた、銭湯、主人公の家を見学したいと思いますが

酒田市までは・・・・遠いな（苦笑

でも、行く価値はありそうですね。

観光地になって活性化して良かったです。

ロケで使ってなかったら、取り壊されていたでしょうね。





「おくりびと」葬儀会社、旧料亭の保存呼びかけ

　映画「おくりびと」のロケ地となった酒田市日吉町の旧日本料理店「小幡」の老朽化が進んでいるため、地元の市民団体「旧割烹(かっぽう)小幡を保存活用する会」（山岸勝美会長）が、補強・改装費用などの寄付を募り始めた。

　同会は、パンフレットを２万部作成して市内の観光施設などで配布。酒田の新名所として定着した歴史ある建造物を守ろうと呼びかけている。

　「小幡」は明治初期に建てられた料亭で、木造２階建ての和風の本館と蔵、ロケで外観が使われた木造３階建ての洋館が現存している。

　かつては、明治政府の外務卿を務めた副島種臣や日本画家の横山大観など、政治家や文人墨客が訪れたこともあるといい、酒田が誇る料亭として営業を続けていたが、１９９８年に廃業。その後は空き家となっていた。

　転機となったのは、２００７年に行われた「おくりびと」のロケ。映画では、本木雅弘さん演じる主人公が勤める葬儀会社「ＮＫエージェント」の社屋として洋館の外観がスクリーンに登場したほか、本館の畳の部屋では納棺のシーンも撮影された。

　その後、「おくりびと」が米アカデミー賞外国語映画賞を受賞したことで観光客が訪れるようになったため、昨年４月、同市が所有者から借り受けて内部を公開。今月３日には来場者数が１５万人に達し、現在も月に４０００～６０００人が訪れている。

　しかし、建築から１世紀以上たつ施設は老朽化が目立ち、雨漏りする部屋もあるなど、今後利用を続けるには改装が急務だ。地元住民らが昨年９月に同会を組織して保存方法について検討してきたが、全面改装するには約９２００万円がかかるため、パンフレットを作成して今月から寄付金を募り始めた。

　同会では、現在の形を残したまま補強・改装し、蔵に喫茶店を開設することなどを構想している。山岸会長は、「『小幡』を酒田の貴重な遺産として保存し、市民に足しげく通ってもらえるような交流や活動の拠点にしたい」と話している。寄付は１口２０００円からで、電話や銀行振り込みで受け付ける。

　問い合わせはＮＰＯ法人「酒田ロケーションボックス」（０２３４・２３・２４４６）へ。
（2010年10月24日17時36分 読売新聞）