もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

ソレしかないのか～って言われそうですが、またも映画ネタです。
昨日、「パラダイス・キス」を観たあとにつづけて観たのがコレです。

大ヒットした原作本、ＮＨＫでの深夜アニメに引き続きの実写映画化です。
じぶんはＮＨＫのアニメを見て、映画も観ようと思ったのでした。

夏の高校野球予選一回戦敗退の都立程久保高校野球部に、親友で病床のマネージャー（川口春奈）を引き継いで前田敦子が入部する。
ダレ切った野球部員たちに、来年の夏の甲子園大会の出場を目標に掲げた彼女に対して、部員たちの反応は冷めていた。
マネージャーとして、じぶんたちに指示を出す前にマネージャーのシゴトを覚えろと、部員たちにヤジられた彼女は、本屋でマネージャーのシゴトについての本を買う。
が、ソレは野球部のマネージャーとは関係のない、会社経営に関するマネジメントの本だった～みたいなハナシです。

コレは、アニメのほうを見ていたので、面白いのはわかっていたんですけど、やっぱり面白かったです。
ＡＫＢ４８の前田敦子主演～ってのが話題になりがちですが、ハナシ自体も、ベストセラー本が原作だけあって、ハズレはないです。
わかりやすくて面白く、青春モノとしてもソコソコ感動できる、と、いいトコ取りな感じです。

まあ、野球モノとして見ると、そんなにうまくいくかよ～ってツッコミを入れたくなるトコロもありますが...

AKBファンがいっぱい観に来てたらちょっとコワいかも～って思っていたんですが、平日の昼間ってコトもあって、それほど混んでもおらず、快適に観るコトができました。

話題先行な感じの映画ですが、じつはけっこう青春モノとしていいセンいってると思います。
たいていのヒトが観て、後悔はしない映画だと思いました。
タイトルが長いので、チケットを買うときはちょっと面倒ですけどね...
ま、「もしドラ」でふつうに買えますけど。