
今日は日曜でシゴト休みなのでヒトリで映画観てきました。
東日本大震災直後の岩手県釜石市での出来事を描いたハナシです。
東日本大震災と直後の津波で大きな被害を受けた岩手県釜石市。
定年後、地域の民生委員をしていた 相葉常夫(西田敏行)は、遺体安置所となった廃校になった中学校での遺体の扱いと遺族への対応の混乱振りを目の当たりにして、定年前に葬儀社に勤めていて、遺体の扱いに慣れ、遺族の気持ちを汲み取るコトもできるコトから、旧知の市長に直談判して遺体安置所でのボランティアを務めるコトになる。
一人一人の遺体に優しく語りかけ、「遺体には生きている人と同じように接しなさい」と語る彼の言動に、膨大な遺体に戸惑っていた職員たちも、一人でも多く、遺族のもとに帰してあげたいと奮闘し始める~ってハナシです。
コレはネタバレもナンもないです。
そゆハナシです。
映画=娯楽、と思うと、コレはまったく娯楽要素はないし、面白くも楽しくもありません。
観ていて悲しくなるばかりです。
でも、コレは観るべきだと思う映画でした。
海から山にかけて細長い土地で構成されている釜石市は、津波の被害を受けた地域と難を逃れた地域に分かれていて、そのために、生き残ったヒトたちが同じ町に住んでいたヒトたちの遺体の捜索、運搬、検視、DNA採取、身元確認を行わなければならず、同じ被災者でありながらもツライ役割を担わなければならなかったとゆう現実が淡々と描かれています。
遺体への尊厳とか、死生観とか、いろいろ深いトコロもありますけど、こんな現実があった~っと知るため、忘れないためにも多くのヒトが観るべきだな~って思いました。
じぶんはおくさんの実家が釜石で、何度も訪れていたので、知っている町並みとかが写しだされてやっぱりいろいろ思い出して悲しくなりました。
でも、観て良かったと思いました。
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Posted at
2013/02/24 19:33:39