うどんの国の金色毛鞠 １、２巻

マンガです。
６月７日に２巻が出た、香川県を舞台にしたほのぼのマンガです。
ちょっと前にたまたま本屋さんで１巻を見て、表紙とあらすじで買っちゃったんですが、すぐに２巻が発売～ってコトだったので、２巻発売まで待っていたのでした。

父の死で、実家の香川県のうどん屋の片付けのために帰省した 俵宗太 は、休業中の店内で不思議なコドモを見つける。
いつもお腹を空かして、じぶんの名前も言えないその子は、じつは人間に化けられるタヌキで～みたいなハナシです。
で、その子に「ポコ」と名付け、世話をしながらふるさとを周ったりしているうちに、宗太はふるさとの良さを再発見して、東京のシゴトを辞めて香川に帰るコトを決める～ってまでが２巻です。
「ポコ」がタヌキだってコトは、宗太だけが知っているコトで、当然、周囲には秘密なんですけど、あまりそのあたりがメインになってるワケではなくて、あくまで香川県での「ポコ」との日常みたいな感じのハナシになってます。

で、この「ポコ」がカワイイんですね。
雄タヌキなんですけど、だんだんコトバとかも覚えて成長していくし、でも、疲れちゃうとタヌキの姿に戻っちゃったりして。
まわりのヒトたちも、まさかタヌキとは思っていないので、変な名前だとは思いつつも「ポコ」に優しく接したり、そんな「ポコ」との暮らしを通して、忘れていたふるさとの良さに気付いたりと、なかなかにハートウォーミングなマンガです。

萌え系でない、「癒し」を与えてくれる、そんなマンガだと思います。
まあ、この先の展開次第では、大きく変わってくるかも、ですけど...