エンジェル・トランペット　6巻

マンガです。

巨大組織に追われる特殊能力を持ったコドモたちのオハナシの6巻です。
12月10日発売でした。

大地震に伴う事故で実験施設から飛散したウィルスにより、特殊能力を持ったコドモたち。
そのコドモたちを捕らえて監視下に置く政府組織GHA。
ヒトに触れただけで相手を殺傷するチカラを持つ弟 リン と、触れた相手の善意を呼び起こすチカラを持つ姉 まりも。
今巻では、まりも たちと連絡を取るコトに成功した能力者でありながら、能力を隠して天才少年ピアニストとして活躍している ハル が、慰問演奏の名目でGHAに潜入して、捕らえられているコドモたちの声を聞いたり、GHAの手伝いをしながらも、よい子の味方を自称する ホカリ と接触したり、正体不明の正義の味方、キューシルバー が動き出したりします。

エスケープサスペンスと銘打ってるだけあって、あいかわらずエスケープとサスペンスの連続です。
GHAがイチバンの悪者かと思いきや、政府のイチ組織でしかなく、背後にもっと大きなチカラがあるのが発覚して、ちょっと進展した感じです。
対抗勢力も出てきて、逃げ延びているコドモたちも集結しつつあったりと、ヤマ場に差し掛かってきたのかもしれません。

ナンにしても、いろいろナゾが残ったままだし、どうなっていくのか目が離せない展開なのは間違いない感じです。

キラキラしたカワイイ絵柄で、かなりハードな内容です。
じぶんみたいなオトナのオトコが読んでも楽しめる、エスケープでサスペンスなマンガ。
完全に少女マンガの絵柄ですけど、オトコのヒトにもオススメできると思います。