風に立つライオン

今日はシゴト休みだったので、ヒトリで映画観てきました。

さだまさしさんの歌にある実在の医師をモデルにしたオハナシです。

1987年、日本人医師・航一郎（大沢たかお）は、大学病院からケニアの研究施設に派遣される。
理想を胸に研究と臨床の充実した日々を送っていた航一郎は半年後、現地の赤十字病院から１か月の派遣要請を受ける。
物見遊山のつもりで赴いた彼は、重傷を負って次々と運ばれてくる少年が、みな麻薬を注射され戦場に立たされた少年兵である事実に愕然としながらも、この病院への転籍を志願する。
～っとＨＰにあらすじがあります。

コレはなかなか良かったです。
さだまさしさんの書くオハナシって、ココロをグッとつかむようなのばかりなので、コレもそうなんですが。
実在の医師がモデルと言っても、ハナシはフィクションですが、内戦スーダンの少年兵事情とか、現実はもっと過酷だったんでしょうけど、かなり突っ込んで描かれているし、救われたヒトたちが必ずしもみんな平和に幸せになっていないってのもキビシイ現実として出ていたと思います。
ハナシ的には感動～ってのとはチョット違うんですけど、泣かせる部分とかもあって、さだ節だな～っと感じました。
日本での過疎地医療のコトとかも盛り込まれているし、いろいろ見るトコロの多い映画だと思います。

内容的に、面白い～ってのとは違いますけど、映画として見応えのあるモノだったと思いました。
必ずしもハッピーではないですけど、観て後悔はしない映画だと思います。