心が叫びたがってるんだ。　4巻

マンガです。

テレビアニメで映画にもなった「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のスタッフが再び集結して同じく埼玉県秩父市を舞台に制作された劇場版オリジナルアニメのコミカライズの4巻で最終巻です。
8月12日発売でした。

ミュージカル本番当日、「ヒロインできません」と逃げ出してしまった成瀬。
クラス全員で探すも見つからず本番までの限られた時間だけが経過していく...～っと裏表紙にあらすじがあります。

イロイロ抱えて問題のあったコらがまとまってチカラを合わせて成し遂げようとした目前で中心人物のすれ違い（思い違い？）で破綻寸前になった～って感じですね。
ソレで終わったらハナシにならないので、うまく回収する方向になるんですが、コレが巷では悪評を呼んでたりするみたいですね。
ココまで来てヒロインが超個人的な理由で逃げるとか、って。
まあ、ソレこそがこのハナシの盛り上がりドコロなので、ソコを否定的に突っ込むのもどうかと思ったりもするんですけど、リアルに考えたらキモチ的にはわかります。
でも、映画だしマンガですからね。
コレはコレでイイと思います。

で、コミカライズもかなり良質な感じでイイと思います。
ミュージカルだったり声がテーマだったりなので、マンガではムツカシイ部分もあるんですけど、ウマくできてると思います。
さらに、オマケマンガも良くて、映画では描き切れてなかった部分をウマく補完してくれてます。

映画観て楽しめたヒトはモチロン、全4巻とお手頃ですので、ふつうに青春系のマンガとしてもオススメできる作品だと思います。