乙嫁語り　9巻

マンガです。

19世紀後半の中央アジアのいろんなお嫁さんを描いたマンガの9巻です。
12月15日発売でした。

今巻では前巻から続いて アミル の友人 パリア のオハナシです。
前巻で他部族の襲撃を受けてソレまで用意していた嫁入り道具の布が全部ダメになってしまった パリア。
家もダメになったので、とりあえず アミル の家に一家で居候しつつ嫁入り道具の布をゼロから縫い直しながらも婿候補の ウマル のコトが気になって～っみたいなオハナシです。

その国の風習と言えばソレまでなんでしょうけど、オンナのコは物心ついてすぐに布を縫い始めて、将来結婚して築く家族の分の布をそろえてから結婚する～って、すんごいハナシですね。
ソレが嫁入り道具で、ソレなしでは結婚できないとか。
で、年頃で気になる相手も出来たのに布が全部ダメになって最初から作り直し～ってのは パリアさん、ツライですね。
でも、少しでも ウマル の近くにいたい～っとか思う パリアさん がいじらしくてカワイイです。
すれ違いとゆうか、ウマル に嫌われたと思いこんだりそうじゃなかったとわかったりいまだお嫁さんにはなれてませんけど、明るい未来を思わせるラストがとても良かったです。

ナニしろ パリアさん巻ですね。
個人的にもとても好きなキャラなので楽しめました。
この作者さんも、じぶん的にはすべておっけいなくらい好きなので、オススメ度は高いです。
あとがきマンガも含めて、とっても楽しめる作品なので、興味のある方はぜひ～っと思います。