ごほうびごはん　8巻

マンガです。

地方から就職で上京してきた 咲子 が週に1度、じぶんへのごほうびにイイごはんを食べるオハナシの8巻です。
3月16日発売でした。

他のヒトのハナシだったりシゴトのコトだったりで、タイトルのごほうびごはん色は薄くなりつつある感じですが、マンガとしては面白くなってきました。
今巻では、咲子 がイマの会社を受けた理由とかが明かされて、ホントにやりたかったコトやらひょっとしたらコレからの転機になるかもしれないエピソードが描かれています。

まあ、ごはんもソレなりに描かれてはいますので。

適材適所とは言いますけど、希望した会社に入れても希望した部署に入れるワケではなくて、不毛な想いを積み重ねつつ日常に流されて夢も忘れていく～っみたいなオトナの現実から、チョットだけ夢を思い出すような、そんなイイハナシでした。

当初の地方から上京してきたオンナのコの週に1度のごほうびごはん～ってのからは離れても群像劇的な面白さが加わって、楽しく読めるオハナシになってきた感じです。

このノリで長期連載になるか、この流れでイッキにエンディングに向かうか～？ってくらい、動きのある巻でした。

どうなるのかはまったくわかりませんけど、次巻以降が楽しみです。

タイトルの趣旨からズレてきたりして、ン？？？っと思ったときもありましたが、ココまでくるとやっぱ面白いし、興味のあるヒトにはオススメしたいマンガですね。