犬ヶ島

今日は日曜日で混むからホントは出掛けたくなかったんですが、先週はスクーターでコケたりして映画観に行けなかったので、ガンバってヒトリで映画観に行きました。

パペットのストップモーション犬映画です。

今から20年後の日本。
ドッグ病が蔓延したメガ崎市で人間への感染を恐れた 小林市長 がすべての犬を”犬ヶ島”に追放すると宣言する。
絶望的な環境下で生きている犬たちの中にある日ヒトリの少年が小型飛行機でやってくる。
小林市長 の養子、12歳の アタリ だった。
彼は両親の死によって遠縁の小林市長に引き取られた際、護衛犬だった スポッツ を探しに島に来たのだった。
アタリ は5頭の犬を仲間に、スポッツ を探す旅に出るが～っみたいなハナシです。

コレはなかなか面白かったです。
パペットのストップモーションってのに目が行きますけど、確かに映像はスゴかったです。
コレ、ストップモーションで撮ってると思ったら、気が遠くなる思いでした。

世界観も当然狙ってやってるんでしょうけど、いわゆる外人が思うであろう日本観を強烈に出していて面白いです。
ハナシも、ブッ飛んでるトコもあるんですけど、その裏に深いモノがあったりします。

HPに黒澤明始め、日本の巨匠からインスピレーションを受けて作った～っとある通り、特に黒澤映画を思わせるトコロが多々あったりして、好きなヒトにはそゆのも楽しめると思います。

とは言え、クセのある映画であるのも確かなので、好みは分かれると思います。

ソレでも映画好きなヒトなら観る価値のある作品だと思いました。