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今日は、シゴト休みだったので、ヒトリで映画観に行ってきました。
黒澤映画の名作「羅生門」の原作である、芥川龍之介の「藪の中」のメインキャラとも言える、盗賊・多襄丸を描いた映画です。
名門家の次男として生まれた小栗旬くんは、家督は兄が継ぐもので、じぶんは幼馴染の阿古姫との安らかな暮らしだけを得られれば良しと考えていたが、将軍の阿古姫と結婚して、その財産を受け継いだモノに家督を継がせるとの一言で、兄が変心して、阿古姫を我が物にしようとして～って感じのハナシです。
コレは面白かったですね～
原作とはまったく違うハナシになってるんですけど、うまいコトつなげていて、「羅生門」でも名シーンと言われる、藪の中のシーンや、お白州のシーンもあるんですけど、コレまた、まったく違う内容になってます。
小栗旬くんにやっつけられちゃう盗賊・多襄丸を松方弘樹が演じているんですが、コレがビミョウに三船敏郎の多襄丸っぽくてちょっと面白かったです。
原作とは違いますけど、映画としては、兄弟、幼馴染、幼少時から兄弟同然に育ってきたモノの友情、愛情、確執があったり、ヒトの考えの裏表があったり、なかなかに深くて面白かったです。
小栗旬くんで人気を取ろうって魂胆かな～っなんて思っていたんですが、じつはなかなかな内容でした。