
昨日「洋菓子店コアンドル」を観たあとに観たのがコレです。
第二次世界大戦末期のサイパン島で実際にあった物語りをベースにした映画だそうです。
太平洋戦争末期の1944年6月、大場栄大尉(竹野内豊)は日本の重要軍事拠点を死守するべくサイパン島に送られる。
が、すでに日本の劣勢は明らかで、圧倒的な兵器、兵力差によって、サイパン島はアメリカ軍の上陸をゆるしてしまう。
米軍は凶暴で捕虜はみんな殺されるときかされていた市民が多数崖から飛び降り自殺をするなど、太平洋戦争史上もっとも悲惨な戦場となっていった。
大場隊も玉砕すべく最後の突撃をおこなうが、戦闘後、大場大尉は生き残り、他の生き残り兵、多くの民間人らと合流する。
大場大尉はたった47人の生き残り兵を率いて、16か月ものあいだ攻め来る敵と戦いぬき、多くの民間人の命を救った~みたいなハナシです。
コレはホントにあったハナシで、大場大尉とゆうヒトも実在したヒトらしいですね。
映画としても、かなり宣伝にチカラ入れてるし、かなりな大作とゆうか話題作です。
で、感想は...まあ、なかなかな戦争映画でした。
戦争映画だから、戦闘シーンとかもあるし、迫力みたいなモノもけっこうあるんですけど、大場大尉らが少数で大多数の米軍から民間人を守った~ってのが最大のテーマになってるからか、戦闘そのモノよりも、極限状態でもあきらめないでアタマを使って工夫したりして生きていく~みたいな部分が強かったような気がしました。
が、ソレもちょっと極限状態がイマイチ見えてこないで、なんかどうとでも生き残れるような感じがしちゃって、そゆ部分ではちょっと物足らない感じでした。
大場大尉をヒーローとして描きすぎてるような気がしました。
まあ、大勢の民間人を救ったヒーローなんでしょうけど。
もっと、本当の戦争とか、極限での悲惨な状態とかが描けてれば、真実味が出てたと思うんですけど。
とは言え、実話がベースなので、ホントの現実はけっこう淡々と進んでいくモノだから、コレが真実なのかもしれませんが...
Posted at 2011/02/19 21:19:53 | |
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