ぽにゃのブログ一覧

今月のマンガ関係の散在で、最大のモノです。
以前、ブログに書いた、「乙嫁語り」の作者さんの過去作とゆうか、前作です。

「乙嫁語り」は１９世紀後半の中央アジアのハナシですが、こちらはおなじく１９世紀後半ですが、産業革命直後のイギリスのオハナシです。
家庭教師を引退した老婦人のもとで働くメイドのエマと、老婦人の元教え子で、貴族ではないけれども社交界では完全に上流階級であるジョーンズ家の長男ウィリアムが出会い、許されるワケのない恋に落ちて～みたいなハナシです。

コレも面白かったですね～
この作者さん（女性）、メイド好きだそうで、メイドの描き込みがスバラシイです。
ハナシも、けっこう波乱なんですけど、そんなにドロドロしたトコロがなく、すっきりと読める感じです。

想いあっている同士がいろんなコトにジャマされてすれ違ったりうまくいかない～って、この感じ、なんか覚えがあるな～って思ったら、ムカシ読んでハマってた高橋留美子さんの「めぞん一刻」の感じでした。
まあ、時代背景とか身分での差別とか、まったく違うハナシなんですけど、でも、なんか同じテイストを感じました。
だからこそ抵抗感なくスッキリ読めたのかもしれませんけど。

ホント、ハマると見境いなくなっちゃうとゆうか、全１０巻オトナ買いしてしまいました...
うちのおくさんは、「メイド...？」と呆れてます。
ま、マンガか映画（か、お酒）しかお金のかからない人生を送っているので、コレくらいはいいかな～って思ってますが。