
またマンガかい~って感じですが、またマンガです。
このところ、マンガ買いがちょっと頻繁なモノで。
コレはまったく知らなかったんですが、某読売新聞で紹介されていて、「コレは読まねば~」とゆう使命感に襲われて、本屋さんを探したんですが、なかなか置いてなくてネットで注文して買ったモノです。
3月11日の大震災を仙台の自宅で迎えた作者さんが、震災直後から画像投稿サイトpixivにアップしてきたラフ画が注目を集め、単行本化されたモノです。
ま、経緯はもっといろいろあるみたいですが。
内容は、ご本人曰く、長年「下層マンガ家」としてマンガを描き続けていた作者さんが、3月11日の大震災を自宅で迎え、さいわい家族は無事だったものの、家の中はメチャクチャ、電気、水道、ガスは止まっている状態で、最低限のライフラインが動きだすまでの7日間のサバイバル生活を描いたモノです。
まあ、ソレだけでは単行本にならないので、作者さん自身のマンガ家人生みたいなのの描き下ろしが入ってます。
コレはすごいマンガだと思いました。
作者さんも仰ってますけど、「大勢のかたが亡くなられたなかで、家族は無事だし、自宅でもかろうじて生活ができていたし、マンガまで描けていたんだから、マシなほうだろう~」って思ってしまいがちですけど、ハナシはそんなコトじゃないんですよね。
実際に震災の中にいて、ソレを乗り越えて生きてきた、リアルな現実(ヘンなコトバですが)がソコにはあるってコトがすごいんですね。
マンガですけど、現実なんですね。
うまくコトバにできないですけど、コレは買ってホントによかったと思えるマンガでした。
Posted at 2011/08/31 21:45:45 | |
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