
年末年始に買ったマンガです。
以前ブログに書いた、「高杉さん家のおべんとう」の作者さんの過去作です。
「高杉さん~」がかなり気にいってしまったので、同じ作者さんの他の作品も読みたくなって、調べて買いました。
「まるいち」とゆう、家庭用のロボットと、ソレにかかわるヒトたちのアレコレが描かれています。
基本的な動作はインプット済みで、あとは使うヒトが実際に「まるいち」に動作をやってみせて、記憶させるコトにより、命令に従って動作する「まるいち」。
あくまで家電なので、意思とかはなく、ヒト以上の動作も運動制限があってできないってのがミソです。
そんな「まるいち」の開発室にバイトで入り込んだ20歳の幸太と、開発責任者の美月のすれ違いな恋物語りもちょっとあったりします。
ってゆうと、ロボットを介したラブコメか?って感じですが、じつはこのマンガ、とんでもなく深い内容だったりします。
覚えさせればナンでもできる「まるいち」によって、ヒトは単純作業から解放されたり、介護問題も解消されたりするんですが、じつはそんなに簡単じゃあないぞ~って感じで。
さらには、善悪の判断のできない「まるいち」に、悪いコトを教えて実行させたら~みたいな、この先に本当にあってもおかしくないような問題がけっこうマンガながらにリアルに描かれていて、ホントに興味深いし面白いです。
コレはじぶん的にはかなりアタリでした。
ナンといっても、「まるいち」がカワイイのがいいです。
この作者さん、人情系もハナシがうまくて、そゆトコも気に入りました。
コレ読んだら、さらに他の作品も読みたくなっちゃいました。
いろいろ手を出し過ぎたらイカンな~って思いつつ、誘惑に負けている今日このごろです...
Posted at 2012/01/05 21:28:18 | |
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